青葉賞の展望です。

先週のフローラSに続いて、血統面から好走馬を探っていこうと思います。
フローラSは、終わって見れば、ゼンノロブロイ、シンボリクリスエス、ステイゴールド産駒と、
全馬、父サンデー系またはロベルト系が好走する結果となりました。

距離は違いますが、この傾向は、青葉賞でも同じにように出ています。
過去10年、好走馬30頭中24頭が、父サンデー系またはロベルト系という結果で、
特に、ここ5年では、好走馬15頭中13頭が、該当し、その傾向が顕著に出ています。

父サンデー系またはロベルト系を中心に考え、
特にその中でも、今年出走予定の中から、
該当する種牡馬を分けて見ていきたいと思います。

まずは、前回のおさらいであるディープインパクト産駒から。
■ディープインパクト産駒
初めて出走したのは2011年。
そこから過去3年の成績は以下の通りです。
2013年:1-0-1-1
2012年:0-1-0-2
2011年:1-0-0-0
計:2-1-1-3
初出走時から、3年連続で好走が続いています。

■ゼンノロブロイ産駒
2013年:該当馬なし
2012年:0-0-1-0
2011年:0-0-0-1
2010年:1-0-1-0
計:1-0-2-1
ディープインパクトも出れば好走するという部分ではすごいですが、
こちらは、複勝率75%と高い数値をたたき出しています。

■ネオユニヴァース産駒
2013年、2012年:該当馬なし
2011年:0-0-0-1
2010年:0-0-0-1
2009年:0-0-0-1
計:0-0-0-3
出走数が少ないこともあり、まだ好走馬は出ていません。
最高着順は、2009年のピサノカルティエで、当日3番人気の4着でした。

■シンボリクリスエス産駒
2013年:0-0-0-2
2012年:0-0-0-2
2011年:該当馬なし
2010年:該当馬なし
2009年:1-0-0-1
2008年:0-0-1-3
計:2-0-0-8
好走したのは、アプレザンレーヴ(当日1番人気1着)、モンテクリスエス(当日6番人気3着)の2頭。
アプレザンレーヴは前走毎日杯組で最速上がりの3着。
モンテクリスエスは、重賞経験はなかったものの、前走阪神2400mで、1番人気1着と
同じ距離での好走歴があった。
また共に、デビューから5着以下はなく、4着1回のみと、安定した成績を残していました。

■マンハッタンカフェ産駒
2013年:0-0-0-1
2012年:該当馬なし
2011年:0-0-0-1
2010年:0-0-0-1
2009年:0-1-0-0
2008年:該当馬なし
2007年:0-0-0-1
計:0-1-0-0-4

好走馬は1頭で、当日7番人気であったマッハヴェロシティ。
敗れた4頭中3頭は4、5着とまずまず善戦しています。
今年は厳しいかもしれないですが、来年以降のために覚えておきたいですね。

各種牡馬別の成績はこんな感じ。次に、今年の該当馬と照らし合わせていきます。
▼ディープインパクト産駒
ヤマノウィザード
ラングレー
ワールドインパクト
▼ゼンノロブロイ産駒
アドミラルシップ
ナンヨーマーク
ネオユニヴァース産駒
ナスノアオバ
ピオネロ
シンボリクリスエス産駒
ショウナンラグーン
マンハッタンカフェ産駒
ファーガソン

アドミラルシップ、ショウナンラグーン、ファーガソンは抽選突破が必要になります。
特にディープ産駒、ゼンノロブロイ産駒に注目ということです。
こう見ると、やはりディープ産駒から入るのというのは揺るがなさそうですね。

で、次に、これだけでは馬は絞り込めませんので、最後の注目している母方の血統を。
それは、王道となりますが、ノーザンダンサー系の血です。
その中でも特に注意したいのが、以下の3つ。
ヌレイエフ
ストームバード
ニジンスキー

過去の好走馬の多くは母方にノーザンダンサーの血を持っており、
その中でも該当馬が多かったものや、穴馬が内包していたものなどを、3つ挙げました。
父ディープインパクトにも、ヌレイエフが含まれますが、
ここで挙げたのは、あくまでも、母方の方に含まれるという部分で強調したい要素となります。

母方に上記3つの血が含まれる該当馬は、
アドミラルシップ
ケンブリッジベスト
ナスノアオバ
ナンヨーマーク
ピオネロ
ファーガソン
ラングレー
ワールドインパクト

他で狙ってみたい1頭もいますが、ここまでのデータを踏まえた中で、
穴馬候補を1頭挙げるとすれば→A人気ブログランキング
出走馬が決まって、枠が決まれば少しは変わってくるかもしれませんが、
現時点では、今年は2頭は堅く、1頭、穴馬のような感じがしますね。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。