CBC賞のデータ展望です。

まずは出走予定馬をみていきます。
馬名性齢負担
重量
騎手
ウリウリ
牝555.5岩田
サドンストーム
牡657.0国分優
ジャストドゥイング
牡353.0松山
セイカプリコーン
牡753.0
タガノブルグ
牡454.0大野
ダンスディレクター
牡555.0浜中
トーホウアマポーラ
牝655.0
ドレッドノート
セ754.0太宰
ナリタスーパーワン
牡655.0
ニンジャ
牡654.0藤岡康
フレイムヘイロー
セ755.0西田
ベステゲシェンク
牡555.0柴山
ベルカント
牝454.0小牧
ベルゲンクライ
牡555.0
ベルルミエール
牝453.0川島
ホウライアキコ
牝453.0津村
マコトナワラタナ
牝653.0田中健
レオパルディナ
牝350.0川須
レオンビスティー
牡652.0
レッドオーヴァル
牝554.0M.デムーロ
ワキノブレイブ
牡556.0武豊
ヴァンヌーヴォー
牡654.0
※騎手は予定となります。

以上、22頭が登録されています。

重賞ではツメの甘さが出るも実績があるウリウリ、スプリンターズ3着の実績レッドオーヴァル、前走オーシャンSで3着と力を見せたベステゲシェンク、阪急杯、高松宮記念と連続4着のサドンストーム、昨年の覇者トーホウアマポーラ、このあたりが人気を分けあいそうですね。



このCBC賞は、中京競馬場が改装されてから今年で4年目。ハンデ戦となりますので、本日は前走からの斤量変化から傾向、好走馬を探っていきたいと思います。

斤量変化の分け方は、以下の3通り。
・斤量増
・斤量増減なし
・斤量減


ではまず斤量増からみていきます。


<斤量増組>
■全体成績
2-2-1-2(連対率57.1%、複勝率71.4%)

ハンデ戦では斤量が重い馬を買えと言われることもありますが、このレースも例外ではないようで、前走から斤量が増えるということだけで、これだけ良い傾向となっています。

ちなみに、この組の好走馬5頭は全馬当日3番人気以内でした。斤量を背負わされる当日人気馬がそのまま好走しやすいということですね。

ちなみに、当日3番人気以内に絞り込めば…
2-2-1-0(連対率80.0%、複勝率100.0%)
と、100%データになります。


■前走から斤量増の該当馬
ウリウリ
フレイムヘイロー


先に挙げた当日人気馬のデータに該当しそうなのはウリウリですね。今回挙げたデータだけを見るとウリウリに飛びつきたくなるところがありますが、ウリウリは今回が初の1200m。その点が過去の好走馬とは全く違うところとなりますので、少しだけ警戒が必要かもしれないと考えています。



<斤量増減ナシ組>
■全体成績
0-0-1-9(連対率0.0%、複勝率10.0%)

この組の唯一の好走馬は、昨年10番人気3着だったニンジャ。この組の該当馬10頭中、前走3着以内に好走していたのもこのニンジャ1頭だけとなります。なので、過去3年の傾向としては前走3着以内が一つの線引ラインになるかもしれないですね。


■前走から斤量増減ナシの該当馬
サドンストーム(前走高松宮記念 10番人気4着)
トーホウアマポーラ(前走高松宮記 13番人気9着)
ニンジャ(前走安土城S 4番人気7着)
ベルゲンクライ(前走アハルケテS(ダート戦) 5番人気2着
ホウライアキコ(前走安土城S 2番人気2着
マコトナワラタナ(前走鞍馬S 1番人気7着)
ワキノブレイブ(前走鞍馬S 6番人気3着
ヴァンヌーヴォー(前走栗東S(ダート戦) 10番人気8着)
※()内は前走レース、人気、着順となります。
※追記:取り消し線

今年は該当馬も多く、前走好走している馬も複数いますね。また前走高松宮記念組の2頭も実績を考えると注意したい存在。過去3年のデータだけを見ると、この組は全然良くありませんが、該当馬を見渡すと、好走馬が出てきそうな感じはありますね。



<斤量減組>
■全体成績
1-1-1-26(連対率6.9%、複勝率10.3%)

この組の好走馬3頭は、以下、2つの共通点がありました。
・前走から斤量減-1.0kg
・当日一桁人気馬(9番人気以内)

の2点。

この2点をクリアした該当馬だけに絞り込むと→1-1-1-2(連対率40.0%、複勝率60.0%)


■前走から斤量減の該当馬
(斤量減の大きさ別に記載しています)
・-5.0kg
レオパルディナ

・-4.0kg
ジャストドゥイング

・-3.0kg
セイカプリコーン

・-2.0kg
タガノブルグ
ドレッドノート
ベルカント
ベルルミエール


・-1.0kg
ダンスディレクター
ナリタスーパーワン
ベステゲシェンク
レオンビスティー
レッドオーヴァル


ハンデ戦なので、前走から大幅に斤量が減った馬が好走しても、なんら驚きではないんですが、過去3年の傾向としては、最後に記載した前走から-1.0kg減であるダンスディレクター~レッドオーヴァルまでの5頭が狙い目ということになりますね。当日人気はさておき、傾向にそって考えるのであれば、この5頭から好走馬を探していくのが良さそうですね。

以上が、過去3年(中京競馬場改装後)、前走から斤量変化別の傾向となります。


全体を通して、斤量が増える馬=実績馬が好走しやすいく、反対に斤量減が大きな馬=実績がない馬は厳しいというレース傾向となっています。データは移り変わっていくものですし、言っても過去3年分なので、今年以降ガラッと違う面が出てくる可能性もありますが、現時点では、今回挙げた傾向にそって組み立てていこうと、考えています。



最後に、今回挙げた斤量別の傾向から注目したいのは…
A人気ブログランキング(※ダンスディレクターでした。)

ベステゲシェンク
の2頭。

今回挙げた好走傾向にも合致。共にこの舞台では安定して走れていますし、脚質的にも似たようなところがありますので、どっちかは末脚を爆発して飛んできてくれるのではないかと注目しています。人気も分かれそうかなと考えていますので、軸馬、穴馬候補と考えています。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。