有馬記念(2018)のデータ分析です。
出走馬と枠順が確定しました。
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 過去10年 枠別成績 |
連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | オジュウチョウサン | 牡7 | 57.0 | 武 豊 | 2-2-1-13 | 22.2% | 27.8% |
2 | クリンチャー | 牡4 | 57.0 | 福永 祐一 | ||||
2 | 3 | モズカッチャン | 牝4 | 55.0 | M.デムーロ | 1-2-0-15 | 16.7% | 16.7% |
4 | マカヒキ | 牡5 | 57.0 | 岩田 康誠 | ||||
3 | 5 | パフォーマプロミス | 牡6 | 57.0 | C.デムーロ | 1-2-1-14 | 16.7% | 22.2% |
6 | サトノダイヤモンド | 牡5 | 57.0 | B.アヴドゥラ | ||||
4 | 7 | サウンズオブアース | 牡7 | 57.0 | 藤岡 佑介 | 1-2-1-16 | 15.0% | 20.0% |
8 | ブラストワンピース | 牡3 | 55.0 | 池添 謙一 | ||||
5 | 9 | リッジマン | 牡5 | 57.0 | 蛯名 正義 | 1-1-3-15 | 10.0% | 25.0% |
10 | ミッキースワロー | 牡4 | 57.0 | 横山 典弘 | ||||
6 | 11 | ミッキーロケット | 牡4 | 57.0 | O.マーフィー | 2-0-2-16 | 10.0% | 20.0% |
12 | レイデオロ | 牡4 | 57.0 | C.ルメール | ||||
7 | 13 | スマートレイアー | 牝8 | 55.0 | 戸崎 圭太 | 1-0-2-17 | 5.0% | 15.0% |
14 | キセキ | 牡4 | 57.0 | 川田 将雅 | ||||
8 | 15 | シュヴァルグラン | 牡6 | 57.0 | H.ボウマン | 1-1-0-18 | 10.0% | 10.0% |
16 | サクラアンプルール | 牡7 | 57.0 | 田辺 裕信 |
枠順、出走馬、騎手に加えて、過去10年の枠別成績(連対率、複勝率)を記載しています。
続いて、馬番別の成績です。
馬番 | 成績 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
1 | 1-1-0-8 | 20.0% | 20.0% |
2 | 1-1-1-7 | 20.0% | 30.0% |
3 | 0-1-0-9 | 10.0% | 10.0% |
4 | 1-1-0-7 | 22.2% | 22.2% |
5 | 0-1-0-9 | 10.0% | 10.0% |
6 | 1-2-2-4 | 33.3% | 55.6% |
7 | 1-1-1-7 | 20.0% | 30.0% |
8 | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% |
9 | 2-1-1-6 | 30.0% | 40.0% |
10 | 0-0-1-9 | 0.0% | 10.0% |
11 | 1-0-2-7 | 10.0% | 30.0% |
12 | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% |
13 | 2-0-0-8 | 20.0% | 20.0% |
14 | 0-1-2-7 | 10.0% | 30.0% |
15 | 0-0-0-8 | 0.0% | 0.0% |
16 | 0-0-0-8 | 0.0% | 0.0% |
この10年、勝利馬は各枠からまんべんなく出てきていますが、全体の好走馬の数からは、やはり外枠(7枠・8枠)が少々マイナスな印象を受けますね。馬番でみても15番・16番からの好走馬はゼロとなっています。
また、数年前から追いかけていますが、この外枠(7枠・8枠)から好走した過去の馬たちを見ていくと…
■7枠の好走馬
2014年 3着(1番人気):ゴールドシップ
2013年 3着(2番人気):ゴールドシップ
2012年 1着(1番人気):ゴールドシップ
■8枠の好走馬
2008年 1着(1番人気):ダイワスカーレット
-〃- 2着(14番人気):アドマイヤモナーク
と、ほとんどが当日人気馬からの好走となっていました。
7枠からの好走馬3頭は、全部同じ馬で、ゴールドシップが3年で積み重ねたもの。
8枠の好走馬2頭は、当日1番人気・前年の有馬記念で2着の実績もあったダイワスカーレット。
もう1頭はブービー人気でしたが、中山芝は【1-2-3-1】(着外の1回は5着)と、中山の適正が非常に高かったアドマイヤモナークとなりますので、実績もある当日人気馬か、舞台巧者しか好走していないという、厳しい流れが続いています。
中山競馬場は2014年に一部改修工事が入り、それに伴い馬場傾向も少しずつ変わってきているので、いずれはこの流れがガラッと変わる可能性も考えられますが、現状の結果からは、実績馬もしくは、中山で高い適正のある馬でなければ、割引きたいなと考えています。
有馬記念 2018 好枠だと思う穴馬候補
当日人気を集めそうな…
モズカッチャンは、2枠3番
レイデオロは、6枠12番
キセキは、7枠14番
シュヴァルグランは、8枠15番
に入りました。
有力どころの中で、パッと見として良さそうな枠に入ったのは、モズカッチャンでしょうか。
2500mという距離は少し長いと思っていたので、この枠ならロスなく立ち回れそうですし、少しくらいは距離を誤魔化すこともできるかもしれないですね。
インをつく競馬もできる馬なので、普通に良い枠に入れたいと思います。
そうは言いつつも、この馬も外せないと思うのが、1番人気が濃厚なレイデオロ。
先述通り、馬番12番は、この10年間、1頭も好走馬が出てきていません。過去には3~5番人気の人気どころも好走には届いていませんが、当日1・2番人気の馬がこの馬番12番に入ったことがないので、データから考えれば、そろそろがあっても不思議はなさそうですね。
少し外を回ることにはなるかもしれないですが、脚質としてもこの枠は悪くはないと思うので、現状は逆らえないかなとみています。
そして、一番悩ましいのが先程も挙げた外枠に入ったキセキとシュヴァルグランですね。
キセキはハナを取りにいく可能性もあるので、そこまで影響は少なそうですが、シュヴァルグランは、もう少し内寄りの枠が良かった印象ですね。
キセキが横にいるので、スタートから後ろについていけば、良いポジションを取れるかもしれないですが、それはあくまでも楽観的な考えとなるので、少し悩ましい並びとなりましたね。
あとは前日、土曜日の結果と馬場を見てからということになりますが、最後に、今回の枠順から気になってきた穴馬候補の1頭を挙げたいと思います。
C人気ブログランキング(※パフォーマプロミスでした)です。
スタートを五分で出れれば、理想的な位置を取れそうな良い枠に入ったと思います。
距離にも不安はなく、中山の適性も高そうなので、あとはこのメンバー相手にどこまでやれるのか、楽しみな1頭となりそうですね。
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