チャレンジカップのデータ展望です。

本日は、前走レース別(クラス別)の傾向をざっくりと見ていきます。

前回の展望でも、前走G3、オープン組の数字は挙げていきましたが、再度比較も兼ねて、各前走レース(クラス別)別の成績を見ていきたいと思います。

データは、チャレンジカップに変わった過去3年と、同時期・同距離で行われていた鳴尾記念の過去6年(2011年~2006年)、計9年分となります。

<過去9年、前走レース別(クラス別)の傾向>
■前走G1戦
4-4-3-22(連対率24.2%、複勝率33.3%)

■前走G2戦
3-1-1-10(連対率26.7%、複勝率33.3%)

■前走G3戦
0-2-0-19(連対率、複勝率9.5%)

■前走オープン戦
0-1-5-42(連対率2.1%、複勝率12.5%)

■前走条件戦
2-2-0-15(連対率、複勝率21.1%)

※2014年:2着同着、2007年3着同着。


続いて、出走馬各馬を同じように前走レース別(クラス別)に分けていくと…
■前走G1戦
シャトーブランシュ
スピリッツミノル
タガノエトワール
レッドアリオン


■前走G2戦
該当馬無し

■前走G3戦
デウスウルト
フルーキー
マイネルミラノ
メイショウナルト


■前走オープン戦
アクションスター
ケイティープライド
ゼロス
バッドボーイ
ヒストリカル
マコトブリジャール
メイショウウズシオ
ワールドエース


■前走条件戦
シベリアンスパーブ
ダンツキャンサー


となります。


今年は前走オープン組が最も該当馬が多くなりますが、先に挙げた通り、全体の成績としては褒められるものではありません。これだけ該当馬がいれば1頭くらいは好走馬が出てくるだろうと思っていますが、積極的には狙いづらいところがありますね。


反対に、今年最も注目しており、積極的に狙ってみたいのは前走G1組です。

このチャレンジカップで最も好走馬を出しており、好走率も高い組となります。毎年該当馬がいるということもありますが、過去9年の中で7回、好走馬が出てきています。

ちなみに、好走馬が出てこなかったのは、2012年と2009年の2回。
2012年は該当馬が1頭のみで、しかも二桁人気馬でした。2009年は4頭の該当馬がいましたが、イコピコ(当日1番人気)の4着が最高着順となり、かなり惜しい結果だったと言えるのではないでしょうか。

今年は前走G1組に4頭の該当馬がいますので、今年もここから好走馬を期待したいところ。最低でも1頭、よければ2頭の好走馬が出てきてくれないなと、注目しています。



そんな前走G1組の該当馬4頭の内、当日人気になりそうなのはレッドアリオン
マイル戦線を主として使われていますが、このチャレンジカップと同舞台での勝利経験もあり、適性、距離は問題ないとみています。ただ、今回はトップハンデ58.0kgですし、この馬の成績を考えると枠順も重賞な要素になりそうなので、ある程度条件が揃わなければ好走が難しいという見方もできます。
反対に他3頭は、レッドアリオンほど人気になることはなさそうで、妙味を考えれば、他3頭の方に、より期待したいところがありますね。


そんな前走G1組の中で、特に注目しているのはE人気ブログランキング(※タガノエトワールでした)。
近年このチャレンジカップで好走が目立つミスプロ系の1頭で、この舞台でも安定した走りを見せており、出走馬の中でもこの舞台適正は高そうかと。他の実績馬に人気が集まりそうなので、そこまで人気にならなければ、積極的に買いたい、穴馬候補の1頭と考えています。

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