展望で挙げた穴馬傾向に合致していた注目の1頭は、T人気ブログランキング

宝塚記念の展望です。

出走馬、枠順が決定しました。
登録馬の中では、マイネルラクリマ1頭のみが出走回避となり、全12頭立てとなりました。

本日は、全体数で言えば、3分の1にあたる、
過去最多出走となる牝馬についてみていきます。
まずは、京都開催だった年を除く過去10年で、出走した牝馬たちを全馬挙げています。

以下は、過去10年で、出走した牝馬たちの当日の人気と着順になります。

■2013年(出走馬1頭)
1番人気3着:ジェンティルドンナ

■2012年(出走馬1頭)
11番人気14着:ホエールキャプチャ

■2011年(出走馬1頭)
1番人気2着:ブエナビスタ

■2010年(出走馬2頭)
1番人気2着:ブエナビスタ
13番人気6着:メイショウベルーガ

■2007年(出走馬2頭)
9番人気6着:カワカミプリンセス
1番人気8着:ウオッカ

■2005年(出走馬3頭)
11番人気1着:スイープトウショウ
8番人気8着:アドマイヤグルーヴ
14番人気9着:スティルインラブ

■2004年(出走馬1頭)
10番人気8着:スティルインラブ
※2009年、2008年、2003年は牝馬の出走はなし。

以上、好走馬は、全11頭中4頭となっています。(内2頭はブエナビスタ)

ではこの4頭の共通点を挙げていきます。
①牡馬混合G1で連帯
■ジェンティルドンナ
ドバイシーマC:1番人気2着
JC:3番人気1着

■ブエナビスタ(初出走時、2頭分)
ドバイシーマC:2着
有馬記念:1番人気2着

■スイープトウショウ
安田記念:10番人気2着

以上のように、4頭全馬、馬場混合G1で2着以上の好走歴がありました。

②G1馬(クラシックホース)
ジェンティルドンナ:牝馬3冠馬、ジャパンカップ
ブエナビスタ:牝馬2冠馬(桜花賞、オークス)
スイープトウショウ:秋華賞馬

以上2点が、好走馬4頭に共通した点であります。


その他、好走できなかった7頭からも、比較していきます。
ホエールキャプチャ、カワカミプリンセスはG1馬でしたが、初の牡馬混合戦。
ウオッカは、3歳時での出走で、初の古馬、牡馬とのレース。
メイショウベルーガは、日経新春杯で勝利経験があるも、G1では好走歴がありませんでした。
スティルインラブは、3冠牝馬も、牡馬交流重賞での実績がありませんでした。

クラシックホースや、牡馬混合重賞で好走歴がある馬たちもいますが、
G1での好走歴がある該当馬はいませんでした。

そんな中、唯一、牡馬混合戦で好走歴があったのが、アドマイヤグルーヴ。
それは、天皇賞・秋で、9番人気3着。またエリザベス女王杯を連覇する実力がありました。
ただ、クラシックでは2着までが最高となっていました。

と、こう見ていくと、好走馬4頭とそうでなかった7頭とでは、
明らかな差というものがありましたので、そこを一つの線引した見解になります。


今年出走する牝馬の中で、この2つをクリアしているのは、
昨年3着の実績があるジェンティルドンナ1頭のみ。

残りの3頭はいうと…
ジャパンカップ2着の実績も、G1馬でもなく、クラシックホースでもないデニムアンドルビー。
2冠牝馬で、エリザベス女王杯も勝っているものの、牡馬混合戦で実績がないメイショウマンボ。
ジェンティルドンナが同じ世代だったというだけで、クラシックは全て2着だった、ヴィルシーナ。
と、どの馬たちも何かしら不安が残るという印象。

ジェンティルドンナも決してこの舞台が合っているとは思えないですし、
いっその事、4頭バッサリできれば、残りは8頭と一気に絞られるのですが、
さすがに、4頭出走して1頭も好走がないというは、やはり考えにくいかと。。。

と、かなり悩ましい状態ではありますが、現時点で、この4頭の牝馬の中で、
一番可能性を感じているのは、T3人気ブログランキング
一見、牝馬の中では、一番可能性がなさそうではありますが、
当日の馬場などが変わってくれて、近年の傾向も変わってくれれば、
この1頭がスッと他馬を交わしてくれるのではないかと。もちろん、当日の人気も加味したいと思います。


最後に、今回は牝馬に焦点をあてましたが、枠順が決定した上で、
傾向が続くのであれば、勝利か凡走しかないと感じた1頭を。
それは、T3人気ブログランキング
これまでの傾向を破れるのか見ものです。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。