ダービー卿チャレンジトロフィーのデータ展望です。

本日は、前走G3組についてみていきたいと思います。

今年は出走馬16頭中10頭が、前走G3組となります。単純な数から考えれば、ここから好走馬が出てくる可能性は高いと思いますので、前走G3組について掘り下げていきたいと思います。

まずは全体成績から。データは2011年阪神競馬場開催を除く、過去9年です。
■前走G3組
3-3-0-33(連対率、複勝率ともに15.4%)

数字上は、あまり褒められるものではありませんが、好走馬の当日人気は、4、1、3、10、4、9と、幅広く好走馬が出てきています。


この前走G3組には好走データの一つとして、以下に注目しています。
・前走G3組
・前走5番人気以内
・前走二桁着順を除く
・前走から距離短縮組を除く

上記4点を満たした該当馬は➝2-3-0-5(連対率、複勝率ともに50.0%)

絞り込み条件は多いですが、2頭に1頭は好走馬が出てくるデータとなります。ちなみに、この反対のデータは、1-0-0-28(連対率、複勝率ともに3.4%)となります。



□前走G3組の該当馬
アルマワイオリ(前走:東京新聞杯 10番人気8着)
エキストラエンド(前走:東京新聞杯 6番人気2着
ダイワマッジョーレ(前走:阪急杯 11番人気14着)
ダイワリベラル(前走:東京新聞杯 4番人気6着)
タガノブルグ(前走:阪急杯 10番人気14着)
ダッシンブグレイズ(前走:東京新聞杯 1番人気中止)
テイエムタイホー(前走:小倉大賞典 10番人気15着)
フラアンジェリコ(前走:中山金杯 12番人気11着)
マジックタイム(前走:京都牝馬S 6番人気2着
メイショウヤタロウ(前走:小倉大賞典 11番人気12着)
以上、10頭。

この中で、先に挙げた好走データに該当しているのは…ダイワリベラル1頭のみです。

残りの9頭は、複勝率3.4%のデータに該当するということになります。10頭から一気に1頭に絞り込めたというところでは嬉しいことではあるんですが、なんか出来過ぎてる感じもしますね(`・ω・´)。

昨年も同じように複勝率50.0%以上の好走データから勝負したんですが、結局好走馬が出てこず。好走データに該当しない側から好走馬が出てきた結果となりましたので、それを考えると、今年もここを素直に信じてよいものなのか、少し悩ましいなと。


そこで、もう一つシンプルな絞り込みとして、以下の分け方もできます。
■前走人気で絞り込み
・前走6番人気以内
3-3-0-12(連対率、複勝率ともに33.3%)

・前走7番人気以下
0-0-0-21

以上のように、過去9年の好走馬は、全馬6番人気以内という共通点がありました。ここを一つの線引ラインに考えていこうと思います。


この前走人気を基準に考えれば…
エキストラエンド(前走:東京新聞杯 6番人気2着
ダイワリベラル(前走:東京新聞杯 4番人気6着)
ダッシンブグレイズ(前走:東京新聞杯 1番人気中止)
マジックタイム(前走:京都牝馬S 6番人気2着
の4頭が、前走6番人気以内という点を満たしています。

データ上は、先に挙げたダイワリベラルが最有力と考えていますが、ちょっと出来過ぎているようにも感じますので、ダイワリベラルの好走がない場合は、ここに挙げた他3頭から好走馬を期待したいですね。

明日発表される枠順や、前日傾向を見てからとなりますが、この4頭を中心に組み立てていこうかなと、現時点では考えています。

以上が、過去9年、前走G3組の傾向となります。



最後に、前走G3組以外の該当馬6頭から、注目している穴馬候補を挙げたいと思います。
D人気ブログランキング(※サンライズメジャーでした)
です。

前走レース別の傾向からは嫌いたいところもあるんですが、今回のように、前走の距離から今回への距離が変化した時は、2-1-0-0と好成績を残しています。もちろん3戦のみなので、なんとも言えないところではありますが、この馬自身の過程としては狙い目になってくれないかと。人気もそこまで上がってこないと思いますので、穴馬候補の1頭として注目したいですね。

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