有馬記念 2020 予想

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有馬記念(2020)の予想です。

土曜日のメイン、ホープフルSは2:02.8。また同舞台で行われた12RグレイトフルSは2:37.4での決着。両レースともに過去と比較しても、かなり時計のかかった結果となりました。

例年以上に時計も上がりもかかる馬場となっていますので、今年はこのタフな馬場が追い風になりそうな馬たちを評価して各馬選んでいきました。

軸馬は、クロノジェネシスです。

秋華賞、京都記念、宝塚記念と、圧巻の走りを見せた3レースは稍重・重での開催であり、上がりのかかる馬場でした。中山は雨こそ降っていませんが、上がりがかかるタフな馬場は同じ。まさにこの馬向きでしょう。
1回目の記事で心配していた馬場が、マイナス材料ではなくプラス材料になったと思います。

クロノジェネシスは中山初出走、北村友一騎手もこの舞台での経験が少ないというところでマイナスに映りますが、休み明けを一度叩いた上積みは大きいですし、上がり32秒台だった前走からの舞台替わりが何よりも大きなプラスに働くとみていますので、ここは前走よりも一つでも上の着順を狙えるとみています。

昨年のリスグラシュー同様、グランプリ春秋制覇もあるんじゃないかと期待しています。

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ワールドプレミア
オーソリティ
バビット
の4頭です。

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こちらもクロノジェネシスと同じく、今の時計も上がりもかかる馬場が大きくプラスに働くと考えました。
軸馬でも良かったくらい評価したい馬ですが、勝ちきれないところがあるので2番手としました。

鞍上とは初コンビとなるので相性は未知となりますが、積極的な立ち回り、競馬を期待したいですね。

ワールドプレミア
菊花賞、若葉S、つばき賞といった時計や上がりのかかる馬場で連対実績があり、先の2頭ほどではないものの、この馬も今の馬場適正は高いと評価しています。

あとは位置取りと展開次第ですね。後方過ぎると出番はなさそうですが、菊花賞と同じくらい、中団あたりにつけれれば、一発あってもおかしくないと期待しています。

オーソリティとバビット
ここは週中の記事で取り上げた、10年連続好走データの該当馬たちから選びました。

当日人気馬が多数活躍している好走データなので、もう1頭の該当馬であるラッキーライラックが本来であれば最有力になるんですが、どうしても今の馬場がマイナスになると考え、他2頭を選ぶことにしました。
じっくりと悩んだので、これでラッキーライラックが好走となっても悔いはありません。

オーソリティ
重馬場の弥生賞で3着、上がりのかかったホープフルSで5着の実績。勝利には届いていませんが、2レースともに休み明けで、万全の状態ではなかったことを考えれば、まずまず力と適正を示した走りだったと評価しています。
重賞連勝中と勢いがありますし、休み明けを叩いた臨戦過程も好印象。舞台は違えど、距離実績がある点も評価しています。

バビット
セントライト記念、ラジオNIKKEI賞と、重賞連勝した2レースはともに時計も上がりもかかる馬場でした。データの該当馬3頭の中では、一番今の馬場が好条件になるとみています。
キセキの出方次第ではあるものの、最内枠に入れたので、思い切った逃げを期待したいですね。