愛知杯のデータ展望です。
前回は、先週同じ舞台で好走が目立った血統面を見ていきました。天候などで傾向が少しズレてくる可能性もありますので、本日は過去2年分と少ないですが、この2年の結果から注目したい点を見ていきます。まずはこの2年の結果からみていきます。
前回は、先週同じ舞台で好走が目立った血統面を見ていきました。天候などで傾向が少しズレてくる可能性もありますので、本日は過去2年分と少ないですが、この2年の結果から注目したい点を見ていきます。まずはこの2年の結果からみていきます。
<改装後過去2年、好走馬の当日人気と出走数、天候・馬場>
中京競馬場が改装された点、ハンデ戦ということもあってか、この2年は荒れた結果となっています。昨年は全馬二桁人気馬という大波乱となりました。まだ読めない部分ではありますが、今年もこの傾向が続くのか注目したいですね。
続いては、好走馬の前走レースを見ていきます。
<過去2年の好走馬の前走レース、前走人気、前走着順>
※1~5番人気は色分けしています。
条件戦からとなりますが、前走勝利馬している馬がここ2年は勝利を収めていますね。また昨年の3着馬や一昨年の2着馬こそ6着以下に敗れていますが、勝利馬からかは0.4秒差、0.2秒差と着順ほど離されていませんでした。全体としても近走大敗していた馬はいなかったので、近走堅実に走っていた馬が良い傾向となっていますね。当日の人気よりも、近走の内容を重視してみるべきということでしょうか。
念のため、ここ2年の勝ち馬が前走勝利馬ということで、今年の出走馬の中で前走勝利馬を挙げます。
アイスフォーリス
サトノジュピター
スイートサルサ
パワースポット
マイネオーラム
以上5頭。
この2年の流れが続いてくれれば、この5頭から勝利馬が出てくるかもしれないですね。また今年の出走馬の中に前走2着が1頭もいませんので、前走連対馬という括りで見てもこの5頭しか該当馬がいません。これまでの結果からいくと、好走馬3頭中1、2頭は、前走勝利馬や3着以内の好走馬が含まれてくると思うので、この5頭はアタマでなくても抑えておきたいと考えています。
続いてハンデ戦という部分から前走からの斤量変化をまとめてみました。以下の通りです。
<過去2年、前走からの斤量別成績>
2013年
斤量減:1-1-0-11
増減無:0-0-1-3
斤量増:0-0-0-1
2012年
斤量減:1-1-0-6
増減無:0-0-1-8
斤量増:0-0-0-1
過去2年
斤量減:2-2-0-17
増減無:0-0-2-11
斤量増:0-0-0-2
連対馬は斤量減の組から、3着馬は斤量増減がなかった組から、そして斤量増の組からは、まだ好走馬が1頭も出ていないと、はっきりした傾向が出ていました。該当馬が多い順に好走していると考えれば当たり前なんですが、今年の出走馬も18頭中10頭が前走より斤量減の組となりますので、この傾向が続いてくれれば、今年も斤量減の組から連対馬が期待できるのではないでしょうか。
そして、2年連続連対馬を輩出しているというところから、前走から斤量減の組に注目し、過去2年(2-2-0-17)計21頭を調べていきました。すると、そこから一つ注目したい点が出てきました。
それは…前走の上がり3Fタイムの順位です。
以下は、前走から斤量減の組(計21頭)の、前走の上がり3Fタイム別に成績を分けていったものになります。
<前走より斤量が減った馬の前走上がり3Fタイムの順位別成績>
2013年
1位:0-0-0-3
2位:0-0-0-1
3位:1-0-0-2
4位:0-1-0-0
5位:0-0-0-1
6位以下:0-0-0-4
2012年
1位:0-0-0-3
2位:0-1-0-0
3位:0-0-0-1
4位:0-1-0-0
5位:0-0-0-1
6位以下:0-0-0-1
過去2年
1位:0-0-0-6
2位:0-1-0-1
3位:1-0-0-3
4位:0-2-0-0
5位:0-0-0-2
6位以下:0-0-0-5
