オールカマーの予想です。

土曜日は阪神同様、雨の影響でこちらも稍重開催となりましたが、意外と差しが決まっている印象を受けました。本日は雨が降らない予報となっていますので、これから回復に向かい、馬場に変化が出てくる可能性もありますが、差しが効く馬場が続くことを想定しつつ、人気どころの先行馬と差し馬という組み合わせで、今回は勝負したいと思います。

オールカマー 2016 予想

軸馬は、ゴールドアクター
前走天皇賞・春では人気を裏切り、自身初となる二桁着順で敗れる形となりましたが、外枠発走から良い位置を取れなかった部分が大きいとみています。それまでは連勝を重ねていたように、中~長距離路線では現役トップの力があると思いますので、巻き返しを期待したいと思います。

今回は頭数も少なめ、相手関係も楽になりますし、変に飛ばしていく馬も見当たりませんので、スローからの決め手勝負となれば、この馬の強みがより引き出されるとみています。データとして、前走天皇賞・春からの臨戦過程は、ほとんど該当馬がいないので、その点は不安ながらも、この馬自身休み明けは4戦4勝と、かなりの鉄砲巧者となりますので、ここも問題なくこなしてくれるとみています。



対抗馬は、サトノノブレス
前走宝塚記念組は、昨年の連対馬の活躍もありますが、過去10年(2014年新潟開催を除く)では、4-3-1-2(連対率70.0%、複勝率80.0%)と最も好相性の組となっています。該当馬10頭は全馬当日5番人気以内、好走馬は全馬4番人気以内となっていますので、現在の人気から順当に考えていけば、マリアライトかサトノノブレスとなりますね。

実績や距離適性を考えれば、マリアライトの方が上だと思うんですが、データ上、少し気になったのが前走からの斤量変化です。前走宝塚記念組の全体成績(4-3-3-2)を、斤量変化別で分けていくと…
斤量増:1-2-0-0
同斤量:1-0-0-2
斤量減:2-1-1-0

と、少々細かく分け過ぎかもしれないですが、この10年のデータ上は、好走できなかった2頭は同斤量組から出てきています。

前走宝塚記念組の該当馬4頭の中で、マリアライトは唯一、前走と同斤量となりますので、傾向的には少し怪しいとみるのも一つなのかなと。


また、マリアライト、サトノノブレスは同じディープインパクト産駒となりますが…
・サトノノブレス
鉄砲:2-1-0-0
2走目:0-0-1-3

・マリアライト
鉄砲:0-0-2-1
2走目:2-1-0-0

と、サトノノブレスは鉄砲が効くのに対し、マリアライトは2走目の方が良い成績となっています。この差を含め、現在の人気差を考えても、マリアライトよりもサトノノブレスの方が良いと判断しました。


サトノノブレス自身は、昨年このオールカマーで敗れていますし、この距離での実績はありませんので不安がない訳ではないですが、2400mまでなら勝利経験もありますので、距離どうこうということはなさそう。また、土曜日は差しが決まる馬場となっていましたが、内が悪いということもなかったので、最内からロスなく立ち回ることができれば、ここは好勝負になると考えました。



穴馬1頭目は、ショウナンバッハ
冒頭に挙げたように、土曜日の馬場の感じからは差しが効く馬場となっていましたので、この馬の末脚に期待したいと思います。

重賞戦線ではやや力が足りない印象もありますが、その中でもこのオールカマーと同舞台であるアメリカジョッキークラブカップで3着と好走歴があるように、舞台適性は問題ないと思います。またその時と同じ戸崎騎手が戻ってくるのもプラス。今回は頭数も少なくなりますので、最後方となっても前との距離が詰まっていれば差せるだけの末脚はあるとみています。



穴馬2頭目は、F人気ブログランキング(※ツクバアズマオーでした)。
先に挙げたショウナンバッハほどの末脚はないでしょうが、位置取りはショウナンバッハよりも前に位置づけると思いますし、近走は安定して上がり上位の脚をつかえていますので、こちらも差し馬として注目したいと思います。

前走レース別の傾向としては非常に狙いづらい1頭なんですが、中山舞台の好走歴は多く、この芝2200mでは勝利経験がありますので、舞台適正というところでは高いものがあると思います。また、年齢を重ね、近走は非常に安定感も出てきており、充実期に入ったように映りますので、変な位置取りにならない限りは、崩れることなく、上位争いに加わってくれると期待しています。


<オールカマー 2016 予想>
◎軸馬:ゴールドアクター
◯対抗馬:サトノノブレス
▲穴馬1:ショウナンバッハ
△穴馬2:F人気ブログランキング(※ツクバアズマオーでした)
☆流し:4、8、9、10、11番以外
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