スプリンターズステークスのデータ展望です。

まずは登録馬たちを挙げていきます。
馬名性齢負担
重量
騎手
アクティブミノル
牡457.0藤岡康
ウリウリ
牝655.0戸崎圭
サクラゴスペル
牡857.0横山典
サトノルパン
牡557.0和田
シュウジ
牡355.0川田
スノードラゴン
牡857.0大野
ソルヴェイグ
牝353.0田辺
ダンスディレクター
牡657.0浜中
ティーハーフ
牡657.0池添
ナックビーナス
牝353.0
ネロ
牡557.0内田博
ビッグアーサー
牡557.0福永
ブランボヌール
牝353.0武豊
ベルカント
牝555.0蛯名
ミッキーアイル
牡557.0松山
ラヴァーズポイント
牝655.0
レッツゴードンキ
牝455.0岩田
レッドアリオン
牡657.0川須
レッドファルクス
牡557.0M.デムーロ
ワキノブレイブ
牡657.0
※騎手は予定となります。

以上、20頭が登録されています。

フルゲート16頭立てで、除外対象は…
アクティブミノル
ナックビーナス
ラヴァーズポイント
ワキノブレイブ

の4頭です。

スプリンターズステークス 2016 予想オッズと人気上位馬考察

続いて、netkeibaさんの予想オッズと、上位馬たちをみていきます。
人気馬名予想オッズ
1ビッグアーサー1.9
2ミッキーアイル5.9
3ダンスディレクター9.5
4ブランボヌール10.0
5シュウジ10.5
6ネロ13.6
7レッツゴードンキ18.5
8レッドファルクス20.0
9ベルカント20.5
10スノードラゴン28.0
11ソルヴェイグ33.1
12ウリウリ46.1
13レッドアリオン91.1
14サトノルパン95.5
15サクラゴスペル105.5
16ラヴァーズポイント235.9
17アクティブミノル308.5
18ティーハーフ320.8
19ワキノブレイブ1145.8
20ナックビーナス2673.5


1番人気予想:ビッグアーサー

今春、高松宮記念を制し、前哨戦となったセントウルステークスも勝利、連勝の勢いのまま、この春秋スプリント制覇を狙います。前走セントウルステークスでは、これまで試したことがない逃げの一手で快勝。トップハンデ58.0kgの中、後続を寄せ付けなかったことを考えれば、さらに強くなったという見方もできそうですね。

もともと安定感がある馬でしたし、これまで着外も1回しかありませんので、どうこう言える馬ではないんですが、それなりに心配な点もあります。

それは、昨年のベルカントと同じ理由となりますが、父サクラバクシンオーという点です。

この10年(2014年新潟開催を除く)、スプリンターズステークスで、好走歴があるサクラバクシンオー産駒は…
2010年4着:ダッシャーゴーゴー(2着入線後、4着降着)
2009年3着:カノヤザクラ、
の2頭のみ。

少し広げて、掲示板内まで健闘した馬はいないかも見ていきましたが、それもこの2頭のみとなっていました。この10年の成績としては、0-0-1-19となりますので、競馬がブラッドスポーツと言われることを考えれば、それなりに不安も出てきますね。


もちろん、データが通用しない凄い馬もいますし、それだけの素質をこのビッグアーサーは持っていると思いますので、上位争いにいないということはあまり考えたくはないですが、勝利に関しては少し疑ってみるのも一つかなと現時点では考えています。


2番人気予想:ミッキーアイル

前走高松宮記念ではビッグアーサーに敗れるも、2着と好走。昨年のスプリンターズステークスでは、勝ち馬から0.2秒差の4着と健闘しています。

春秋スプリントG1では常に上位争いに加われていますので、力を疑う必要はないでしょうが、やはり気になるのはその臨戦過程と、父の血統ですね。


前走高松宮記念組は…
■2010年
2着(3番人気):キンシャサノキセキ[前走:1着(1番人気)]
15着(12番人気):プレミアムボックス[前走:13着(5番人気)]
16着(16番人気):ファイングレイン[前走:8着(8番人気)]

