宝塚記念のデータ分析です。

本日は、今年穴馬の好走があれば、このデータの該当馬から出てきてくれるのではないかと注目している、ある条件を満たした馬たちの好走データについて取り上げたいと思います。

まずは過去の該当馬たちから挙げていきます。


宝塚記念 2018 データ:G1好走歴がない馬たちの好走条件

※データは過去10年分です。

2017年
該当馬ナシ

2016年
16着(3番人気):アンビシャス

2015年
1着(6番人気):ラブリーデイ

2014年
2着(9番人気):カレンミロティック

2013年
7着(8番人気):ローゼンケーニッヒ

2012年
3着(6番人気):ショウナンマイティ

2011年
5着(2番人気):ルーラーシップ

9着(9番人気):トーセンジョーダン

2010年
1着(8番人気):ナカヤマフェスタ

3着3番人気):アーネストリー

2009年
2着3番人気):サクラメガワンダー

2008年
1着(5番人気):エイシンデピュティ

以上11頭。

この11頭に共通した点は…
G1で3着位内の好走歴がない、またはこの宝塚記念がG1初出走
前走0.1秒差以内
当日9番人気以内
の3点。

この3点を満たした該当馬は→【3-2-2-4】(連対率45.5%、複勝率63.6%)。

注目したのは一つ目の絞り込み要素である、G1好走歴がない、またはこの宝塚記念がG1初出走となる馬たちです。

一つ目の絞り込み要素のみでの全体成績は、以下の通り。
G1で3着位内の好走歴がない、またはこの宝塚記念がG1初出走
3-2-2-53】(連対率8.3%、複勝率11.7%)

この組の好走馬7頭全馬が、先述の2点を満たしていたことになります。


前走勝利馬、もしくは2着以下に敗れるも勝ち馬からはほとんど着差なく上位争いに加わった馬から好走馬が出てきており、G1実績がない分、近走しっかりと結果を残している馬が良い傾向ということになりますね。

今年は、このG1で好走歴がない、またはG1初出走となる該当馬がまずまず数がいますので、このデータが上手く機能してくれないかと注目しています。


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データの該当馬

出走予定馬の中で、これまでG1好走歴がないまたは今回がG1初出走となるのは…
アルバート
サイモンラムセス
ストロングタイタン
ゼーヴィント
タツゴウゲキ
ノーブルマーズ
パフォーマプロミス
ミッキーロケット
の8頭。


当日人気はさておき、この8頭の中で、前走着差0.1秒以内を満たしているのは…
サイモンラムセス
ストロングタイタン
ノーブルマーズ
パフォーマプロミス

の4頭。

サイモンラムセスは前走条件組の高齢馬ということで厳しい印象がありますが、残りの3頭は前走重賞組の好走馬となりますので、この3頭が実質の該当馬となりそうですね。

先述の好走データは複勝率6割強となるので、該当馬が複数となってくれれば、1頭くらいは好走馬が出てきてくれるのではないかと期待をしています。


中でも最も注目しているのは…
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(※ストロングタイタンでした)
です。

近走の走りからは阪神舞台の適正は高そうですし、正攻法の競馬ができる脚質からも崩れず走ってくれるのではないかと期待しています。実績が少ない分、人気にもならないと思いますので、穴馬候補の1頭として注目しています。


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