安田記念のデータ分析です。

本日は、好走データではないものの、当日人気馬から二桁人気の穴馬まで、各年で最低1頭以上好走馬が続いてる、ある共通点について取り上げたいと思います。

過去の該当馬は多数いますので、その中から好走馬のみを挙げていきます。

※データは過去10年分です。

安田記念 2018 データ:10年連続好走条件

2017年
1着(7番人気):サトノアラジン
2着(8番人気):ロゴタイプ

2017年
2着1番人気):モーリス

2015年
2着3番人気):ヴァンセンヌ
3着(12番人気):クラレント

2014年
2着(16番人気):グランプリボス
3着(10番人気):ショウナンマイティ

2013年
3着(12番人気):ダノンシャーク

2012年
1着2番人気):ストロングリターン
2着(13番人気):グランプリボス
3着(15番人気):コスモセンサー

2011年
1着(9番人気):リアルインパクト
3着3番人気):スマイルジャック

2010年
3着(5番人気):スマイルジャック

2009年
1着1番人気):ウオッカ
2着2番人気):ディープスカイ

2008年
1着2番人気):ウオッカ

好走馬は以上17頭。

この17頭に共通していた点は…
同舞台(=東京芝1600m戦)の重賞で5着以内の実績がある
東京芝重賞で2着以内の実績がある
の2点です。

この2点を満たした該当馬は→【5-6-6-61】(連対率14.1%、複勝率21.8%)。

好走データではありませんので、全体成績で見るとかなり数字的には寂しいデータとなりますが、上記2点を満たした該当馬は、この10年連続好走中となっています。当日人気馬だけでなく、二桁人気馬も多数、幅広く活躍しています。


同舞台の重賞実績(東京新聞杯、富士S、ヴィクトリアマイルなど)と、東京芝重賞で連対実績ということで、それだけ実績があれば好走するのは当たり前というところもあるんですが、今年はこの2点を満たしてない馬たちが、当日人気を集めることになりそうなので、この傾向がどう機能してくれるのかというところで注目したいと考えています。



該当馬

先程挙げた共通点2点をともに満たしている該当馬は…
アエロリット
サトノアレス
リスグラシュー
レーヌミノル
レッドファルクス

の5頭。

当日そこそこ人気を集めそうな馬も含め、これだけ数もいますので、今年もここから好走馬が出てきてくれそうですね。

どの馬を選んでいくかは、明日発表の枠順と、前日の馬場次第となりますが、ひとまず予想の中心となる馬はここから選んでいくことになりそうかと。



そして、さらに気になるのが、この5頭から何頭の好走馬が出てきてくれるのかというところですね。

今回名前が挙がらなかった中には…
スワーヴリチャード
サングレーザー
ペルシアンナイト
と、当日人気が濃厚な3頭がいますので、昨年のように好走条件を満たした該当馬から2頭の好走馬が出てきてくれるのであれば、馬券対象は残り1席。この3頭から1頭しか好走馬が出てこないとなれば、波乱も期待できるのではないかと。

まだまだ悩んでいる段階ではありますが、諸々含め、気になっている10年連続好走条件となります。




最後に、今回名前が挙がった該当馬5頭の中で、注目している1頭を挙げたいと思います。
(※レッドファルクスでした。)
です。

先週のような高速馬場では出番がなさそうですが、今週は全国的に雨が降りましたので、時計がかかる馬場に変わってくれれば、この馬にもチャンスが出てくるのではないかと。当日も人気になることはなさそうなので、ひとまずは押さえておきたい穴馬候補の1頭と注目しています。


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