フローラSのデータ展望です。

本日は、このレースにおける前走上がり3Fタイムについてみていきたいと思います。

以下は、過去10年、前走上がり3Fタイム1位または2位の該当馬、そして3位以下だった該当馬の成績となります。
■前走上がり3Fタイム1位または2位
7-5-5-50(連対率17.9%、複勝率25.4%)

■前走上がり3Fタイム3位以下
3-5-5-93(連対率7.5%、複勝率12.3%)


ご覧のように、該当馬が少ない前走上がり3Fタイム1位または2位の該当馬の方が良い傾向となります。東京開催となりますので、長い直線を経て好走するためには最後の末脚が必要ということになりますね。

ならば、前走上がり3Fタイムが1位または2位だった馬が狙い目ということになるんですが、過去10年の結果を、一つ一つ年別に見ていくと、意外とそれだけではない、気になる点があります。それは…

過去10年の中で、前走上がり3Fタイム1位または2位の該当馬だけで決着した年は、2013年の1回だけ
(反対に言えば、過去10年の内9年は、前走上がり3Fタイムが3位以下だった馬たちが好走している)

という点です。


先にも挙げたように、数字の上では、倍以上に良い傾向にあるのは事実。それならば、過去10年の内4、5年くらいは、前走上がり3Fタイム2位以内だった馬たちで決着しててもおかしくはないかなと思うんですが、各年別で見てみると、意外とそうではないというのがこの10年の結果となります。


このフローラSは、開幕週で行われることが多いので、芝が荒れていないということから、前残りや好位で競馬を進めた馬がそのまま残ったり、当日人気の差し馬が差しきれないということが起こるということを再度注意したいなと考えています。


出走馬中、前走上がり3Fタイムが3位以下だった馬たちの中で、好走が期待できるのではないかと現時点で注目しているのが…
E人気ブログランキング(※ゴージャスガールでした。)

ディアマイダーリン

E人気ブログランキング(※ナガラフラワーでした。)
の3頭。

ディアマイダーリンは当日人気になるのが濃厚ですが、他2頭はそこまで人気にならないと思いますので、現時点での穴馬候補と考えています。1頭は東京で安定して走れている部分を評価しており、1頭は東京が初となりますが、これまで戦ってきた相手関係などを考えると、2、3着ならばチャンスがあるのではないかと期待しています。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。