キーンランドカップのデータ展望です。

本日は、今年どのように変化していくのか気になっている斤量増組の傾向について取り上げたいと思います。

以下で挙げていくデータは過去10年分(2013年函館開催を除く)です。

キーンランドカップ 2017 データ:斤量増組の傾向

前走から斤量増組
2-1-3-38】(連対率8.8%、複勝率17.6%)

こちらが全体成績。決して好走馬が多い訳でも、率が高い組でもないんですが、ここに前走からの斤量変化を加えていくと、以下の通りとなります。

・前走から斤量1.0kg増
2-1-3-11】(連対率17.6%、複勝率35.3%)

・前走から斤量2.0kg以上増
0-0-0-17

以上のように、好走馬は斤量1.0kg増からしか出てきておらず、斤量2.0kg以上になると厳しい傾向となっていました。


また、好走馬が出てきている斤量1.0kg増組2-1-3-11】にさらにもう一つ要素を加えていくと…
・前走5着以内
2-1-2-5】(連対率30.0%、複勝率50.0%)

・前走6着以下
0-0-1-6】(連対率0.0%、複勝率14.3%)

好走馬の大半は前走で上位争いに加わった中から出てきており、着外だった該当馬からは1頭のみ。これらの傾向がどうなっていくのか注目したいとみています。



□斤量増組の該当馬
・前走から2.0kg増
イッテツ
シュウジ


・前走から1.0kg増
ヒルノデイバロー(前走UHB賞 2着)
フミノムーン(前走バーデンバーデンカップ 1着)
ブランボヌール(前走函館スプリントステークス 9着)
の5頭。

今回取り上げた傾向からは、前走オープン特別を勝利してきたイッテツ、昨年の2着シュウジは選びづらくなりそうですね。また昨年の覇者であるブランボヌールも前走着順からはちょっと疑いたくなりますね。

反対に、ヒルノデイバローとフミノムーンは数字上2頭に1頭が好走しているデータに該当。共に当日人気を集めるということもなさそうので、穴馬の好走というところでは、ここが一番機能してほしいなと注目しています。他から何か面白い穴馬を見つけられなければ、どちらかが穴馬候補となってきそうですね。




最後に、今回は斤量増組に注目しましたが、反対に斤量減組の中で気になっている軸馬候補を。
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(※ソルヴェイグでした)
です。

臨戦過程からは少し不安もありますが、舞台は合っていると思いますので、今回は勝ち負けを期待したい1頭とみています。


応援の方、よろしくお願い致します。