アルテミスステークスの予想です。

今年で6回目の開催となり、データとしてはまだ5年分しかありませんが、これまでの傾向を追っていく形で勝負したいと思います。

注目したのは、昨年も取り上げた"前走のタイム差別"の傾向です。
前走タイム差 -0.1秒差以上
4-3-2-25】(連対率20.6%、複勝率26.5%)

前走タイム差なし
0-0-1-13】(連対率0.0%、複勝率7.1%)

前走タイム差0.1秒または0.2秒差
1-2-2-6】(連対率27.3%、複勝率45.5%)

前走タイム差0.3秒以上
0-0-0-27

データの率としては、前走で少しだけ負けた、タイム差0.1秒または0.2秒組が最も良い傾向。次いで、好走馬の大半を占めるのが、前走着差をつけて勝利してきた組となっています。

今年は前走タイム差0.1秒または0.2秒差組の該当馬が1頭もいませんので、傾向を追うのであれば、やはり中心は前走タイム差 -0.1秒差以上組となりそう。


□該当馬
前走タイム差 -0.1秒差以上つけて勝利してきた該当馬たちは…
ハイヒール
ラテュロス
ミスマンマミーア
タイドオーバー
スカーレットカラー
グランドピルエット
ラッキーライラック
トーセンブレス

の8頭。

傾向が続いていけば、ここから最低2頭は好走馬が出てきてくれるとみていますので、昨年同様、ここを中心に勝負したいと思います。


アルテミスステークス 2017 予想

軸馬は、ラテュロス
前回のデータ分析でも挙げた通り、前走新馬組は【0-1-1-19】(連対率4.8%、複勝率9.5%)でやや苦戦傾向。対して、前走未勝利組は【3-1-1-9】(連対率28.6%、複勝率35.7%)で、前走レース別の傾向では最も好成績。
今年はやや前走新馬組が多いメンバー構成となりますが、傾向からはこの馬ではないかと注目しています。

予想オッズの時よりも人気になっている部分は嫌ですが、父はディープインパクト産駒。勝利馬こそでてきていないものの、2着馬が2頭出てきていますし、なんだかんだでこの産駒は走ってくれるはず。

ここ2戦の走りからはエンジンのかかりが遅そうに見える部分は不安要素も、直線の長い東京コースとの相性と良さそうですし、これまでの2戦は上がりが速いレース、若干かかるレース、どちらにも対応していますので、雨が降ってきて馬場が少し渋っても対応してくれるとみています。



対抗馬は、ラッキーライラック
こちらはあまり傾向としては良くない前走新馬組から選んでいきました。

前走は2着馬をそこそこ離し、3着以下を5馬身差以上突き放す勝利。相手が弱かった可能性もありそうですが、それでも最後は余裕も見せていましたので、素質を感じられる内容だったと思います。

また父はオルフェーヴルで、その父はステイゴールドで、このアルテミスステークスでは度々馬券に絡んでいる血統背景も魅力のひとつ。新潟の長い直線でしっかりと良い末脚を使えた部分は、この東京舞台でも活かさせると期待しています。



最後に穴馬は、F人気ブログランキング(※スカーレットカラーでした)。
こちらは軸馬同様、臨戦過程から良い傾向に該当している1頭。

前走の走りからはこれくらい距離があった方が合うように思いますし、左回りに対応できた部分は収穫。上がりが少しかかる馬場で好走が続いていますので、雨が降るのもプラスに働きそう。

また前走破った相手は後にオープン特別でも好走しており、その相手にしっかりと着差をつけて勝利していますので、単純な物差しで考えれば、こちらもそれ相応の力は持っているはずです。

鞍上含めの人気になっているとは思うんですが、馬自身は現在の人気以上の力を持っているとみていますので、この人気であれば狙ってみたいと思います。


<アルテミスステークス 2017 予想>
◎軸馬:ラテュロス
◯対抗馬:ラッキーライラック
▲穴馬:F人気ブログランキング(※スカーレットカラーでした)
△流し:1、3、4、5、12、15番以外
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