アンタレスステークスの予想です。

京都から阪神舞台が変わって今年で5年目。データとしては4年分しかありませんが、これまで展望で注目した内容を主に組み立てていきました。ではまず軸馬から。

アンタレスステークス 2016 予想

軸馬は、ロワジャルダン
フェブラリーステークスで5着、チャンピオンズカップで4着と、近走G1でも健闘しているように、力、実績はここでは上位になるでしょう。近2走はアスカノロマンに先着されていますが、ここ2走は位置取りと展開面がアスカノロマンにプラスに働いた部分が大きく、4走前みやこステークスの着差を考えれば、こちらの方が単純な力は上とみています。
また今回は5-1-0-0とまだ連を外していない右回りの舞台となり、阪神自体は初となりますが、この舞台替わりは大きくプラスになるとみています。近走は惜しい競馬が続いていますが、久しぶりの勝利を期待したいというところでも、ここは勝ち負けを期待したいですね。


対抗馬1頭目は、クリソライト
展望でも挙げたKingmambo内包馬の1頭。また前走ダイオライト記念組も0-1-1-3で、当日人気馬に絞れば0-1-1-0と、共に好走しています。現在の人気を考えれば無視できない1頭とみています。

この馬自身、これまで中央での重賞では好走歴がありませんが、現在の充実っぷりや、臨戦過程を考えれば、今回は好走を期待できるのはないかと考えました。先行馬なので最内を取れたのはプラスで、自分の競馬ができれば、上位に加わってくれるとみています。もともと軸馬候補でしたが、過去4年、6歳馬は0-1-2-14と、まだ勝利馬が出てきていませんので、意外と年齢の壁は高いかなと考え、一つ評価を下げた形となります。


対抗馬2頭目は、アウォーディー
阪神舞台に変わってからのこの4年…
・1番人気馬は2-1-1-0。
・毎年好走馬が出ているグレイソヴリン系内包馬。アウォーディーは今年唯一の該当馬。
・前走上がり最速だった馬は2-2-1-5。当日1番人気馬に絞り込めば1-1-1-0。
・前走名古屋大賞典組は1-1-0-3。当日1番人気馬に絞り込めば1-1-0-0。前走上がり最速で絞り込めば、1-1-0-1(着外1回は5着)

と、展望でふれた内容も含め、様々良いデータが揃っています。自身もダート転向後、3戦3勝とまだ底を見せていません。現在抜けた1番人気となりますが、特に逆らう必要はないと思います。

ただ、クリソライトのところでも挙げたように、アウォーディーも6歳馬となりますので、その点は少し気になるなと。また「3連勝はできても4連勝は難しい」と言われますし、今回は相手もそれなりに強化されますので、2、3着はあっても、アタマは取れないの方にちょっと期待したいなと考えました。もう一度いうように、全く逆らう必要はないですが、少しだけ抵抗をみせての3番手評価となります。


最後に穴馬は、F人気ブログランキング(※トップディーヴォでした)。
父は本命馬と同じキングカメハメハで、展望で注目したKingmambo系内包馬の1頭。重賞での実績がありませんので、単純に力が及ばない可能性も考えられますが、デビューから堅実に走れており、また成績の安定感もさることながら末脚も確実なので、前走からの舞台替わりはプラスになりそう。相手は一気に強化されますが、これまで堅実に走れているように、相手なりに走ることができれば、ここでも上位争いに加われると期待しています。枠も良いところを取れましたと思いますので、後方からではなく、前走のような積極的な競馬を期待したいですね。


<アンタレスステークス 2016 予想>
◎軸馬:ロワジャルダン
◯対抗馬1:クリソライト
▲対抗馬2:アウォーディー
△穴馬:F人気ブログランキング(※トップディーヴォでした)
☆流し:5、6、8、10、11、12、13番以外
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