日経新春杯のデータ展望です。
まずは出走予定馬から。以下の通りです。
まずは出走予定馬から。以下の通りです。
馬名 | 性齢 | 負担 重量 | 騎手 |
---|---|---|---|
アクションスター
| 牡5 | 54.0 | 松若 |
アドマイヤデウス
| 牡4 | 55.0 | 岩田 |
アドマイヤフライト
| 牡6 | 56.0 | 藤岡康 |
コウエイオトメ
| 牝7 | 51.0 | 北村友 |
コスモロビン
| 牡7 | 55.0 | 柴田大 |
サトノノブレス
| 牡5 | 58.0 | 池添 |
シゲルササグリ
| 牡6 | 53.0 | 菱田 |
シャドウダンサー
| 牡4 | 53.0 | 田中勝 |
ゼンノルジェロ
| 牡7 | 53.0 | 熊沢 |
タマモベストプレイ
| 牡5 | 57.0 | 津村 |
ダコール
| 牡7 | 57.0 | 福永 |
トウシンモンステラ
| 牡5 | 54.0 | 武豊 |
ハギノハイブリッド
| 牡4 | 55.0 | 福永 |
ビービートレイター
| 牡5 | 54.0 | 赤岡修 |
フーラブライド
| 牝6 | 55.0 | 酒井 |
ホーカーテンペスト
| 牡6 | 55.0 | 浜中 |
ムーンリットレイク
| 牡7 | 56.0 | 丸山 |
メイショウカンパク
| 牡8 | 56.0 | 大野 |
メイショウサミット
| 牡9 | 50.0 | 小崎 |
ラングレー
| 牡4 | 52.0 | 北村宏 |
ヴィクトリースター
| 牡7 | 52.0 | 池添 |
以上、21頭が登録されています。
昨年の覇者サトノノブレス。同じく3着だったフーラブライド。京都新聞杯勝利馬ハギノハイブリッド。同じ舞台である京都大賞典2着のタマモベストプレイ、重賞実績はないものの前走同じ舞台を勝利を収めた上がり馬トウシンモンステラあたりが人気を分けあいそうですね。
続いて、表題についてですが、この10年の勝利馬傾向を見ていきました。その中で、注目した点は…
・当日3番人気以内
・前走3着以内
・前走上がり3Fタイム4位以内
・前走勝利馬とのタイム差0.4秒以内
の4点です。
一つ目は、当日人気。
勝利馬10頭中8頭が当日3番人気以内となり、基本的には上位人気馬が勝利するという傾向となっています。ここに該当しなかったその他2頭は、2013年10番人気で勝利したカポーティスター、2009年11番人気で勝利したテイエムプリキュア。
カポーティスターが勝利した2013年は、出走馬中、重賞勝利馬が1頭のみで、1番人気馬も4倍台となり、抜けた人気の馬や実績がいなかったことがありますね。その他にも、勝利したカポーティスターが1枠2番と、2着で1番人気だったムスカテールが最内の1番と、3、4着も3番、5番と内を取った馬が上位を占める結果となり、開幕間もない馬場の傾向、そして勝利馬は52kgという軽ハンデがプラスに働いと考えられます。
2009年、テイエムプリキュアは最軽量49kgを活かしての逃げ切り勝ち。その後エリザベス女王杯でも逃げての2着となるように、京都は前が残ることがありますし、この馬自身古馬になってから好走したのは、全て京都舞台という成績でした。この舞台も前年に3着を収めているレースとなり、実績ある舞台で、自分の競馬ができたと考えられます。
出走馬全体のレベルに疑問がある場合や、重賞で好走歴がある逃げ馬がいる場合には注意が必要というところでしょうか。基本としては当日の人気馬に注目すべき傾向となっています。
二つ目は、前走着順。
勝利馬10頭中8頭が前走3着以内に好走していました。ここに該当しなかったのは、2011年のルーラーシップと、先に挙げたテイエムプリキュア。
2011年のルーラーシップは前走有馬記念で6着でした。デビューからこれまで8戦をこなし4-1-0-3、着外は前走の6着と、5着2回とかなり安定した成績を残しており、言わずと知れた父キングカメハメハ×母父エアグルーヴの超良血馬。一つ目の傾向に合致しており、当日2番人気に支持されていました。
三つ目は、前走の上がり3Fタイム。
勝利馬10頭中9頭が前走レースで4位以内の上がり3Fタイムを出していました。京都外回りということで、決めてある末脚が活きるということが考えられますね。ここに該当しなかったのは、先に挙げたテイエムプリキュアです。
最後は、前走の勝利馬とのタイム差です。
勝利馬10頭中4頭が前走勝利を収めており、残りの6頭中4頭が勝利馬から0.4秒差以内となっていました。ここに該当しなかったのは、昨年の覇者サトノノブレスと、これで4度目の登場となるテイエムプリキュアです。
昨年のサトノノブレスは、勝ち馬から0.8秒離されていましたがが2着を確保。前走レースは、昨年のジャパンカップを制覇したエピファネイアが勝利した菊花賞となります。大きなタイム差ではありますが、これまで挙げた3つの点を全てクリアしていました。
以上が、過去10年の勝利馬傾向となります。こう見ていくと、唯一の例外は大逃げ勝ちを収めたテイエムプリキュアの1頭のみで、その他9頭は、ほぼほぼこの4つの点をクリアしていました。結構当たり前のことを並べただけなんですが、その全てが揃う馬から好走馬が出やすいという形となりますね。
当日上位人気となる3頭には注目しつつも、まだそれは分かりませんので、その他の3点を全てクリアしている出走予定馬を挙げたいと思います。以下の通りです。
ゼンノルジェロ
C人気ブログランキング(※ラングレーでした。)
ダコール
トウシンモンステラ
C人気ブログランキング(※ホーカーテンペストでした。)
の5頭。
中でもC人気ブログランキング(※ラングレーでした。)は、先週の終わりに注目馬として挙げた1頭で、の距離での適正があり、血統的にもプラスになる部分があります。今回は斤量面を考えても軸馬候補の1頭と考えています。
またC人気ブログランキング(※ホーカーテンペストでした。)は、いくつかマイナスとなるデータも多いですし、少々手は出しづらいですが、前走の走りを見る限りでは馬券のどこかには忍ばせておきたい穴馬候補の1頭と考えています。
新参者ですが、応援の方、
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