宝塚記念のデータ展望です。

枠順、出走馬が決まりました。
馬番 馬名 斤量 騎手 枠別成績
(阪神競馬場
改装後、過去8年)
連対率 複勝率
1 1 ショウナンパンドラ 牝4 56.0kg 池添 1-0-3-8 8.3% 33.3%
2 トーセンスターダム 牡4 58.0kg 武豊
2 3 ネオブラックダイヤ 牡7 58.0kg 秋山 0-1-1-10 8.3% 16.7%
4 アドマイヤスピカ 牡5 58.0kg
3 5 カレンミロティック セ7 58.0kg 蛯名 1-0-2-11 7.1% 21.4%
6 デニムアンドルビー 牝5 56.0kg 浜中
4 7 ワンアンドオンリー 牡4 58.0kg M.デムーロ 0-4-0-10 28.6% 28.6%
8 ディアデラマドレ 牝5 56.0kg 藤岡康
5 9 トウシンモンステラ 牡5 58.0kg 和田 0-2-0-13 13.3% 13.3%
10 オーシャンブルー 牡7 58.0kg 松山
6 11 ヌーヴォレコルト 牝4 56.0kg 岩田 3-0-0-13 18.8% 18.8%
12 レッドデイヴィス セ7 58.0kg 松若
7 13 ラキシス 牝5 56.0kg ルメール 0-0-1-16 0.0% 5.9%
14 トーホウジャッカル 牡4 58.0kg 酒井
8 15 ゴールドシップ 牡6 58.0kg 横山典 3-1-1-13 22.2% 27.8%
16 ラブリーデイ 牡5 58.0kg 川田

※枠順、出走馬、騎手に加えて、過去8年(阪神競馬場改装後)の枠別成績(連対率、複勝率)を記載しています。

3連覇を目論むゴールドシップは自身が連覇を達成した8枠を今年も引き当て、3年連続8枠発走となります。枠的には3連覇の流れは整ったというところしょうか。その他、当日人気が予想されるラキシスヌーヴォレコルトラブリーデイらも外に入りました。

上記に記したように、過去8年の枠別成績だけを見ると、一見、内・外優劣がないようにも見えますが、過去20年まで遡り、今回人気になるであろう馬たちが入った6枠より外に入った馬たちだけで決着した年は、一度もありません。少し幅を持たせて、中~外に入った馬たちで決着ということであれば、2009年の1回のみ。

その2009年は…
1着(当日2番人気):ドリームジャーニー(6枠9番)
2着(当日3番人気):サクラメガワンダー(5枠8番)
3着(当日1番人気):ディープスカイ(7枠11番)
(14頭立て)

好走馬は全馬上位人気馬ということで、今年も同じ様なことが起きてもなんら不思議ではないんですが、ここで少し気になることが出てきました。それは多頭数(15頭立て以上)時の結果です。

先に挙げた2009年は14頭立てで、決して出走数が多い年だったとは言えません。そして、今年は16頭立て。2009年が14頭だったので、それよりも出走数が多い年ということで、出走馬が15頭以上だった年を調べていくと、過去20年の中で8回ありました。その結果を見ていくと、必ず馬番一桁台(馬番1~9番まで)から最低1頭以上(年によっては3頭全馬)、好走馬が出てきていました。該当馬の数を考えると、そうなるのは当たり前と言えば当たり前なんですが、今年は16頭立てということをで出走数が多い年となりますので、過去の流れを考えると、今年も内~中の入った馬たちから、1頭ないしは2頭の好走馬が出てくる可能性が高い、ということが考えられるのではないでしょうか。


以上を踏まえた上で、今回、枠順が決定し、好枠は引いたと感じるのは…

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脚質を考えても、自分の競馬をしやすい枠が取れたのではないでしょうか。立ち回りや展開次第ではありますが、これまで通りの競馬ができれば上位争いも十分可能ではないかと考えています。

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