函館スプリントSのデータ展望です。

本日は、出走予定馬中、最も該当馬が多い前走オープン戦組に注目したいと思います。単純に該当馬が多い=好走馬が出てくる確率が高くなるのではないかというところで、過去9年(札幌開催除く)、前走オープン戦組の傾向をみていきます。

まずは過去9年(2009年、札幌開催は除く)、全体の成績から。
■前走オープン戦組
2-3-1-46(連対率9.6%、複勝率11.5%)

この組の好走馬6頭には、はっきりとした共通点がありました。それは

当日6番人気以内

です。

ではここから、この共通点を用いて絞り込みを行っていきます。
前走オープンに出走していた該当馬たちから、当日6番人気以内だった該当馬に絞り込むと…
2-3-1-8(連対率35.7%、複勝率42.9%)

さらにここから少し+α。前走から斤量増の該当馬を除くと…
2-3-1-6(連対率41.7%、複勝率50.0%)

となります。

今年は該当馬が多くなりそうなので、傾向が崩れる可能性も考えられますが、この9年(2009年札幌開催除く)の結果からは、前走オープン戦組の該当馬は、当日ある程度人気にならなければ好走は難しいという傾向になっています。


今年は、前回の展望でも注目した前走高松宮記念組が4頭も登録しており、実績や年齢を考えればマジンプロスパー以外の3頭、コパノリチャードアンバルブライベンローブティサージュがすんなり上位に支持されるのではないかとみています。なので当日6番人気以内に入れる席としては、おそらく3席残る形になるのではないかと。この3席の内、何頭入ってこれるかというのは当日になってみなくては分かりませんが、この残る3席の中に前走オープン戦組の馬たちが2,3頭入ってくれれば、確率論からいくと、その内1頭くらいは好走が期待できるのではないかと考えています。

以上、過去9年(2009年札幌開催を除く)、前走オープン戦組の傾向でした。


最後に、今回挙げたデータに該当するために、当日6番人気以内に入ってほしいと願う、穴馬候補を挙げたいと思います。
D人気ブログランキング(※スマートオリオンでしたが、出走ならず。。。)

近走内容からは、当日6番人気以内に入れるかは微妙なラインだと思っていますが、もし当日上位に入れなかったとしても、この舞台での適性というところでは侮れない1頭だとみています。

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