セントウルステークスのデータ展望です。

本日は、昨年2着に好走したウリウリをはじめ、人気馬寄りとなりますが、注目したい好走データを見ていきたいと思います。まずは、阪神競馬場改装後、過去9年、好走データの該当馬たちを挙げていきます。

セントウルステークス 2016 データ:複勝率70.0%の好走データ

■2015年
2着1番人気):ウリウリ【前走:CBC賞 1着(2番人気)】

■2013年
1着2番人気):ハクサンムーン【前走:アイビスサマーダッシュ 1着(1番人気)】
3着3番人気):ドリームバレンチノ【前走:函館スプリントステークス 7着(1番人気)】

■2012年
2着1番人気):ロードカナロア【前走:函館スプリントステークス 2着(1番人気)】
11着(2番人気):マジンプロスパー【前走:CBC賞1着(2番人気)】

■2011年
3着1番人気):ダッシャーゴーゴー【前走:CBC賞1着(1番人気)】

■2009年
1着(5番人気):アルティマトゥーレ【前走:アイビスサマーダッシュ 3着(2番人気)】
10着(6番人気):ソルジャーズソング【前走:キーンランドカップ 4着(2番人気)】

■2008年
1着3番人気):カノヤザクラ【前走:アイビスサマーダッシュ 1着(2番人気)】

■2007年
9着(2番人気):アグネスラズベリ【前走:キーンランドカップ 2着(2番人気)】

以上、10頭。


この10頭に共通した点は…
・北九州記念を除く、前走G3組
・前走2番人気以内

の2点です。

この2点を満たした該当馬は→3-2-2-3(連対率50.0%、複勝率70.0%)
となります。


このセントウルステークスは、毎年北九州記念組からの出走馬が多くなる傾向ではありますが、それ以外のG3組に関しては、前走人気した馬(結果的には当日人気になる馬にもなりますが)が走る、そんな傾向となっています。

ちなみに、前走北九州記念を除く、前走G3組の全体成績は、3-3-2-19(連対率22.2%、複勝率29.6%)となりますので、好走馬のほとんどが前走2番人気という点を満たしていることになります。該当しなかった中で、唯一好走できたのは、2008年11番人気だったシンボリグランで、前走はキーンランドカップ8番人気6着でした。



北九州記念以外の前走G3組の該当馬

・前走関屋記念
レッドアリオン

・前走アイビスサマーダッシュ
アットウィル
アースソニック
ネロ


・前走CBC賞
エイシンブルズアイ
スノードラゴン


・前走函館スプリントステークス
ティーハーフ

・前走シルクロードステークス
ダンスディレクター

北九州記念以外の前走G3組の該当馬は、以上8頭。
※前走レース別に分けて記載しています。


この8頭の中で、前走2番人気以内という点を満たしているのは…
エイシンブルズアイ
ダンスディレクター
ネロ
の3頭。

前回の展望で挙げた予想オッズと変わらずであれば、ビッグアーサーに次いで、人気を集めるであろう馬たちとなりますね。先に挙げた好走データの該当馬もほとんどが当日人気馬でしたので、傾向としては変わらずといったところでしょうか。

今年は該当馬が3頭。例年に比べれば1頭多い年となりますので、さすがにこの3頭で決着するというのは都合が良すぎると思いますが、2頭までなら可能性はありそうだなと考えています。

また、当日1番人気濃厚のビッグアーサーが人気に応えて好走した上で、このデータが機能した場合は、比較的堅く決着するかもしれないですね。反対に、1頭も好走馬が出てこなければ、お手上げ状態となりそうですね(;´Д`)。いずれにせよ、ここから軸馬を選んでいこうかなと現時点では考えています。


以上、過去9年(阪神競馬場改装後)、注目したい複勝率70.0%の好走データとなります。



最後に、今回挙げたデータには思いっきり反する形となりますが、この馬なら傾向を崩してきてもおかしくないかなと思う、穴馬候補を挙げたいと思います。
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(※レッドアリオンでした)
です。

変な位置取りで競馬をすれば不発に終わりそうですが、先行策であればチャンスもありそうかと。これまでキャリアからは未知の部分が多いですが、未知の部分が多い分、何かやってくれそうだなというところで少し注目しています。

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