■2009年
7着(10番人気):アーバニティ[前走:14着(6番人気)]
12着(4番人気):キンシャサノキセキ[前走:10着(5番人気)]

着順(当日人気):馬名[前走:着順(前走人気)]の順で記載。

の5頭で、データとしては0-1-0-4となります。

キンシャサノキセキが2着と好走してますので、同じく当日人気馬ということを考えれば、全くチャンスがないということはなさそうですね。ミッキーアイル自身、レース間隔があいたほうが良い傾向にもあるとは思うので、昨年以上に間隔をあけたことが吉と出るか凶と出るか。。。


また、もう一つ気になるのは、ビッグアーサー同様、父の血統ですね。ディープインパクト産駒は他のレースでは、G1馬を数多く輩出していますが、春の高松宮記念、このスプリンターズステークスと、スプリントG1では未だ未勝利となっています。今年はミッキーアイル含め、ブランボヌールといった有力馬もいますので、そろそろの可能性もありそうですが、現状勝ち馬が出てきてないことを考えれば、アタマとしては少々狙いづらい1頭になりそうですね。


3番人気予想:ダンスディレクター

前走セントウルステークスでは7着に敗れる形となりましたが、やや出遅れもあり位置取りが後ろになったこと、前残りの決着、レース間隔が7ヶ月以上あいていたということを考えれば、敗因ははっきりしたものがあったと思います。それまでは重賞で1、2、2着と安定した走りをみせていますし、ビッグアーサーにも2回先着を果たした馬なので、巻き返してくるだけの力はあるとみています。

この予想オッズはやや過剰人気にも感じますので、当日は少し人気が下がってくるとみていますが、この馬に関して気になっているのは、やや出遅れ癖がある点と、またまた父の血統ですね。


重賞勝利したシルクロードステークスや、CBC賞の時は悪くはなかったんですが、前走や阪神カップ時はやや遅れ気味でしたので、その点は少し不安点となりますね。

先に挙げた2頭に続いて、またまた父の血統となりますが、この馬の父はアルデバランⅡ。過去、産駒の中でG1馬が出てきたことはありません。ダンスディレクターが代表の1頭ではありますが、今回のメンバーを考えれば、G1馬誕生はまだ先なのかなと感じています。好走するだけの力はあるとみていますが、出遅れなども加味すれば、良くて3着までなのかなと。


以上が、予想オッズの上位3頭となります。


ただの偶然ではありますが、どの馬たちも父の血統から不安点を挙げていきました。そんな上手くいくのかというところはありますが、現時点ではどの馬たちもアタマは狙いづらい、そんな見解となりますねφ(.. )。

どの馬たちも勝利には届かないという見方をしていますが、中でも注目したいのはビッグアーサー

ミッキーアイルも非常に気になる1頭ではあるんですが、同じディープインパクト産駒であれば、芝1200mで負け無しのブランボヌールの方がより魅力がありますので、順列をつけるなら、予想オッズの人気通り、ビッグアーサー>ミッキーアイル>ダンスディレクターと考えています。

ビッグアーサーは父サクラバクシンオーというところで不安もありますが、先に挙げた過去の好走馬である、ダッシャーゴーゴー、カノヤザクラは共に、父サクラバクシンオー×母父ミスプロ系という組み合わせで、大枠として見た血統構成は、ビッグアーサーも同じとなります。その点を考慮すれば、十分にここも走ってくれるのではないかとみています。個人的には2、3着に留まってもらいたいですが、果たしてどうなるでしょうか。



最後に、穴馬候補としては、A人気ブログランキング(※レッツゴードンキでした)が気になっています。
近走の結果だけを考えれば、少々物足りない印象もありますが、展開が向かなかったことを考えれば、それなりに力は見せてくれたと思います。馬場次第ではありますが、近走よりかは展開がプラスに働くのではないかとみていますので、穴馬として狙ってみたい1頭と考えています。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。