天皇賞 春のデータ展望です。

まずは出走予定馬から。
馬名性齢負担
重量
騎手
アドマイヤデウス
牡658.0岩田
アルバート
牡658.0川田
カレンミロティック
セ958.0池添
キタサンブラック
牡558.0武豊
ゴールドアクター
牡658.0横山典
サトノダイヤモンド
牡458.0C.ルメール
シャケトラ
牡458.0田辺
シュヴァルグラン
牡558.0福永
スピリッツミノル
牡558.0
タマモベストプレイ
牡758.0吉田隼
ディーマジェスティ
牡458.0蛯名
トーセンバジル
牡558.0四位
トウシンモンステラ
牡758.0
ファタモルガーナ
セ958.0浜中
プロレタリアト
牝656.0杉原
ヤマカツライデン
牡558.0松山
ラブラドライト
セ858.0酒井
レインボーライン
牡458.0M.デムーロ
ワンアンドオンリー
牡658.0和田
※騎手は想定となります。

以上、19頭が登録されています。

フルゲート18頭立てで、除外対象はトウシンモンステラ。

天皇賞 春 2017 キタサンブラック、サトノダイヤモンドの注目傾向

本日は、当日人気が濃厚であるキタサンブラックサトノダイヤモンドに関して、押さえておきたい、注目したいと考えているデータ、傾向について取り上げたいと思います。


この2頭が各々、唯一該当しているものとして、以下の点に注目しています。

キタサンブラック→天皇賞 春の連覇がかかっている
サトノダイヤモンド→前年の菊花賞馬
です。

ここから各々が該当している点で、過去の該当馬たちはどうだったのかを見ていきたいと思います。まずはキタサンブラックから。


天皇賞 春 2017 データ:連覇がかかった馬の傾向

■2014年:フェノーメノ
前年:2番人気
翌年:4番人気1着

■2012年:ヒルノダムール
前年:7番人気
翌年:5番人気11着

■2010年:マイネルキッツ
前年:12番人気
翌年:4番人気2着

■2008年:メイショウサムソン
前年:2番人気
翌年:2番人気2着

■2001年:テイエムオペラオー
前年:1番人気
翌年:1番人気1着

■1999年:メジロブライト
前年:2番人気
翌年:3番人気2着

■1997年:サクラローレル
前年:3番人気
翌年:1番人気2着

※データは過去20年分です。
※前年勝利した時の当日人気、翌年の当日人気・着順を記載しています。

連覇がかかった該当馬は、以上9頭。


連覇がかかった該当馬の成績は→【2-4-0-1】(連対率、複勝率ともに85.7%)となります。

連覇を達成できたのは2頭しかいませんが、着外は2012年のヒルノダムール1頭のみ。その他の馬たちは全馬連対しており、非常に良い傾向となっています。

また着外だったヒルノダムールは当日5番人気、その他の馬たちは当日4番人気以内となりますので、当日人気で線引ができるのであれば、当日1、2番人気が濃厚なキタサンブラックには追い風になるかもしれないですね。


天皇賞 春 2017 データ:前年の菊花賞馬の傾向

■2016:キタサンブラック
菊花賞:5番人気
天皇賞 春:2番人気1着

■2013:ゴールドシップ
菊花賞:1番人気
天皇賞 春:1番人気5着

■2012:オルフェーヴル
菊花賞:1番人気
天皇賞 春:1番人気11着

■2008:アサクサキングス
菊花賞:4番人気
天皇賞 春:1番人気3着

■2006:ディープインパクト
菊花賞:1番人気
天皇賞 春:1番人気1着

■2004:ザッツザプレンティ
菊花賞:5番人気
天皇賞 春:3番人気16着

■2003:ヒシミラクル
菊花賞:10番人気
天皇賞 春:7番人気1着

■2002:マンハッタンカフェ
菊花賞:6番人気
天皇賞 春:2番人気1着

■2001:エアシャカール
菊花賞:2番人気
天皇賞 春:4番人気8着

■2000:ナリタトップロード
菊花賞:3番人気
天皇賞 春:2番人気3着

■1999:セイウンスカイ
菊花賞:2番人気
天皇賞 春:2番人気3着

※こちらもデータは過去20年分です。
※菊花賞を勝利した時の当日人気、翌年の天皇賞 春の当日人気・着順を記載しています。

該当馬は、以上11頭。


前年の菊花賞馬の成績は→【4-0-3-4】(連対率36.4%、複勝率63.6%)となります。

こちらは4頭の勝利馬が出てきていますが、敗れた馬もチラホラと出てきており、率としては少々下がります。

また敗れた馬たちには、ゴールドシップやオルフェーヴルといった、その後もG1を複数勝利する馬も含まれますので、これまで1度も着外がないサトノダイヤモンドであっても、わずかながら不安が残る傾向と言えるのではないでしょうか。


以上が、キタサンブラック、サトノダイヤモンドに関して、注目したいデータとなります。



今回取り上げた傾向はあくまでも一要素にしか過ぎないので、これだけでどうこう判断することはできないですが、各々が唯一該当しているデータからは、"キタサンブラックの方がより良い傾向にある"ということがひとつ言えますね。甲乙つけがたい2頭ではあるものの、現時点ではキタサンブラックの方を若干ながら上に評価したい、軸馬候補最有力と考えています。



最後に、現時点でキタサンブラックと合わせて注目している対抗馬候補を挙げたいと思います。
A人気ブログランキング
(※シュヴァルグランでした)
です。

キタサンブラック、サトノダイヤモンドは抜群に安定した走りを見せていますが、安定感というところではこちらも評価できる1頭。また、素直に血統だけを見ればこちらの方が長距離向きといえますので、勝つイメージは持てないものの、手堅い走りは期待できるのではないかと注目しています。


応援の方、よろしくお願い致します。