宝塚記念のデータ展望です。

まずは出走予定馬から。
馬名性齢負担
重量
騎手
キタサンブラック
牡558.0武豊
クラリティシチー
牡658.0松山
ゴールドアクター
牡658.0横山典
サトノクラウン
牡558.0M.デムーロ
シャケトラ
牡458.0C.ルメール
シュヴァルグラン
牡558.0福永
スピリッツミノル
牡558.0
ヒットザターゲット
牡958.0
ミッキークイーン
牝556.0浜中
ミッキーロケット
牡458.0和田
レインボーライン
牡458.0岩田
※騎手は想定となります。

以上11頭が登録されています。

宝塚記念 2017 予想オッズと上位馬考察

続いてnetkeibaさんの予想オッズと、上位馬たちをみていきます。
人気馬名予想オッズ
1キタサンブラック1.7
2シャケトラ6.5
3ミッキークイーン7.2
4サトノクラウン7.5
5シュヴァルグラン7.5
6ゴールドアクター12.2
7レインボーライン16.2
8ミッキーロケット16.3
9スピリッツミノル202.4
10ヒットザターゲット214.3
11クラリティシチー283.9


※データは過去10年分です。

1番人気予想:キタサンブラック

父:ブラックタイド(サンデーサイレンス系)、母父:サクラバクシンオー(プリンスリーギフト系)

前走2017/04/30
天皇賞(春)(G1)1番人気1着京都 芝3200m
前々走2017/04/02
大阪杯(G1)1番人気1着阪神 芝2000m
3走前2016/12/25
有馬記念(G1)2番人気2着中山 芝2500m

前走天皇賞(春)組は【4-3-2-32】(連対率17.1%、複勝率22.0%)。毎年出走馬が多いということもあり、数字としては物足りないですが、2010年を除き、毎年好走馬が出てきている好相性の組となっています。昨年この組からの唯一の好走馬はキタサンブラック自身。

昨年まででも十分に強い走りを見せてくれていましたが、今年に入ってからはG1連勝中と、さらに力をつけてきた印象がありますね。絶対ハナを取らなければいけないということもなく、自在性もありますので、現状この馬が崩れるイメージは持てないですね。

また、昨年敗れたマリアライト、ドゥラメンテは引退、3走前の有馬記念で敗れたサトノダイヤモンドも不在と、強力なライバルたちはいない上、登録の時点で11頭と少なく、先行馬にとって位置取り争いもそこまで難しい状況ではなくなったと思いますので、現状はここも勝ち負けになってくれるとみています。



2番人気予想:シャケトラ

父:マンハッタンカフェ(サンデーサイレンス系)、母父:シングスピール(サドラーズウェルズ系)

前走2017/04/30
天皇賞(春)(G1)3番人気9着京都 芝3200m
前々走2017/03/25
日経賞(G2)4番人気1着中山 芝2500m
3走前2017/01/17
日経新春杯(G2)
2番人気2着京都 芝2400m

こちらもキタサンブラック同様、前走天皇賞(春)組の1頭。前走3番人気以内であれば【3-2-2-13】(連対率25.0%、複勝率35.0%)と、好走馬の大半は前走人気馬となりますので、前走敗れるも好走の可能性は十分残っていそうですね。

重賞ではないものの阪神芝は3戦3勝。前走は距離が長かったという見方もできますので、ここでの舞台替わりはこの馬にとってプラスに働きそう。また当日人気にも大きく影響してくるとは思いますが、今回はルメール騎手に乗り替わりを予定していますので、鞍上というところでも魅力を感じますね。

ただ、キャリアが浅いので仕方ないところはありますが、言っても重賞1勝馬。ルメール騎手を含めても、2番人気というは少し人気になりすぎているようにも思えます。当日もこの人気であれば他の馬たちに目移りしそうですね。



3番人気予想:ミッキークイーン

父:ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、母父:Gold Away(ヌレイエフ系)

前走2017/05/14
ヴィクトリアマイル(G1)1番人気7着東京 芝1600m
前々走2017/04/08
サンスポ杯阪神牝馬S(G2)1番人気1着阪神 芝1400m
3走前2016/12/25
有馬記念(G1)7番人気5着中山 芝2500m

前走ヴィクトリアマイル組は【0-2-2-6】(連対率20.0%、複勝率40.0%)。勝利馬こそ出てきていませんが、率としてはまずまずの組となっています。

この組の好走馬4頭中、2着に好走したのは共にブエナビスタ(2011年、2010年)。どちらの年も当日1番人気に支持されていました。残りの2頭は、当日11番人気だったショウナンパンドラ(2015年)、8番人気だったヴィルシーナ(2014年)となります。ブエナビスタはそれまでも牡馬混合重賞でしっかりと結果を残していましたので、当日1番人気なるだけの馬だったとは思いますが、単純比較はできないもののミッキークイーンの3番人気予想というのは少し過剰人気のように思えますね。

そうは言いつつも、注目したい良い流れがあります。ミッキークイーンは登録馬中、唯一のディープインパクト産駒で、昨年勝利したマリアライト、2015年波乱を演出したデニムアンドルビー・ショウナンパンドラ、2014年3着ヴィルシーナ、2013年3着ジェンティルドンナと、ここ4年連続でディープインパクト産駒の牝馬が好走中となっています。そろそろ途切れてもおかしくはなさそうですが、"終わってみればディープインパクト産駒"ということはありえる話なので、流れも含め注意したいところがありますね。


以上が、予想オッズの上位3頭となります。


今回挙げた3頭の中では、やはりキタサンブラックが最有力とみています。
昨年の宝塚記念は先行馬にとって厳しい流れの中でも3着と好走、負けて強しの内容でした。今年は頭数も少なくなりますし、相手も少しは楽になる印象を受けますので、余程のことが起きない限りは、ここも勝ち負けになってくれるとみています。



最後に、そんなキタサンブラックの相手として買ってみたい現時点での穴馬候補を。
A人気ブログランキング
(※サトノクラウンでした)
です。

前走レースの結果を含め、臨戦過程としては狙いづらいところはあるんですが、年齢、舞台適正、脚質というところからは1発の魅力を感じています。予想オッズの人気あたりに留まってくれるのであれば狙ってみたいですね。


応援の方、よろしくお願い致します。