阪神牝馬Sのデータ展望です。
まずは阪神競馬場が改装された2007年以降、過去8年の結果を見ていきます。
まずは阪神競馬場が改装された2007年以降、過去8年の結果を見ていきます。
年 | 1着馬 | 2着馬 | 3着馬 | 天候 | 馬場 | 出走数 |
---|---|---|---|---|---|---|
2014 | 1番人気 | 3番人気 | 9番人気 | 晴 | 良 | 13頭 |
2013 | 2番人気 | 4番人気 | 7番人気 | 雨 | 良 | 16頭 |
2012 | 11番人気 | 2番人気 | 4番人気 | 晴 | 良 | 17頭 |
2011 | 1番人気 | 7番人気 | 3番人気 | 曇 | 良 | 18頭 |
2010 | 9番人気 | 5番人気 | 10番人気 | 晴 | 良 | 18頭 |
2009 | 7番人気 | 3番人気 | 4番人気 | 晴 | 良 | 18頭 |
2008 | 5番人気 | 1番人気 | 9番人気 | 晴 | 良 | 15頭 |
2007 | 5番人気 | 3番人気 | 1番人気 | 小雨 | 良 | 10頭 |
近年こそ人気馬が勝利、連帯することが多くなってきましたが、それまではなかなか人気馬が勝てないという波乱傾向でした。また2007年は5番人気以内の人気馬たちで決着となりましたが、それ以降は、必ず最低1頭は6番人気以下からの好走があります。今年は昨年の連対馬や、その他重賞実績馬が多く出走予定となりますが、1頭くらいは穴馬が入ってくる流れとなっているのではないでしょうか。
ということで、本日は穴馬探しです。
過去8年、6番人気以下から好走した計8頭から注目したい点を見ていきます。
・1400mの適正
・重賞レースで連対経験
の2点です。
まず1つ目は、1400mの適正。
好走馬8頭中7頭は、芝1400mの複勝率が50.0%以上をキープしていました。他の重賞レースもそうですが、非根幹距離のレースはその距離の適正の高い馬が走りやすい傾向となりますので、このレースも同様に、この1400mという距離で安定して好走が続いている馬が良い傾向となりますね。
唯一、ここに該当しなかった1頭は、2008年9番人気3着だったパーフェクトジョイ。今回が初の1400mとなり、良い・悪いのデータがありませんでした。ただ、阪神芝の成績が3-1-2-1、7回走って6回好走(着外1回は掲示板)と、阪神競馬場でほとんど崩れたことがない阪神巧者でした。今年の出走予定馬の中で、阪神で崩れていない馬はいますが、このパーフェクトジョイと同じくらい、阪神芝を走っており、且つ好走が続いているのは、昨年の覇者スマートレイアーくらいでしょうか。
2つ目は、重賞レースでの連帯経験です。
好走馬8頭中5頭は、これまでに阪神の芝重賞レースで連帯経験がありました。先に名前が挙がったパーフェクトジョイが阪神巧者だったように、ここでもポイントなるのが、ただの重賞レースではなく、阪神競馬場で行われた重賞レースという点です。少し脆そうなデータではありますが、この5頭が共通した点となりますので、引き継がれることを期待したいですね。
ここに該当しなかった残りの3頭は…
2012年11番人気1着クイーンズバーン
2011年07番人気2着アンシェルブルー
2012年09番人気3着パーフェクトジョイ
先にも名前が挙がったパーフェクトジョイは1400mが初でしたが、その他の2頭は、1400mの成績が複勝率100.0%をキープしていました。またこの3頭は、近3走以内に2回以上、3着以内に好走しており、近走好走していた共通点がありました。
そして、最後に、この8頭全馬に共通した近走内容として、近2走以内に勝ち馬から0.5秒差以内に健闘していた点が挙げられます。近2走ともに3着以内に好走できなかった馬は何頭かいましたが、近2走共に大差をつけられていた馬は1頭もおらず、大敗続きの馬は厳しい傾向となります。
以上が、この8年、6番人気以下から好走した8頭から注目したい点となります。
今回見ていった点から、当日6番人気以下になりそうな出走予定馬の中で、特に注目しているのが…
E人気ブログランキング(※コナブリュワーズでした)
ベルルミエール
E人気ブログランキング(※カフェブリリアントでした)
の3頭。
この3頭全馬、阪神競馬場で行われた重賞レースの連帯経験はないものの、先に挙げた過去の好走馬(クイーンズバーン、アンシェルブルー、パーフェクトジョイ)と同じように、近走好走しており、且つ、芝1400mで複勝率50.0%以上をキープしています。今回見ていった注目点が上手く噛み合ってくれれば、ここから1頭くらいは好走が期待できるのではないでしょうか。現時点での穴馬候補と考えています。
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