チューリップ賞のデータ展望です。

まずは出走予定馬をみていきます。
馬名性齢負担
重量
アドマイヤリード
牝354.0
アリアカンタービレ
牝354.0
ウインファビラス
牝354.0
エルビッシュ
牝354.0
カイザーバル
牝354.0
クィーンズベスト
牝354.0
クリノラホール
牝354.0
クロコスミア
牝354.0
グランドサッチャー
牝354.0
サクレディーヴァ
牝354.0
シンハライト
牝354.0
ジュエラー
牝354.0
デンコウアンジュ
牝354.0
フォールインラブ
牝354.0
ブライスガウ
牝354.0
ブランボヌール
牝354.0
ラベンダーヴァレイ
牝354.0
リルティングインク
牝354.0
レッドアヴァンセ
牝354.0
ヴィブロス
牝354.0

以上、20頭が登録されています。

抽選対象は…
アリアカンタービレ
ヴィブロス
カイザーバル
クィーンズベスト
グランドサッチャー
クリノラホール
サクレディーヴァ
フォールインラブ
ブライスガウ
ラベンダーヴァレイ
リルティングインク
の11頭。ここから9頭が出走可能となります。



続いて、netkeibaさんの予想オッズです。
人気馬名予想オッズ
1ジュエラー2.4
2レッドアヴァンセ3.6
3シンハライト4.4
4ウインファビラス8.0
5ブランボヌール11.9
6デンコウアンジュ21.4
7ヴィブロス25.6
8アドマイヤリード33.9
9エルビッシュ39.0
10クロコスミア42.1
※上位10頭を記載。


1番人気予想は、ジュエラー
前走、新馬上がりで挑んだシンザン記念では、開幕間もない馬場、前につけた馬が有利な中で、1頭違う脚で上がっていきタイム差なしの2着と好走。上り最速はもちろんのこと、上り2位だった馬が34.9秒に対し、この馬は34.5秒と、0.4秒差違う脚を使っていましたので、末脚というところ部分ではインパクトがある内容だったと思います。
半姉にあたるワンカラットが同じ舞台である桜花賞で4着と健闘していますし、初の阪神もすんなりこなしてくれそう。またシンザン記念で敗れたレインボーラインが、先週アーリントンカップを勝利したように、前走のレベルもある程度のものはあったと思いますので、今回牝馬限定戦、直線の長い外回りコースということを考えれば、この馬の末脚に期待したいところがありますね。


2番人気予想は、シンハライト
出走馬中唯一のキャリア2戦以上の無敗馬。前走紅梅ステークスでは、人気を分けたワントゥワンに迫られながらもハナ差しのぎ、勝負根性を感じられる内容だったと思います。またここ2戦の走りや血統面からも、今回の距離延長はプラスになると思います。
ただ、これまでに戦ってきた相手を考えれば、実績面としては少しワンパンチが足りないかなと。今回は相手がグッと強化される印象がありますね。無敗馬というところで人気になるのも分かりますが、そこまで信頼度は高くないと、現時点では考えています。


3番人気予想は、レッドアヴァンセ
サトノルパン、レッドアリオン、クラレント、リディルらを輩出してきた母エリモピクシーの良血馬。デビューからこれまで4戦全て2着と、連対率100%をキープしています。未勝利を抜けるのに少し時間がかかりましたが、未勝利上がりで挑戦した前走エルフィンステークスでは、最速上りの脚で快勝を収めています。
前走見せた末脚やこれまでの安定感からは、ここも期待をしたいところではありますが、お兄さんたちのこれまでの走りからは、阪神マイルがベストということはなさそうなので、能力は認めるものの、アタマのイメージは湧かないですね。


4番人気予想は、ウインファビラス
前走阪神ジュベナイルフィリーズでは、メジャーエンブレムに敗れるも2着と好走。新潟2歳ステークスでも2着と好走しており、マイル適性の高さを感じます。今回はメジャーエンブレムが不在となりますので、前走の結果からは、格好を付けてもらいたいところ。
また、これまでの走りからは、末脚が常に上位に来るという訳ではなく、そこそこの位置取りでそこそこの脚を使う、派手さではないがレース運びが上手い馬という印象がありますので、前々走アルテミスステークスのように、瞬発力がかなり要求されるレースにならなければ、ここも上位に加わってくれるとみています。


5番人気馬予想は、ブランボヌール
これまで先行、好位から競馬をするイメージがありましたが、前走阪神ジュベナイルフィリーズでは、差し競馬に回るも3着と好走。これでデビューから4戦全て3着以内をキープ。またデビュー戦後は全て重賞レースに出走していますので、実績という部分では最上位とみています。ウインファビラス同様、こちらも前走の結果としては侮れない1頭だと思います。
ただ、マイルは少し長い印象もあります。前走は道中の位置取り、展開が上手く噛み合ったように映りましたので、同じ臨戦過程というところでは、先に挙げたウインファビラスの方に魅力を感じています。

以上が予想オッズの上位5頭となります。


これまでの成績、実績面からは、どの馬たちもある程度の魅力は感じますが、データ派としては、やはり前走阪神JF組のウインファビラスブランボヌールに注目したいと考えています。

過去9年(阪神競馬場改装後)、前走阪神JF組は、5-4-4-3(連対率56.3%、複勝率81.3%)。この組というだけで好成績となります。昨年は、この前走阪神JF組であったココノアイ、レッツゴードンキが共に好走。該当馬が最低1頭でもいれば好走馬が出てくる、そんな傾向となっています。

この傾向を考えれば、ウインファビラス、ブランボヌールが共に凡走ということは考えにくいですね。先に挙げた通り、能力は認めるものの、距離適性というところでは、ブランボヌールよりもウインファビラスを評価したいところ。ただ、どちらも臨戦過程としては良い傾向となりますので、この2頭を中心に、軸なり対抗馬に置こうと現時点では考えています。



最後に、穴馬候補としては、A人気ブログランキング(※ラベンダーヴァレイでした)が気になりますね。
これまでの走りからは底が見えたようにも感じていますが、前走は大幅に馬体を減らしており、決して良い状態ではなかったと思います。またこのチューリップ賞では非常に魅力を感じる血統となっていますので、万全の状態であればどこまでやれるのかというところで注目したい1頭とみています。まずは抽選を突破できることを願いたいですね。

新参者ですが、応援の方、
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