セントウルステークスの予想です。

昨年は当日10番人気だった3歳馬アクティブミノルが逃げ切り勝ちと、波乱の結果となりましたが、今年は13頭立てと少頭数、また3歳、4歳馬も不在となりますので、ある程度実績通り順当に決着してくれるのではないかとみています。展望でも取り上げたデータもある程度機能してくれると期待しつつ、そのあたりを絡めて勝負したいと思います。

セントウルステークス 2016 予想

軸馬は、ネロにしました。
まずは前回の展望で挙げたデータのおさらいを。データは阪神競馬場改装後、過去9年です。

注目したいデータは以下の通り。
・北九州記念を除く、前走G3組
・前走2番人気以内

の2点。

この2点を満たした該当馬は→3-2-2-3(連対率50.0%、複勝率70.0%)
となります。

今年は内から、エイシンブルズアイ、ダンスディレクター、ネロの3頭が該当しています。

中でもネロに注目したのは、前走アイビスサマーダッシュ組という点です。先程挙げた好走データ、3-2-2-3の中から、前走アイビスサマーダッシュ組のみを取り出すと→3-0-0-0となり、3頭全てが勝利。そろそろ傾向が崩れが起きそうなところは心配ですが、このデータを考えれば、アタマで狙ってみたいところがありますね。

また、ここ2走は実績ある直線1000mで2着2回。一見すると、この舞台替わりはマイナスな印象もありますが、過去このセントウルステークスを制した馬たちの中には、ハクサンムーン、リトルゲルダ、エーシンヴァーゴウ、カノヤザクラと、アイビスサマーダッシュで好走歴がある馬たちが活躍していますので、距離は違えど何かしら求められるものが似ているところがあるのではないかとみています。こういった連動も含め、ここは勝ち負けを期待したい1頭と考えました。



対抗馬1頭目は、ビッグアーサー
デビューからこれまでの安定感、今春の活躍からを考えれば、ここは力の違いを見せてもらいたいところ。

凡走のイメージはないんですが、少し気になっているのが以下のデータです。
前走高松宮記念組は、0-2-0-5(連対率、複勝率共に28.6%)。この組の好走馬2頭は共に1番人気馬。
また、5歳馬で当日1番人気に支持された馬は、0-4-0-0。このふたつが展望でも触れたデータとなります。また、もう一つ加えてると、前走上がり3Fタイム3位だった該当馬は、0-4-0-9(連対率、複勝率ともに30.8%)というデータもあります(ビッグアーサーは前走上がり3Fタイム3位)。

何が言いたいかすぐに分かると思いますが、データ上は、2着馬しか出てきていません。どこまで続くのか気になるところではありますが、これらのデータを考えれば「2着で買え」ということなので、アタマも想定しつつもそのままの通り2番手評価となりますね。



対抗馬2頭目は、エイシンブルズアイ
ネロのところで挙げた好走データの該当馬で、ダンスディレクターと非常に悩みましたが、やはりレース間隔というところでは選びづらいところがありましたので、こちらを取りました。

前走CBC賞では1番人気を裏切り9着と敗れていますが、これまで左回りの好走歴はありませんし、実績というところでは右回りになる今回はプラスに働くとみています。成績に少々ムラはありますが、オーシャンステークスを含め、末脚はすばらしいものを持っていると思いますので、展開の恩恵は必要になりますが、最後最後に1頭違う脚色で差し切るなんてことも期待したいですね。



最後に穴馬は、H人気ブログランキング(※ウリウリでした)。
もともとは展望で挙げたラヴァーズポイントかレッドアリオンをここに置こうと考えていたんですが、堅く決まることも想定していますので、“流し”の方が無難と判断し、全く穴馬という人気でないんですがこの1頭にしました。

近走は好走から遠ざかっているものの、舞台適正、実績は十分。父の血統からも間隔があいているのは良い印象がありますね。また、成績が物語っているように阪神舞台では大崩れがなく、相性は非常に良いので、ここでも上位に加わってくれるとみています。近走からは若干の衰えを感じる部分がありますので、その点をどのようにカバーできるか鞍上の手腕にも注目したいですね。


<セントウルステークス 2016 予想>
◎軸馬:ネロ
◯対抗馬1:ビッグアーサー
▲対抗馬2:エイシンブルズアイ
△穴馬:H人気ブログランキング(※ウリウリでした)
☆流し:4、7、8、9、12、13番以外
推奨馬・馬券について

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。