エプソムCのデータ展望です。

今週は同距離組の好走データ、また距離短縮組の傾向を見ていきました。同距離、距離短縮ときましたので、該当馬はわずかとなりますが、距離延長組についても見ていきたいと思います。まずは過去10年、全体の成績から。

■前走から距離延長組(2014年~2005年の過去10年)
4-5-2-45(連対率16.1%、複勝率19.6%)

全体としてはこんな感じです。ではここからこの組の好走馬に注目し、絞り込みを行っていきます。


この組の好走馬11頭8頭が共通した点がありました。それは…
・前走4番人気以内

この点をクリアした該当馬だけに絞り込むと→4-3-1-10(連対率38.9%、複勝率44.4%)

さらにここから…
・当日一桁人気馬(9番人気以内)
を追加。

・前走4番人気以内
・当日一桁人気馬(9番人気以内)

の2点をクリアした該当馬は→4-3-1-7(連対率46.7%、複勝率53.3%)

以上のように、距離延長組から好走馬を探すのであれば、前走4番人気以内当日9番人気以内という2点をクリアしていることが、良い傾向となっています。

今年の該当馬は…
フルーキー
の1頭。

当日人気となりますが、問題なくクリアしてくれるでしょう。また安田記念を回避してこちらに回ってきたことを加えれば、素直に評価出来そうですね。



続いて、残りの該当馬たちもみていきます。先程は前走4番人気以内というのが、一つの絞り込み要素となりましたので、こちらは前走5番人気以下となりますね。全体の成績は以下の通りです。
■距離延長組で、且つ前走5番人気(2014年~2005年の過去10年)
0-2-1-35(連対率5.3%、複勝率7.9%)

好走馬はわずか3頭となりますが、この組も少しは絞り込みが出来ましたので、その部分を見ていきます。

この組の好走馬3頭に共通した点は以下の通り。
・前走芝1600mに出走
・当日一桁人気馬(当日9番人気以内)
・牝馬除く
・重賞連対馬

の4点。

これら3点をクリアできた該当馬は→0-2-1-5(連対率25.0%、複勝率37.5%)

めちゃくちゃ良いという訳ではありませんが、まずまずの数字にはなってくれましたね。

当日の人気は少し読めないですが、その他の点をクリアしている今年の該当馬は…
マイネルホウオウ
の1頭。

前走敗れた馬たちの中からも好走馬は出てきていますので、チャンスがない訳ではありませんが、やはり近走内容からは手が出しづらいですね。また復帰戦後、馬体重が一気に増えたのも気になる点。526kg(3走前)→516kg(前々走)→512kg(前走)と少しずつは絞れてきているものの、NHKマイルCを制覇した時は488kgだったことを考えれば、まずは500kgをきるまでは待つべきかという印象ですね。

以上が、過去10年、前走から距離延長組の傾向と好走データとなります。


同距離組、距離短縮組、距離延長組と見ていきましたので、だいたいの傾向はつかめ、ある程度、この馬というのは見えてきましたね。

出走馬が確定し、再度見なおした中では、やはりサトノアラジンが最有力。好走データもありますので、すんなりここはクリアしてほしい思いですね。また穴馬として大きな期待をしていたサンレイレーザーがまさかの回避となったのは残念ですが、他に目を向けてみると、1頭気になる馬が出てきました。それは…

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これまでの戦歴が結構特殊なタイプに映り、騎手も東京では結構活躍している印象があるので、データ的には来ない1頭となりますが、データの隙間を抜けてきそうだなと感じている注意したい1頭となります。

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