きさらぎ賞のデータ分析です。

まずは出走予定馬から。
馬名性齢負担
重量
騎手
エポカドーロ 牡356.0
オーデットエール 牡356.0北村友
カクリョウ 牡356.0
カツジ 牡356.0松山
グローリーヴェイズ 牡356.0Mデムーロ
サトノフェイバー 牡356.0古川
スーサンドン 牡356.0
スラッシュメタル 牡356.0
ダノンマジェスティ 牡356.0松若
トーセンスーリヤ 牡356.0
ニホンピロタイド 牡356.0
ノーブルカリナン 牝354.0
メイショウヒサカタ 牝354.0
ラセット 牡356.0藤岡佑
レッドレオン 牡356.0岩田
※騎手は想定となります。

以上15頭が登録。除外対象馬はいません。


きさらぎ賞 2018 予想オッズ

続いてnetkeibaさんの予想オッズです。
人気馬名予想オッズ
1ダノンマジェスティ2.1
2グローリーヴェイズ3.1
3カツジ3.6
4レッドレオン11.5
5ノーブルカリナン25.1
6サトノフェイバー28.2
7エポカドーロ31.7
8ニホンピロタイド37.8
9ラセット52.3
10オーデットエール64.3
11スラッシュメタル70.3
12スーサンドン158.6
13カクリョウ315.2
14メイショウヒサカタ378.3
15トーセンスーリヤ983.6


昨年の皐月賞馬アルアインの全弟にあたるダノンマジェスティ

前走中京マイルの条件戦で2着と好走したグローリーヴェイズ

デイリー杯2歳ステークスで2着と好走したカツジ

ここまでが予想オッズの一桁台、上位3頭となります。

ディープインパクト産駒の三つ巴ということになりそうですね。




きさらぎ賞 2018 データ:連対率100.0%組の注目傾向

本日は、予想オッズの上位馬たちにも関係している、各馬の成績別の傾向について取り上げたいと思います。

※データは過去10年分です。


注目したのは、このきさらぎ賞まで"連対率100.0%の成績をキープしている"該当馬たちです。
(以下、連対率100.0%組と省略)


連対率100.0%組
6-4-1-14】(連対率40.0%、複勝率44.4%)

こちらが全体成績。該当馬にはもちろん新馬上がりの1戦1勝馬も含まれます。

過去10年で6頭の勝ち馬が出てきており、まずまず好成績を収めています。



そして、この全体成績から気になっているのが、以下のデータです。
<前走レース(クラス)別>
・前走新馬以外(重賞、OP特別、条件、未勝利)
6-4-1-6】(連対率58.8%、複勝率64.7%)

・前走新馬
0-0-0-8

<前走人気別>
・前走2番人気以内
6-4-1-6】(連対率58.8%、複勝率64.7%)

・前走3番人気以下
0-0-0-8

全体成績から、"前走レース(クラス)別"、また"前走人気別"に分けたデータとなります。

データの数字が同じになったのはただの偶然ですが、以上のように好走馬は全馬、前走新馬以外の組から、また前走2番人気以内を満たしていました。
反対に、新馬上がりの馬たち、前走3番人気以下からは好走馬が出てきておらず、苦戦が続いています。

前走新馬組にしろ、前走3番人気以下の組にしろ、該当馬がそこまで多くはいませんので、いずれは崩れる可能性もありそうですが、どこまで続いていくのかというところで追っていきたい注目傾向と考えています。




□該当馬
出走予定馬の中で、連対率100.0%組に該当しているのは…
カツジ(デイリー杯2歳S、4番人気)
グローリーヴェイズ(こうやまき賞、2番人気)
サトノフェイバー(3歳新馬、2番人気)
ダノンマジェスティ(2歳新馬、1番人気)
ニホンピロタイド(3歳新馬、4番人気)
レッドレオン(3歳新馬、10番人気)
の6頭。
※()内は、前走レース、前走人気を記載。

この中で、先程挙げた良い傾向側に該当しているのは…
グローリーヴェイズ
1頭のみ。

データ上は外せないということになりますね。


そして、その他5頭は全馬【0-0-0-8】側に該当。予想オッズの上位であるカツジダノンマジェスティ以外にも、そこそこ上位になりそうなレッドレオンサトノフェイバーもいますので、良い傾向側にいるグローリーヴェイズよりも、データ的にはこちらの方が気になるところ。どのように機能してくれるのか注目したいですね。




ちなみに、過去20年まで遡れば…
2004年3着(5番人気):ハーツクライ(前走新馬 1番人気1着)
2002年1着(6番人気):メジロマイヤー(前走白梅賞 3番人気1着)
※2007年~1998年の連対率100.0%組が対象。
と、前走新馬組からも、前走3番人気以下からも1頭ずつ好走馬が出てきています。

なので、絶対的な傾向ではなさそうですし、加えて、今年は【0-0-0-8】側の該当馬が多くなりそうなので、1頭くらいは傾向を破ってきそうかなと想定しています。

どの馬を残し、どの馬を切るかなど悩む1週間となりそうですが、現時点では、唯一良い傾向側に該当しているグローリーヴェイズが中心、軸馬候補で良いのではないかと考えています。






最後に、今回取り上げた傾向からは、連対率100.0%組の該当馬6頭での決着はないだろう(そうであって欲しい)とみていますので、その他の馬たちの中で、気になっている1頭を挙げたいと思います。
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(※オーデットエールでした)
です。

これまで戦ってきた相手関係から考えれば、予想オッズの評価は少し低いように思えますね。相手なりにそこそこ走れる馬だとみていますので、当日も同じくらいの人気に留まってくれるのであれば、少しは狙ってみるのも面白いのではないかと注目しています。



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