阪神大賞典の展望です。

過去を遡れば、下位人気馬の好走もありますが、
この10年では、全て6番人気以内での決着となっています。
また1番人気は3-4-2-1と、2009年のオーケンブルースリ以外は、
全馬好走するという堅実っぷりです。

オーケンブルースリは、JC以来のレースで、
間隔があいていた点や、初の斤量58kgなどを考えると
今年もこの傾向は続き、1番人気は好走すると見ています。
今年この位置につくであろうゴールドシップ。
ここをどう扱うのか、また相手探しが重要になりそうです。
1番人気の好走確率もそうですが、
ゴールドシップは、阪神で4戦して100%連帯の実績があります。
また単勝オッズがこのまま落ち着いてくれれば、1倍台をキープしてるはずです。
1倍台で収まれば、過去10年で、3-3-1-0と100%好走するということになります。

ただ、一つ気になるのは、3勝というところですね。
またゴールドシップは前年の覇者になりますので、連覇がかかっています。
過去遡って、連覇をしたのは、最近では2002年のナリタトップロードのみです。
他でもナリタブライアンやメジロマックイーンなどもいますが、
この2頭は、京都や中京で開催だった時に勝利し、
翌年阪神競馬場で連覇をしたというケースになるので、
同じ舞台で連覇できたのは、先のナリタトップロードのみとなります。
過去10年では該当馬はいません。

では、過去10年で、連覇がかかった馬たちはどうだったのでしょうか。
以下の通りです。
ナムラクレセント→3着
トウカイトリック→12着
アイポッパー→2着
リンカーン→3着
以上、該当馬4頭。
ゴールドシップと比較するなら、G1馬ということで、
ナリタトップロードの方が比較しやすい部分はありますが、
ちょっと連覇が怪しく思えてきましたね。

で、次に、ちょっと見方を変えて、
先に挙げた単勝オッズ1倍台で好走した馬たち(3-3-1-0)の中で、
2着3回3着1回だった時の、勝利した馬たちを見ていきます。
馬名当日人気前走レース前走人気前走着順
2012ギュスターヴクライ3番人気ダイヤモンドS1番人気2着
2008アドマイヤジュピタ4番人気日経新春杯1番人気4着
2007アイポッパー2番人気ステイヤーズS1番人気1着
2005マイソールサウンド5番人気京都記念8番人気4着

この4頭に共通していることは、共通して言えることは、
「前走重賞組で且つ4着以内」「重賞連対実績」となります。
もしゴールドシップが好走するも、連覇できなかった時には、
今回挙げたような馬が勝利するかも知れないですね。

と、確証バイアス的なところは否めないですが、ある程度、絞れてきました。
あとは、明日の馬場状態を見ていきたと思います。
このレースは特に配当面は期待できないので、
残りは買い方と、どれだけ絞り込めるが重要になりそうです。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。