エプソムCのデータ展望です。
前回の展望では出走予定馬の中でも最も該当馬が多かった同距離組から複勝率66.7%の好走データを見ていきました。本日は距離短縮組に注目したいと思います。まずは全体の成績からみていきます。
前回の展望では出走予定馬の中でも最も該当馬が多かった同距離組から複勝率66.7%の好走データを見ていきました。本日は距離短縮組に注目したいと思います。まずは全体の成績からみていきます。
過去10年、前走から距離短縮組の全体の成績は以下の通り。
→4-3-4-66(連対率9.1%、複勝率14.3%)
出走予定馬の中で、距離短縮組の該当馬は以下の通り。
アーデント
ディサイファ
ノーステア
ペルーサ
ユールシンギング
の5頭。
最近は好走が見られませんが、少し前まで好相性であった前走新潟大賞典組もここに含まれます。毎年3着以内の好走馬が出てくる組ではありませんが、それでも5着までには毎年健闘している組となります。昨年は好走馬がなく、4着、5着馬が距離短縮組となっていますので、今年は期待できるかもしれないですね。
ではここから好走馬に注目し、絞り込みを行っていきます。
上記に挙げた全体の好走馬11頭中9頭が共通していた点。それは…
・当日4番人気以内
です。
当日4番人気以内の該当馬のみに絞り込むと→4-3-2-9(連対率38.9%、複勝率50.0%)
一気に数字が跳ね上がりましたね。ここからもう少しだけ上げていきたいと思います。追加する絞り込み要素は以下2点。
・前走芝2000mに出走
・重賞連対経験がある(距離不問)
当日4番人気以内の距離短縮組の中で、この2点をクリアした該当馬は…
→4-3-2-6(連対率46.7%、複勝率60.0%)
となります。
あまり距離が離れていたり、過去に重賞連対実績がない馬は厳しい傾向と言えますね。
当日人気はまだ読めないところがありますが、netkeibaさんの予想オッズで、4番人気以内に予想され、上記の傾向に合致しているのは…
ディサイファ
1頭のみです。
少し間隔があいているというところで、臨戦過程が気にはなるものの、昨年の覇者というところで適正は十分でしょう。また、これまで芝1800mでも4-2-0-2(着外2回は共に4着)と、5着以下が1回もないという安定感があります。ちょっと危険な人気馬になるかもしれないなと考えていましたが、こう見ていくと、4着内は堅そうに思えてきましたね(;´Д`)
さて話は距離短縮組の傾向に戻りますが、先に挙げた通り、距離短縮組からの好走馬はほとんど当日人気した馬たちとなります。そんな中、下位人気から好走した馬たちが、2頭残っていますので、その2頭について少しふれたいと思います。残り2頭の好走馬は以下の通りです。
2012年15番人気3着:マイネルスターリー
2008年12番人気3着:グラスボンバー
マイネルスターリーは共同通信杯で3着の実績。グラスボンバーは2006年のエプソムカップで2着の実績と、共に、このエプソムカップと同じ東京芝1800mの重賞で好走歴がありました。同じ舞台の重賞で好走歴がある馬が出走となれば注意したいところですね。
以上が、過去10年、前走から距離短縮組の傾向と好走データとなります。
今回見ていったデータ上では、ディサイファが最有力という傾向となっていますね。そんな傾向には逆らう形となってしまいますが、舞台適正、実績というところでは以下の馬に注目しています。
C人気ブログランキング(※ユールシンギングでした。)
近走内容からは手が出しづらい部分がありますが、前走は末脚もそこそこ使っていましたし、久しぶりに馬が走る気になったように映りました。今回実績がある舞台に変わることはこの馬にとってプラスになると思いますので、3着くらいなら可能性があるかなと注目している、現時点での穴馬候補となります。
新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。
コメント一覧 (2)
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こちらも設置完了しましたのでご確認ください。
今後ともよろしくお願いします。