天皇賞・秋の予想です。

今年は、昨年波乱となった結果を含め、各前哨戦が終わった時点で買いたいと考えていた馬たちがいますので、そこに1頭気になる穴馬を絡めつつ、勝負したいと思います。ではまず軸馬から。
(以下で挙げていくデータは過去10年分となります)

天皇賞 秋 2016 予想

軸馬は、モーリスにしました。
1回目の展望内では、前走札幌記念組のデータから不安要素を挙げました。また距離がベストではないということも重々承知の上なんですが、やはり能力としては一つ抜けているのではないかというところで、ここを1番手にしたいと思います。

これまでの実績もさることながら、特に、評価したいと思ったのは前走の札幌記念です。逃げて勝利を収めたネオリアリズム含め、上位馬の大半は、4角3番手以内、最後の直線もラチ沿いを通った馬たちで、そんな中モーリスは8枠15番という枠の影響もあり、終始外々を回り、中団からの競馬からとなりましたが、それでも2着を確保。展開、位置取りを考えれば、もっと敗れててもおかしくはなかったと思いますので、逃げ馬こそ捉えられなかったものの、負けて強しの内容だったと思います。
(モーリス同様、同じように後方から競馬で3着と好走したレインボーラインは、次走の菊花賞で2着と好走しました。)

ベストではないものの、前走の走りからはこの2000mという距離も問題なくこなしてくれそうで、今回は前走よりも競馬がしやすいであろう枠にも入れましたので、名手ムーアを背に前走よりも一つ上の着順を期待したいと思います。



対抗馬の2頭は、ルージュバックアンビシャス
モーリスは前走レース別のデータに反する形となりましたので、ここは手堅いデータの該当馬が選んでいきました。

注目したいのは、前走毎日王冠組です。
前走毎日王冠組は、6-4-3-49(連対率16.1%、複勝率21.0%)で、これを前走着順別に分けていくと…
・前走2着以内
4-2-2-8(連対率37.5%、複勝率50.0%)

・前走3着以下
2-2-1-41(連対率8.7%、複勝率10.9%)

と、圧倒的に連対馬が良い傾向となっています。

昨年は、毎日王冠組の連対馬が共倒れするという、イレギュラーな結果となりましたが、これまでの傾向がある程度戻ってきてくれるのではあれば、今年は前走連対馬から好走馬を期待できるのではないかと考えました。


前走の毎日王冠は、差し・追込馬が有利な展開、外伸びの馬場というところで、連対馬の2頭よりも敗れた馬の方を評価すべきなのかとも考えましたが、それでも3着以下を3馬身以上突き離しましたので、力があってこその結果という見方をすれば、着順通り、順当にこの2頭を評価したいと思います。



最後に穴馬は、H人気ブログランキング(※サトノノブレスでした)。
昨年まずまず波乱となりましたので、今年はある程度堅く決まりそうかなと思いつつも、これだけ人気がなければ妙味十分というところで、この馬に注目したいと思います。

これまでG1ではほとんど結果が残せていないので、格というところでは若干見劣りするものの、これまでの挑戦したG1レースは距離が合わなかったり、位置取りが後ろ過ぎたりと、敗因としてははっきりとしたものがあるとみています。今回は自身が最も実績を重ねた距離となりますし、枠としても良いところに入れたと思いますので、逃げるであろうエイシンヒカリ、その後の先行馬たちを目標に良い位置取りができるのではないかとみています。様々噛み合う必要はありますが、枠順、展開、位置取り、距離と、条件としては揃っていると思いますので、この馬の強みがより引き出されるのではないかというところで期待したいと思います。


<天皇賞 秋 2016 予想>
◎軸馬:モーリス
◯対抗馬1:ルージュバック
▲対抗馬2:アンビシャス
△穴馬:H人気ブログランキング
(※サトノノブレスでした)
☆流し:2、4、5、6、10、11、13番以外
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