中山記念のデータ展望です。

まずは出走予定馬から見ていきます。
馬名性齢負担
重量
騎手
イスラボニータ
牡457.0蛯名
ステファノス
牡455.0戸崎圭
セイルラージ
牡856.0岩田
ゼンノルジェロ
牡756.0熊沢
タイキパーシヴァル
牡756.0石橋脩
タガノグランパ
牡455.0菱田
トラストワン
牡756.0松岡
ナカヤマナイト
牡756.0柴田善
ヌーヴォレコルト
牝454.0岩田
ヒラボクディープ
牡556.0国分優
マイネルフロスト
牡455.0松岡
ルルーシュ
牡756.0福永
ロゴタイプ
牡557.0Cデムーロ
※騎手はまだ確定していません。

以上、13頭が登録されています。

昨年、一昨年の皐月賞馬であるイスラボニータロゴタイプがここで対決となりますね。またオークス馬であるヌーヴォレコルト、前走富士Sを勝利したステファノスらが人気を分けあいそうですね。


本日も勝利馬探しです。この10年、勝利馬から注目したい点を見ていきます。今回注目したいのは…
・中山巧者
・中山で重賞実績馬

の2点です。

まずは中山実績
勝利馬10頭中全馬、中山芝での成績が複勝率60%以上をキープしていました。もっと言えば、勝利馬10頭中9頭は連対率も50%以上をキープしていました。唯一、連対率が50%を下回っていたのは、昨年の覇者ジャスタウェイ。中山芝は中山金杯の3着1回のみとなり、もともと経験自体が少なかったのですが、記憶にも新しい前走天皇賞・秋で圧勝を収めていたG1馬となります。もう一つ、さらに加えるなら、ここ4年の勝利馬は全馬、複勝率100%をキープしていました。中山はトリッキーなコースと言われていますので、その舞台で結果を残している馬がそのまま勝利しているという傾向となります。


二つ目は、中山での重賞実績です。
まずはこちらをご覧ください。
2014年:ジャスタウェイ(3着:中山金杯)
2013年:ナカヤマナイト(1着:オールカマー 2着:アメリカジョッキーCC)
2012年:フェデラリスト(1着:中山金杯)
2011年:ヴィクトワールピサ(1着:有馬記念、皐月賞、弥生賞)
2010年:トーセンクラウン重賞実績ナシ
2009年:カンパニー(前年の覇者)
2008年:カンパニー(2着:中山記念)
2007年:ローエングリン(2003年の覇者、2004年の3着馬)
2006年:バランスオブゲーム(前年の覇者)
2005年:バランスオブゲーム (2003年の2着馬、1着:弥生賞 2着:日経賞)

上記は、過去10年の勝利馬と、これまでの中山芝での重賞実績を記載しています。ご覧の通り、過去10年の勝利馬10頭中9頭は、中山の重賞で好走歴がありました。リピーターも多数いますね。もう少し掘り下げれば、勝利馬10頭中8頭は中山の重賞で連帯経験がありました。

唯一、中山で重賞好走歴がなかったのは、2010年のトーセンクラウン。中山は1600万下のレースで勝利や、オープン戦の2着の実績はありましたが、重賞レースでの実績はありませんでした。ただ、この年は、不良馬場での開催となりました。そのため、二桁人気馬が連帯するという大波乱の年。過去20年を遡っても、二桁人気馬が好走した年は、この2010年の1回のみとなります。さらに言えば、この年の出走馬の中で、中山の重賞レースで2着の実績馬は3頭いました(出走馬16頭中)、勝利経験があった馬は1頭もおらず、全体の出走馬としても少し手薄で、天候・馬場も悪いということで、例外的な1年だったと考えられますね。

以上が、この10年の勝利馬で注目したい点となります。

かなりシンプルながらも、中山というトリッキーなコース形態を考えれば、おのずとこういう結果になるということが言えるのではないでしょうか。


では最後に、今回見ていった点をクリアした勝利するだろうと考える、軸馬候補を挙げたいと思います。
D人気ブログランキング(※イスラボニータでした。)

D人気ブログランキング(※ロゴタイプでした。)
の2頭です。

出走予定馬の中で、中山芝での出走経験がある馬は14頭中わずか5頭。ほとんどの馬が中山初挑戦となる中で、中山で複勝率を100%をキープしている2頭となります。初挑戦組が9頭もいるので、この中にめちゃくちゃ中山で走る馬がいてもおかしくはないですが、今回見ていった傾向と2頭の実績を考えると、今年はこの2頭のワンツーも十分に考えれるのではないでしょうか。なんだったら2頭軸マルチで絞って勝負しても良いのではないと思える本日の展望となります。

新参者ですが、応援の方、
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