注目すべきは、赤く表示している前走上がり3Fタイムが2~4位だった馬です。ここからしか好走馬が出ていません。個人的には少し幅をもたせて、前走の脚が5位だった馬もそろそろパターンを警戒して注目したいと思っています。そしてもう一つ注意したいのが、前走上がり3Fタイム1位を使った馬は全馬敗れているという点です。
これは、この中京の舞台が瞬発力勝負ではなく、持続力やスタミナ、パワーが問われるコース形態だということが考えれられます。そういう点からも、前走上がり最速を見せた馬よりも、そこには及ばないけど、そこそこに長く良い脚が使える馬、先行力があったそこそこ粘れる馬が好走しているのだと考えられます。馬場の状態やペースなどではガラッと変わってしまうおそれもありますが、今年もこの傾向に注目したいと思います。
ということで、今年の出走馬の中で、「前走より斤量減」、そして「前走上がり3Fタイムが2位~5位(幅を持たせて5位までとしています。)」だったのは…
マイネオーラム(2位)
D人気ブログランキング(2位)
コーディリア(4位)
スイートサルサ(4位)
D人気ブログランキング(5位)
イリュミナンス(5位)
リメインサイレント(5位)
※()内は、前走上がり3Fタイムの順位。
以上、7頭。
今年は思った以上に該当馬が多いのが嫌になりますが(5位まで幅を持たせてなければ良かっただけなんですが…)、その分、ここから1頭もしくは2頭の好走馬を期待したいと考えています。
現時点では、D人気ブログランキング(2位)(※シャトーブランシュでした。)が穴馬候補の1頭と考えています。左回り、芝2000mではある程度安定していますし、斤量面での恩恵も大きいかと。
また前走上がり3Fタイム5位と、この2年では好走馬が出ていませんが、該当馬が少なかったことを考えれば、今年は好走があるかと期待しているのが、D人気ブログランキング(5位)(※アイスフォーリスでした。)。牝馬限定の重賞なら力は通用すると思いますし、これまで惜しかった重賞レースに比べれば、今回こそはチャンスが向くのではないでしょうか。人気次第ではありますが、現時点での軸馬候補と考えています。
あとはどの枠に入れるかというところですね。
新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。
年 | 1着馬 | 2着馬 | 3着馬 | 出走数 | 天候 | 馬場 |
---|---|---|---|---|---|---|
2013 | 12番人気 | 14番人気 | 13番人気 | 18頭 | 晴 | 良 |
2012 | 7番人気 | 10番人気 | 2番人気 | 18頭 | 曇 | 稍重 |
中京競馬場が改装された点、ハンデ戦ということもあってか、この2年は荒れた結果となっています。昨年は全馬二桁人気馬という大波乱となりました。まだ読めない部分ではありますが、今年もこの傾向が続くのか注目したいですね。
続いては、好走馬の前走レースを見ていきます。
<過去2年の好走馬の前走レース、前走人気、前走着順>
年 | 1着馬 | 2着馬 | 3着馬 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | 3歳上1000万下 | 2番 人気 |
1着 | 修学院S | 4番 人気 |
3着 | キャピタルS | 8番 人気 |
9着 |
2012 | 衣笠特別 | 12番 人気 |
1着 | ユートピアS | 1番 人気 |
6着 | エリザベス女王杯 | 4番 人気 |
5着 |
条件戦からとなりますが、前走勝利馬している馬がここ2年は勝利を収めていますね。また昨年の3着馬や一昨年の2着馬こそ6着以下に敗れていますが、勝利馬からかは0.4秒差、0.2秒差と着順ほど離されていませんでした。全体としても近走大敗していた馬はいなかったので、近走堅実に走っていた馬が良い傾向となっていますね。当日の人気よりも、近走の内容を重視してみるべきということでしょうか。
念のため、ここ2年の勝ち馬が前走勝利馬ということで、今年の出走馬の中で前走勝利馬を挙げます。
アイスフォーリス
サトノジュピター
スイートサルサ
パワースポット
マイネオーラム
以上5頭。
