宝塚記念のデータ展望です。

本日は、ここが機能してほしいと考えている注目傾向について取り上げたいと思います。


まずはざっくりと、前走着順別のデータから挙げていきます。
※以下で挙げていくデータは過去10年分です。

<前走着順別データ>
・前走5着以内
8-9-8-71】(連対率17.7%、複勝率26.0%)

・前走6着以下
2-1-2-50】(連対率5.5%、複勝率9.1%)

上記は、前走上位馬が今回も上位に入ってくるという、至って当たり前のデータとなるんですが、今年は登録馬11頭中7頭が前走6着以下という、G1レースながら前走掲示板内に入った馬が非常に少ないメンバー構成となりそうなので、この前走6着以下の組に注目してみました。

宝塚記念 2017 データ:前走6着以下の注目傾向

前走6着以下の組から、もうひとつ要素を加えていくと、以下のデータとなります。
前走6着以下:【2-1-2-50】

・この宝塚記念が年明け3戦目
2-1-2-11】(連対馬18.8%、複勝率31.3%)

・この宝塚記念が年明け3戦目以外
0-0-0-39

以上のように、前走6着以下の好走馬5頭には、この宝塚記念が年明け3戦目という共通点がありました。反対に、年明け初戦や2戦目、4戦目以上使われた該当馬たちは苦戦傾向となっていました。

休み明けが得意な馬や、3、4戦使われて少しずつ調子を上げていく馬などもいますので、一概には言えないですが、大半は休み明けを経て、叩き2、3戦目に最も良い状態(2、3戦目に照準を合わせて状態を上げていく)ということになりますので、この傾向が今年も引き継がれるのではないかと注目しています。



<該当馬>
□前走5着以内の該当馬:【8-9-8-71】(連対率17.7%、複勝率26.0%)
キタサンブラック
クラリティシチー
シュヴァルグラン
スピリッツミノル


□前走6着以下の該当馬:【2-1-2-50】(連対率5.5%、複勝率9.1%)
・この宝塚記念が年明け3戦目
ゴールドアクター
サトノクラウン
ヒットザターゲット
ミッキークイーン
レインボーライン


・この宝塚記念が年明け3戦目以外
シャケトラ(年明け4戦目)
ミッキーロケット(年明け4戦目)


本日取り上げた内容からは、シャケトラミッキーロケットの2頭が【0-0-0-39】のデータに該当となります。2頭ともに前走からの距離変わりはプラスに働きそうなんですが、今回取り上げたデータからは非常に狙いづらいということになりますね。

今年は少頭数が確実な分、配当を考えればわずかでも絞り込みをかけていきたいので、このデータが機能してくれることに期待したいと考えています。


以上が、前走6着以下の注目傾向となります。




今回の取り上げた内容が上手く機能してくれれば、前走6着以下から巻き返しの可能性があるのは…
ゴールドアクター
サトノクラウン
ヒットザターゲット
ミッキークイーン
レインボーライン

の5頭。

この5頭の中で、最も巻き返しを期待できるのではないかと考えている注目馬を最後に挙げたいと思います。


この馬です→B人気ブログランキング
(※レインボーラインでした)

安定感がない馬ですし、前走レース別のデータからもマイナスを持ち合わせた1頭なんですが、実績は申し分なし。前走は馬体が大きく変動したことも敗因につながったとみていますので、ある程度状態が戻れば、巻き返してくれるのではないかと、期待したい1頭と考えています。


応援の方、よろしくお願い致します。