ジャパンカップのデータ展望です。

本日は、このジャパンカップの最大のステップレースである前走天皇賞・秋組の傾向を見ていきたいと思います。


まずは過去10年の全体成績から、ざっくりと前走着順別の傾向を挙げていきます。
■全体成績
5-6-7-44(連対率17.7%、複勝率29.0%)

前走5着以内
3-5-5-16(連対率27.6%、複勝率44.8%)

前走6着以下
2-1-2-28(連対率9.1%、複勝率15.2%)

と、やはり前走掲示板内に好走できた馬が圧倒的に良い傾向となっています。
今年は、天皇賞・秋組の該当馬が8頭登録されていますが、前走5着以内なのは、ラブリーデイショウナンパンドラの2頭しかいません。すんなりこの2頭が好走してくれれば問題ないですが、やはり気になるのは残りの6頭。
残りの6頭、全馬前走6着以下となりますので、この前走6着以下の傾向をもう少し掘り下げてみていきたいと思います。



■天皇賞・秋で前走6着以下
2-1-2-28(連対率9.1%、複勝率15.2%)

・当日5番人気以内
2-1-0-1(連対率75.0%、複勝率75.0%)

・当日6番人気以下
0-0-2-27(連対率0.0%、複勝率6.9%)

上記の様に、前走5着以内と6着以下では、大きな差がありました。前走6着以下でも当日5番人気以内に支持されれば、グッと好走が期待できる傾向となっています。


ただ、今年の該当馬たちはおそらく全馬6番人気以下になりそうなので、反対に、当日6番人気以下から好走できた2頭をみていきます。
2013年11番人気3着:トーセンジョーダン
2011年14番人気3着:ジャガーメイル
の2頭。

該当馬が2頭しかいないので、データとしては少し弱いところがありますが、この2頭にはいくつか共通する点が見られました。それは…
・G1馬
・過去のジャパンカップで掲示板内の好走歴がある
・父ジャングルポケット
・7歳馬
・前走二桁人気
・前走二桁着順
・当日二桁人気

以上、7点。

パッと見で気になった共通点をいくつかあげたので、さすがにこれら全てを持ちあわせた該当馬はいませんが…

・G1馬
ワンアンドオンリー(ダービー馬)

・過去のジャパンカップで掲示板内の好走歴がある
ペルーサ(2010年5着)

・父ジャングルポケット
ダービーフィズ

・7歳
カレンミロティック

と、今年の出走予定馬の中には、共通点を持ち合わた馬がチラホラいます。

天皇賞・秋組で前走6着以下、且つ当日6番人気以下だと、0-0-2-27(連対率0.0%、複勝率6.9%)と数字上は、かなり望みは薄いですが、該当馬は複数出走しそうなので、人気馬とワイドで組み合わせたり、3着までという傾向なので、三連単3着固定で勝負してみるのもひとつかなと、そんな考えが膨らんでいます(。・ω・)ノ゙

以上が、前走天皇賞・秋組の傾向と穴馬探しとなります。



何度も言うようにデータ上は非常に厳しい傾向となっています。また今年の出走予定馬たちは、どの馬も穴馬になる可能性を秘めていますが、そんな中でも特に、注目しているのは…
D人気ブログランキング(※カレンミロティックでした)
です。

東京舞台の実績は全くありませんが、距離適性という部分ではかなり高いものを感じます。近走もある程度は力を見せていますので、枠順や当日の馬場などが味方してくれれば、十分に3着までなら可能性があるのではないでしょうか。

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