日本ダービーのデータ展望です。
枠順確定しました。
枠順確定しました。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 過去10年の枠別成績 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | サトノラーゼン | 岩田 康誠 | 6-1-0-13 | 35.0% | 35.0% |
| 2 | タンタアレグリア | 蛯名 正義 | ||||
| 2 | 3 | コメート | 嘉藤 貴行 | 1-0-3-16 | 5.0% | 20.0% |
| 4 | グァンチャーレ | 松岡 正海 | ||||
| 3 | 5 | ダノンメジャー | 小牧 太 | 2-1-0-17 | 15.0% | 15.0% |
| 6 | ポルトドートウィユ | 武 豊 | ||||
| 4 | 7 | レーヴミストラル | 川田 将雅 | 0-3-2-14 | 15.8% | 26.3% |
| 8 | ベルラップ | 三浦 皇成 | ||||
| 5 | 9 | コスモナインボール | 柴田 大知 | 1-1-1-17 | 10.0% | 15.0% |
| 10 | ミュゼエイリアン | 横山 典弘 | ||||
| 6 | 11 | サトノクラウン | Ｃ．ルメール | 0-2-0-18 | 10.0% | 10.0% |
| 12 | アダムスブリッジ | 和田 竜二 | ||||
| 7 | 13 | リアルスティール | 福永 祐一 | 0-1-4-25 | 3.3% | 16.7% |
| 14 | ドゥラメンテ | Ｍ．デムーロ | ||||
| 15 | ミュゼスルタン | 柴田 善臣 | ||||
| 8 | 16 | スピリッツミノル | 酒井 学 | 0-1-0-28 | 3.4% | 3.4% |
| 17 | キタサンブラック | 北村 宏司 | ||||
| 18 | タガノエスプレッソ | 菱田 裕二 |
これまでに展望でも書いた通り、この10年は、完全内枠有利という傾向となります。
そんな中、皐月賞の連対馬ドゥラメンテとリアルスティールは両馬ともに7枠に。どちらかが内に入ったら軸にしようかなとと考えていたんですが、それが見透かされていたような枠順となりましたね(^ ^;)。これまでの堅実な走り、前走内容からは、7枠に入ったからと言ってこの2頭の評価を落とすことはありませんが、この2頭に関することで、どうしても再度見直しておきたいデータがありますので、本日はその部分を挙げていきたいと思います。
まずはこちらをご覧ください。
■2014年
2着（当日1番人気）：イスラボニータ
5着（当日2番人気）：トゥザワールド
10着（当日8番人気）：ワールドインパクト
12着（当日4番人気）：レッドリヴェール
■2012年
4着（当日1番人気）：ワールドエース
5着（当日2番人気）：ゴールドシップ
■2010年
3着（当日1番人気）：ヴィクトワールピサ
6着（当日2番人気）：ペルーサ
7着（当日10番人気）：トゥザグローリー
■2008年
7着（当日4番人気）：アドマイヤコマンド
18着（当日3番人気）：サクセスブロッケン
■2007年
1着（当日3番人気）：ウオッカ
9着（当日2番人気）：ヴィクトリー
14着（当日15番人気）：トーセンマーチ
■2005年
1着（当日1番人気）：ディープインパクト
13着（当日3番人気）：ダンツキ
上記は…
デビュー戦からこの日本ダービーまで連対率100%をキープしていた該当馬と、日本ダービーでの着順と当日人気
となります。（データは過去10年）
全体の成績としては、2-1-1-12（連対率18.8%、複勝率25.0%）。
結構すごい馬たちが並んでいるにも関わらず、数字的にはなんとも平凡ですよね。。。めちゃくちゃ安定して走れているにも関わらず、この日本ダービーではそこまで良い成績を残せていないという、この10年で気になっているデータとなります。
今年このデータに該当するのは、もちろん皐月賞の連対馬ドゥラメンテとリアルスティールの2頭だけ。共に実績ある馬たちとなりますが、これらのデータからは、
この2頭が同時に好走することは考えにくい
ということが言えるのではないでしょうか。
実際に、どの年も複数該当馬がいるにも関わらず、2頭同時に好走馬が出たことは1度もありません。
またこの10年の連対率100%馬の中で、ダービー馬になれたのはウオッカとディープインパクトの2頭だけ。
加えて、昨年と2012年の結果も気になるところ。
昨年は、皐月賞の連対馬イスラボニータとトゥザワールドのどちらかがダービー馬になると考えていましたが、結果は2着と5着。どちらもダービー馬にはなれませんでした。
また2012年は、皐月賞の連対馬がゴールドシップとワールドエースで、共にデビューから上がり3Fタイム2位以内をキープしており、中山から東京舞台に変わることがプラスなるだろうと思っていたら、共に4、5着。。。馬券外の結果となりました。
皐月賞の連対馬という点、前評判、現時点での自己評価としても、今年のドゥラメンテとリアルスティールは、昨年と2012年の連対馬2頭と、カブるところが多いと感じています。気持ち的にはドゥラメンテとリアルスティールのどちらかにダービー馬に輝いてほしいなという思いですが、今回挙げたこのデータを覆す結果となるのか、傾向通りなるのか、頭を悩ます気になるデータとなっています。
最後に、今回枠順が発表されて、良い枠を取れたなと感じているのは…
E人気ブログランキング（※サトノクラウンでした。）
E人気ブログランキング（※レーヴミストラルでした。）
の2頭。
脚質的なことを考えれば、これくらいの枠が一番レースを進めやすいのではないかとみています。展開に左右される位置取りではなく、ある程度好位で勝ちにいく騎乗を期待したいですね。枠の傾向や今回挙げたデータからドゥラメンテとリアルスティールが勝利できない、またどちらか1頭しか好走ができないことを想定すると、この2頭のどちらかが相手として最有力と考えています。現時点での軸馬候補となります。
新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。
