愛知杯の予想です。

波乱傾向もあるレースなので様々悩みましたが、今年は昨年不発に終わったある血統面に再度注目したいと思います。まずはその血統面について挙げていきます。

※データは、時期変更後も含まれますが、2012年中京競馬場に舞台が変わってからの過去5年分です。


まずは過去5年の好走馬(注目血統内包馬)たちから。

■2017年
好走馬なし

■2016年
2着(5番人気):リーサルウェポン
3着(4番人気):アースライズ

■2015年

愛知杯が休止

■2014年
2着2番人気):キャトルフィーユ
3着(10番人気):スイートサルサ

■2013年
1着(12番人気):フーラブライド
2着(14番人気):キャトルフィーユ
3着(13番人気):コスモネモシン

■2012年
1着(7番人気):エーシンメンフィス

以上8頭。

この8頭に共通していた血統は…
Sir Ivor または Sir Gaylord
(5代血統表内)
です。


Sir Ivor または Sir Gaylord内包馬の全体成績は【2-3-3-13】(連対率23.8%、複勝率38.1%)。昨年は該当馬が2頭出走するも好走とはなりませんでしたが、それまでの4年は連続して好走馬が出てきていた傾向となります。


また、ただ単に内包馬が活躍しているというだけでなく、牝馬ということもあってか、年齢別ではっきりとしたものが出ており…
・4歳または5歳
2-3-3-4】(連対率45.5%、複勝率63.6%)

・3歳または6歳以上
0-0-0-10

という結果。好走馬は4、5歳馬からのみという傾向となっていました。

昨年は不発に終わりましたが、該当馬2頭は共に6歳馬でしたので、この傾向からはズレていたということが考えられます。

今年は4、5歳の該当馬がなんとか1頭いますので、再度傾向戻りを期待しつつ、ここから勝負してみたいと思います。



愛知杯 2018 予想

ということで軸馬は、D人気ブログランキング(※ブラックオニキスでした)。
アンドリエッテもSir Ivor または Sir Gaylord内包馬の1頭なんですが、6歳となりますので、そちらは"流し"に回し、良い傾向にある4、5歳であるこの馬に期待したいと思います。

これまでの成績・走りからは、重賞では少し足りない印象もあるんですが、芝2000m戦に限れば、大きく崩れておらずまずまずの距離適性は持っていそう。またその中で、重賞実績馬とも差のない競馬をしたこともありますし、あと一歩というところまでは健闘していますので、勝つまではいかなくとも、2、3着であれば十分可能性があるのではないかと期待しています。

完全に血統頼みとなりますが、前日オッズからは全く人気になっていませんので、今年はここを軸に、波乱狙いで勝負してみたいと思います。




軸馬が穴馬でもありますので、対抗には人気どころ。舞台実績馬・データからの注目馬から選んでいきました。
キンショーユキヒメ
マキシマムドパリ
エテルナミノル

の3頭です。


キンショーユキヒメ
重賞ではないものの同舞台では、2勝4着1回と実績は申し分なし。これまでの走りからも2000mではまずまず堅実に走れており、距離適性も高い1頭。
前走はダートで大敗しましたが、適正外ということで度外視できますので、ここで芝変わり、また実績ある舞台替わりは大きくプラスに働きそう。巻き返しに期待。


マキシマムドパリ
昨年の覇者ということでキンショーユキヒメ同様、舞台実績を評価したい1頭。
今年で6歳、近走内容からは若干衰えが出てきたようにも映りますが、近走と比べれば相手関係は楽になるでしょうから、連覇も含め、上位争いを期待したいと思います。


エテルナミノル
前回のデータ分析で取り上げた、5年連続好走傾向の該当馬。もう1頭の該当馬であるワンブレスアウェイは大外に入ってしまったので、枠順からこちらを選びました。
今回初の2000m戦となりますが、これまで1800m戦では堅実。重賞でも掲示板内に健闘しているよう、ある程度の力は示していますので、ここでの距離変わりがプラスに働けば、3着あたりであればチャンスはありそうかと。
ワンブレスアウェイも含め、データが継続されるのかというところでも注目したいですね。



<愛知杯 2018 予想>
◎軸馬:D人気ブログランキング(※ブラックオニキスでした)
◯対抗馬1:キンショーユキヒメ
▲対抗馬2:マキシマムドパリ
△対抗馬3:エテルナミノル
☆流し:2、8、11、12、13、14、15、16番以外

馬券の方は軸馬を中心に、複勝、ワイド、3連複。


応援の方、よろしくお願い致します。