天皇賞・秋のデータ展望です。

本日は、過去の結果から気になっている当日人気について取り上げたいと思います。データというデータではないので、優しい目で見て頂ければ幸いです(●´ω`●)。

まずは出走馬、枠順が確定しましたので、その部分から。
馬番 馬名 騎手 過去10年の枠別成績 連対率 複勝率
1 1 ディサイファ 四位 洋文 3-2-1-14 25.0% 30.0%
2 アンビシャス M.デムーロ
2 3 サトノクラウン C.ルメール 2-1-0-17 15.0% 15.0%
4 ダコール 三浦 皇成
3 5 クラレント 田辺 裕信 0-0-3-16 0.0% 15.8%
6 カレンミロティック 福永 祐一
4 7 ラストインパクト 菱田 裕二 1-3-2-14 20.0% 30.0%
8 ラブリーデイ 浜中 俊
5 9 エイシンヒカリ 武 豊 0-3-0-17 15.0% 15.0%
10 ペルーサ 柴山 雄一
6 11 ワンアンドオンリー 内田 博幸 2-0-2-16 10.0% 20.0%
12 ダービーフィズ C.デムーロ
7 13 ヴァンセンヌ 横山 典弘 2-1-1-22 11.5% 15.4%
14 ステファノス 戸崎 圭太
15 ショウナンパンドラ 池添 謙一
8 16 イスラボニータ 蛯名 正義 0-0-1-28 0.0% 3.4%
17 スピルバーグ 北村 宏司
18 アドマイヤデウス 岩田 康誠
上記は、過去10年、枠別成績(連対率、複勝率)を記載しています。

当日人気が濃厚な2頭、ラブリーデイエイシンヒカリは並んで8番9番と真ん中に。M.デムーロ、ルメールが騎乗の3歳馬は共に内枠。また昨年の1着、3着馬であるスピルバーグイスラボニータは共に8枠となりました。

個人的には、この横並びとなった各馬2頭が、パッと見ではなんとも怪しいなと感じますね。3連勝中の人気馬のどちらか、JRA外国人騎手が跨る内に入った3歳馬のどちらか、昨年の好走馬のどちらか、各々1頭ずつという組み合わせで決着するのでは!?とちょっと想像してしまいますね(´∀`*)。




続いて、過去10年、好走各馬の当日人気を見ていきます。
1着馬 2着馬 3着馬 天候 馬場 出走数
2014 5番人気 2番人気 1番人気 18頭
2013 5番人気 1番人気 3番人気 17頭
2012 5番人気 1番人気 2番人気 18頭
2011 7番人気 2番人気 6番人気 18頭
2010 1番人気 4番人気 2番人気 稍重 18頭
2009 5番人気 7番人気 1番人気 18頭
2008 1番人気 2番人気 3番人気 18頭
2007 1番人気 7番人気 6番人気 稍重 18頭
2006 4番人気 7番人気 2番人気 18頭
2005 14番人気 1番人気 13番人気 18頭
※1:赤、2:青、3:黄、4:ピンク、5:緑で、当日人気を色分けしています。

上記に記した2005年を含め、2003年~2005年は当日二桁人気だった馬が好走しましたが、2006年以降は、ずっと7番人気以内で決着しています。


この7番人気以内で決着している流れが、本日取り上げたい気になっている点となります。

簡単に言ってしまえば、この7番人気以内の流れがいつまで続くのか?そろそろ途切れて、8番人気以下からの好走馬が今年は期待できるのではないか、そんな淡い期待となります(。・ω・)。


そして、このそろそろ途切れるかもしれないと考えている点と、合わせて見ていきたいのが、以下の人気になった馬たちです。
・当日8番人気
・当日11番人気
・当日15番人気~18番人気


この6つの当日人気はなにかと言うと…過去20年、全く好走馬が出ていない当日人気となります。

ずっと7番人気以内で決まっていたので、放置されていた人気があるのも当然なんですが、過去20年まで遡っても、好走馬が出てきていない人気がこれだけありますので、今年こそはどこからか好走馬が出てくるのではないかと淡い期待を持っています。シンプルに考え過ぎていることは重々承知なんですが、私がたまに記事内で言う、“そろそろパターン”を、今年は期待したいなと、そんな考えが出てきています。


昨年は、メンバー的に、過去の流れ通り7番人気以内で決着するだろうと思い、その形で組んでいきましたが、今年は昨年ほど堅いイメージを現時点では持てていません。なので、仮に7番人気以内ではなく、8番人気以下の馬たちから好走馬が出てきてくれるのであれば、この20年、全く好走馬が出ていない人気に狙いを定めて、勝負するのも一つではないかと。

当日15番~18番人気というのは、他のレースでもほとんど好走馬が出てこれない人気だと思うので、現実的な部分では、やはり当日8番人気、11番人気に特に期待したいなと考えています。

以上が、この10年(20年)の結果から気になっている点となります。



少々馬鹿げた考えかもしれないですが、こういった“そろそろパータン”で結果が出たレースも実際にあります。同じ様な当日人気でいえば、この天皇賞 秋と関連深い、毎日王冠です。

出走馬の1頭であるイスラボニータは、前走毎日王冠で7番人気3着と好走しました。この7番人気というのが、過去20年、全く好走馬が出てきない人気となっていました。私は毎日王冠の記事内で、以下のように記載しています。
“また、現在のこの馬の人気は、ここ10数年全く好走馬が出てきていないので(オッズ変動がコワいですが…)、そろそろ来るだろうというところもありますので、アタマは少し考えにくいですが、2、3着ならと期待をしています。“

この内容は穴馬推奨したステファノスで、イスラボニータではないんですが、記事を書いていた前日の時点で7番人気だったので、他のデータも含め推奨する形をとりました。残念ながら、最終的にステファノスが8.8倍の6番人気、イスラボニータが9.2倍の7番人気と、人気が変動してしまったんですが、結果として7番人気を狙ういうこと自体は間違っておらず、個人的に買っていたエイシンヒカリとのワイドを的中することができました(´∀`*)。

と、こういったこともありますので、これを重視するということは考えていませんが、仮に狙いたい馬が、まだ好走馬が出てきていない当日人気となれば、思い切って買ってみるのも一つかなと。18番人気から好走馬がいつかは出てくるとは思っていないですが、今回注目したい8番人気11番人気といったところは、現実的にいつかは好走馬が出てくると思っていますので、今年好走馬が出てこなくとも、来年以降もずっと追っかけていきたい注目したい点と考えています。



では最後に、今回枠順が発表されて、好枠をひいたと感じる穴馬候補を。
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枠別の傾向的にも、その他のデータ的にも厳しい印象があるんですが、この馬の走り、脚質を考えれば、開き直って乗れるのではないかと。あとは馬場が味方してくれるのか、土曜日の傾向にも注目したいですね。

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