フラワーカップの予想です。

今年は、過去10年(2011年、阪神開催を除く)の中で、該当馬は非常に少ないものの好走率の高いデータがありますので、ここに注目しつつ、そのデータの該当馬から中心に勝負したいと思います。ではまず軸馬から。

フラワーカップ 2017 予想

軸馬と対抗馬1頭目は合わせて。ファンディーナデアレガーロ
この2頭に共通した点から注目したいデータが2つあります。以下の通りです。
無敗馬(全体成績)
2-0-1-9】(連対率16.7%、複勝率25.0%)

一つ目に注目したのは無敗馬という点です。全体成績としてはそこまで高い率ではないんですが、この組の好走馬3頭は当日2番人気以内という共通点があり、当日2番人気以内で絞り込むと…【2-0-1-1】(連対率50.0%、複勝率75.0%)と非常に良い傾向。

前走同距離組(全体成績)
1-3-4-33】(連対率9.8%、複勝率19.5%)

二つ目に注目したのは、前走同距離組です。こちらも先程と同様に当日2番人気以内で絞り込むと…【1-2-3-1】(連対率42.9%、複勝率85.7%)。好走馬の多くは当日人気馬という傾向となっていますので、この点に注目したいと思います。

と、どちらも非常に良い傾向になりますので、現在の人気からは2頭と共に該当していますので、ここは外せないかなと考えました。


ファンディーナは、今回初の輸送、初の中山となりますのでクリアしなければいけない点を考えれば、やや過剰人気のようにも思えますが、ここ2戦は共に先行策から最速上がりの末脚を見せてくれていますので、同様の走りができれば、ここはあっさりということもありそう。

デアレガーロは、ファンディーナとは違い、2戦共に中山舞台を経験しており、適正は申し分ないでしょう。ただ、ファンディーナと比較すると、勝ちっぷりが地味な分、そこまで強いのかという不安もありますので、その点を割引いて2番手としました。

どちらも先行馬なので、余程前に厳しいペースにならない限りは、どちらかが勝利してくれるとみています。



対抗馬2頭目は、ハナレイムーン
ここは前回の展望で注目した前走1600m組の好走傾向にある該当馬を挙げたいと思います。

前回の展望では以下のデータに注目しました。
前走1600m組(全体成績)
6-3-3-58】(連対率12.9%、複勝率17.1%)

この全体成績から、これまでの成績別に分けていくと…
・このフラワーカップカップまで掲示板内率70.0%以上の成績
5-3-3-24】(連対率22.9%、複勝率31.4%)

・このフラワーカップまで掲示板内率70.0%未満の成績
1-0-0-34】(連対率、複勝率ともに2.9%)

以上のように、これまで掲示板率70.0%以上の成績を残している馬の方が良い傾向となっています。

今年、【5-3-3-24】側のデータに該当しているのは、ディーパワンサとハナレイムーンの2頭。
これまでの実績を考えれば、ディーパワンサの方が上なんですが、最内枠はこの土日の結果からは、そこまでプラスにはならないと感じましたし、父の血統的にも重賞では少し足りない印象を受けましたので、ハナレイムーンの方に注目したいと考えました。

また、新馬上がりで挑んだ前走クイーンカップはハイレベルなメンバーの中、連対馬からは離れるも5着と健闘。僅差だった3、4着馬は、重賞連対馬となりますので、単純な物差しで考えれば、この馬にも十分重賞で好走できる下地はできたと思います。前走からは相手関係も楽になりますので、ここは前走よりもグッと上の着順を狙えるのではないかと期待しています。



最後に穴馬は、J人気ブログランキング(※サンティールでした)。
これまで戦ってきた相手関係を考えると少し足りない印象もありますが、前走レース別のデータとしては、非常に数は少ないものの、数字上は2頭に1頭が好走しており、臨戦過程としては注意したい1頭。

前走はメンバー的にもまずまずレベルは高かったと思いますし、敗れはしましたが、着順ほど勝ち馬から離された訳ではありませんので、悪くはなかったと思います。

またこの舞台はすでに勝利経験、好走経験があり、適正は申し分なく、先行するであろう有力馬たちの少し後ろから上手く流れになることができれば、2、3着の可能性があるのではないかとみています。


<フラワーカップ 2017 予想>
◎軸馬:ファンディーナ
◯対抗馬1:デアレガーロ
▲対抗馬2:ハナレイムーン
△穴馬:J人気ブログランキング(※サンティールでした)
☆流し:2、7、9、11、13番以外
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