チャレンジカップのデータ展望です。

まずは出走予定馬をみていきます。
馬名性齢負担
重量
騎手
アクションスター
牡553.0
ケイティープライド
牡553.0浜中-
シベリアンスパーブ
牡654.0松山
シャトーブランシュ
牝554.0藤岡康
スピリッツミノル
牡353.0酒井
ゼロス
牡654.0
タガノエトワール
牝453.0川田
ダンツキャンサー
牝451.0
デウスウルト
セ755.0武豊
バッドボーイ
牡553.0和田
ヒストリカル
牡657.0C.ルメール
ヒラボクプリンス
牡555.0
フルーキー
牡557.0M.デムーロ
マイネルミラノ
牡556.0柴田大
マコトブリジャール
牝552.0秋山
メイショウウズシオ
牡852.0
メイショウナルト
セ757.0
レッドアリオン
牡558.0岩田
ワールドエース
牡657.5ボウマン
※騎手は予定となります。

以上、19頭が登録されています。

続いて、netkeibaさんの予想オッズです。
人気馬名予想オッズ
1フルーキー2.5
2ワールドエース3.7
3ヒストリカル5.0
4デウスウルト9.2
5マイネルミラノ10.7
6レッドアリオン14.1
7タガノエトワール17.2
8シャトーブランシュ22.4
9ケイティープライド43.7
10スピリッツミノル52.7
※上位10頭を記載。


1番人気予想は、フルーキー
昨年のこのチャレンジカップ2着、また芝1800mは、2-1-0-1(着外はエプソムカップの4着)と、距離、舞台実績と申し分はありません。安定感抜群の重賞未勝利馬というところでは、フィエロのような馬というところがありますね。また今回は、デムーロ騎手が騎乗予定となりますので、少しツメが甘い部分を補ってくれるのではないかと、初の重賞制覇に期待がかかるところ。
ただ、一つ心配なのは臨戦過程。前走富士ステークスという過程は、過去9年(チャレンジカップ:2014~2012、鳴尾記念:2011~2006、以下同様)、0-0-0-2と、該当馬は少ないですが、未だ好走馬ナシ。前走G3と大きな枠組で見ていっても、0-2-0-19(連対率、複勝率9.5%)とかなり低調なので、この傾向と考えると、人気馬であればあるほど狙いにくいところがありますね。


2番人気予想は、ワールドエース
昨年マイラーズカップを勝利後、国内G1、G2戦、そして海外G1ということもありましたが、7戦連続好走ナシ、少し長い足踏みが続いていました。前走オープン戦のキャピタルステークスで2着と久しぶりの好走があり、その勢いまま、このチャレンジカップでも好走を期待したいところ。
ただ、こちらも臨戦過程としては少し不安が残ります。前走キャピタルステークス組は、過去9年で0-0-0-5。該当馬5頭の中に、当日人気になった馬は1頭もいなかったので、それだけのことという見方もできますが、前走オープン組の全体成績としても0-1-5-42(連対率、複勝率12.5%)と、勝利馬はナシ、好走馬は3着に偏っています。フルーキー同様、穴馬ならいいんですが、人気の馬ならちょっと避けたくなる気持ちが出てきます。


3番人気予想は、ヒストリカル
先に挙げたワールドエース同様、前走オープン組の1頭。同コースである毎日杯を制覇しているので、適性は十分。しかし、過去2回このチャレンジカップに出走し、7着、12着と好走はありません。共に勝ち馬から0.4秒差、どちらも位置取りが展開と噛み合わなかったということも言えますので、3度目の正直となるか、注目が集まりそうですね。
外回りコースなので、父ディープインパクトは良い印象ですが、ワールドエース同様、前走オープン組というのが少し気になります。昨年も断然人気だったエイシンヒカリがここで凡走、同じアイルランドトロフィー組となります。2010年、2009年には好走馬も出てきている組となりますので、間隔的にはそろそろ好走がありそうかなと感じています(完全に現時点での勘ですが(′∀`))。


4番人気予想は、デウスウルト
昨年このチャレンジカップ2着(昨年はフルーキーと2着同着でした)。勝ち馬も含め、3頭はほぼ横並びだったので決着だったので、適性は十分だと思います。今年で7歳になったということもあるんでしょうが、近2走は4番人気、1番人気に支持されるも、共に二桁着順と調子がよくありません。この夏は休養を取り、今回休み明けとなりますので、今週の動きを見て判断したいところですね。
ただ、これまでの成績を考えれば、あまり鉄砲で走る馬ではないですし、年齢を考えても、この人気であれば、嫌ってみたくなりますね。


5番人気予想は、マイネルミラノ
キャリア30戦近い当馬ですが、今回が初の阪神となります。芝1800mはこれまで2-2-0-3。着外の3回は新馬戦の8着、オープン、重賞で4、5着となりますので、まずまず距離適性は高そう。
また前走福島記念組は、過去9年で見れば、0-2-0-10とあまり良くないですが、鳴尾記念からチャレンジカップとなった過去3年で見ると0-2-0-3。2013年、2012年と好走馬が出てきている部分は、先に挙げた馬たちよりも臨戦過程としては良い印象を受けています。
ただ、今年は先行馬も多くなりそうですし、初の阪神外回りコースとなりますので、脚質的な部分を考えても、あえて狙いにいく馬ではないかと感じています。

以上が、予想オッズの上位人気5頭となります。

どの馬たちも、距離や舞台実績はまずまずあるとは思いますが、臨戦過程という一つの傾向から考えていくと、今年もひと波乱ありそうかなと現時点では感じています。



予想オッズの上位人気馬たちの中では、特にヒストリカルに注目しています。
臨戦過程はそこまで褒められるものではありませんが、確実に伸びてこれる脚は6歳になっても健在ですし、外回りコースとの相性は良さそう。余程展開的に不利にならなければ、上位争いには加わってくれそうかと、軸馬候補と考えています。



最後に、穴馬候補は…
B人気ブログランキング(※レッドアリオンでした)
です。

この馬も臨戦過程としてそこまで良くないんですが、この舞台で勝利経験もありますので、適性は高いとみています。また前走は全く競馬になっていなかったので、巻き返しを期待したい1頭とみています。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。