産経大阪杯のデータ展望です。

本日は、有力馬にも関連する、注目しいたデータがいくつかありましたので、その部分を挙げていきたいと思います。データは過去10年です。

産経大阪杯 2016 注目データ ①

まず一つ目に注目したいのは、6歳馬に関するデータ。

6歳馬の全体成績は1-3-5-23(連対率12.5%、複勝率28.1%)。めちゃくちゃ悪い訳という訳ではありませんが、勝利馬は1頭しか出てきていません。

6歳馬の中で、唯一の勝利馬は2010年のテイエムアンコール。この年はG1馬がドリームジャーニー1頭しかおらず、G1好走歴が全くなかったヤマニンキングリーが2番人気という、例年と比較すると手薄なメンバー構成となっていました。そんなイレギュラーな年にしか勝利馬が出てきていないということになりますので、6歳馬から勝利馬が出てくることは、傾向的にはあまり考えいにくいのかなと、そんな風に考えています。


そして、この6歳馬から注目したいのは以下のデータ。
・6歳馬
・前走G1組

上記2点を満たした該当馬は→0-0-2-6(連対率0.0%、複勝率25.0%)

好走馬は出てきているものの、連対馬が出てきていないデータとなります。


今年、このデータに該当しているは、ラブリーデイ
昨年は、2400mまでなら6-0-1-0。圧倒的な強さを見せつけてくれました。実績は最上位、変に嫌う必要もないんでしょうが、当日は1、2番人気が濃厚でしょうから、この産経大阪杯の6歳馬の傾向、上に挙げたデータを考慮すれば、少し疑ってみるのも面白いかなと。1、2着ではなく、3着を想定してみるのも一つではないかと、そんなデータとなっています。



産経大阪杯 2016 注目データ ②

次に注目したいのは、以下のデータです。
・4歳馬
・前走有馬記念組

上記2点を満たした該当馬は→2-0-1-0(連対率66.7%、複勝率100.0%)

過去の好走馬は、エイシンフラッシュ(2011年)、ダイワスカーレット(2008年)、メイショウサムソン(2007年)の3頭しかいませんので、データとしては心もとないところもありますが、複勝率100%のデータとなりますね。


このデータに該当しているのは、キタサンブラック
過去の好走馬たちはすごい馬たちですが、キタサンブラックも引けを取らないだけの実績はあると思いますので、このデータが引き継がれるかというところでも、注目したいですね。



産経大阪杯 2016 注目データ ③

最後に挙げたいのは、以下のデータです。
・前走京都記念組
・前走2番人気以内

上記2点を満たした該当馬は→1-2-2-0(連対率60.0%、複勝率100.0%)

②に引き続き、こちらも複勝率100.0%データとなります。

前走京都記念組は、全体で1-2-2-6。つまり、この組の好走馬は、全馬、前走2番人気以内という共通点がありました。


今年、前走京都記念組なのは…
タッチングスピーチ(前走3番人気)
トウシンモンステラ(前走12番人気)
の2頭。

と、どちらもこの好走データに該当していません。

過去の好走馬が全馬、前走2番人気以内というのは、偶然にしてはちょっと出来過ぎているなと思うんですが、ここも、どこまで引き継がれるのかというところでも、注目したいデータとなりますね。

以上が、過去10年、注目したいデータ諸々となります。


昨年の走り、活躍を考えれば、ラブリーデイが3着以下になるなんてことはなかなか考えにくいことなんですが、今回挙げたデータが上手く噛み合ってくれれば、キタサンブラック>ラブリーデイという順列になることも可能性としては否定できないのかなと。

ひねくれた考えなのは重々承知ですが、競馬は一筋縄ではいかないところもありますので、実績最上位、当日人気が濃厚なラブリーデイを、あえて連から外して勝負してみるとか、違う馬の1着を狙ってみるとか、そういった勝負の仕方をしてみるのも、ひとつ面白いのではないでしょうか。

今回挙げたデータ諸々からは、そう思わせてくれる部分がありますので、今年、特に注目したい、追っていきたいデータとなります。全て引き継がれてくれればいいんですが、どうなるでしょうね(*・ω・)。



今回挙げたデータの中では、キタサンブラックが気になりますが、同じ位、この馬も走りそうだと思っている軸馬候補を、最後に挙げたいと思います。
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(※ヌーヴォレコルトでした)
です。

臨戦過程からは不安もありますが、相手なりに走れるというところでは、この馬の堅実さは魅力を感じます。今回は人気も少し下がるでしょうし、この馬としては狙い目になってくれないかと考えています。

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