この2年の流れが続いてくれれば、この5頭から勝利馬が出てくるかもしれないですね。また今年の出走馬の中に前走2着が1頭もいませんので、前走連対馬という括りで見てもこの5頭しか該当馬がいません。これまでの結果からいくと、好走馬3頭中1、2頭は、前走勝利馬や3着以内の好走馬が含まれてくると思うので、この5頭はアタマでなくても抑えておきたいと考えています。
続いてハンデ戦という部分から前走からの斤量変化をまとめてみました。以下の通りです。
<過去2年、前走からの斤量別成績>
2013年
斤量減:1-1-0-11
増減無:0-0-1-3
斤量増:0-0-0-1
2012年
斤量減:1-1-0-6
増減無:0-0-1-8
斤量増:0-0-0-1
過去2年
斤量減:2-2-0-17
増減無:0-0-2-11
斤量増:0-0-0-2
連対馬は斤量減の組から、3着馬は斤量増減がなかった組から、そして斤量増の組からは、まだ好走馬が1頭も出ていないと、はっきりした傾向が出ていました。該当馬が多い順に好走していると考えれば当たり前なんですが、今年の出走馬も18頭中10頭が前走より斤量減の組となりますので、この傾向が続いてくれれば、今年も斤量減の組から連対馬が期待できるのではないでしょうか。
そして、2年連続連対馬を輩出しているというところから、前走から斤量減の組に注目し、過去2年(2-2-0-17)計21頭を調べていきました。すると、そこから一つ注目したい点が出てきました。
それは…前走の上がり3Fタイムの順位です。
以下は、前走から斤量減の組(計21頭)の、前走の上がり3Fタイム別に成績を分けていったものになります。
<前走より斤量が減った馬の前走上がり3Fタイムの順位別成績>
2013年
1位:0-0-0-3
2位:0-0-0-1
3位:1-0-0-2
4位:0-1-0-0
5位:0-0-0-1
6位以下:0-0-0-4
2012年
1位:0-0-0-3
2位:0-1-0-0
3位:0-0-0-1
4位:0-1-0-0
5位:0-0-0-1
6位以下:0-0-0-1
過去2年
1位:0-0-0-6
2位:0-1-0-1
3位:1-0-0-3
4位:0-2-0-0
5位:0-0-0-2
6位以下:0-0-0-5
注目すべきは、赤く表示している前走上がり3Fタイムが2~4位だった馬です。ここからしか好走馬が出ていません。個人的には少し幅をもたせて、前走の脚が5位だった馬もそろそろパターンを警戒して注目したいと思っています。そしてもう一つ注意したいのが、前走上がり3Fタイム1位を使った馬は全馬敗れているという点です。
これは、この中京の舞台が瞬発力勝負ではなく、持続力やスタミナ、パワーが問われるコース形態だということが考えれられます。そういう点からも、前走上がり最速を見せた馬よりも、そこには及ばないけど、そこそこに長く良い脚が使える馬、先行力があったそこそこ粘れる馬が好走しているのだと考えられます。馬場の状態やペースなどではガラッと変わってしまうおそれもありますが、今年もこの傾向に注目したいと思います。
ということで、今年の出走馬の中で、「前走より斤量減」、そして「前走上がり3Fタイムが2位~5位(幅を持たせて5位までとしています。)」だったのは…
マイネオーラム(2位)
D人気ブログランキング(2位)
コーディリア(4位)
スイートサルサ(4位)
D人気ブログランキング(5位)
イリュミナンス(5位)
リメインサイレント(5位)
※()内は、前走上がり3Fタイムの順位。
以上、7頭。
今年は思った以上に該当馬が多いのが嫌になりますが(5位まで幅を持たせてなければ良かっただけなんですが…)、その分、ここから1頭もしくは2頭の好走馬を期待したいと考えています。
現時点では、D人気ブログランキング(2位)(※シャトーブランシュでした。)が穴馬候補の1頭と考えています。左回り、芝2000mではある程度安定していますし、斤量面での恩恵も大きいかと。
また前走上がり3Fタイム5位と、この2年では好走馬が出ていませんが、該当馬が少なかったことを考えれば、今年は好走があるかと期待しているのが、D人気ブログランキング(5位)(※アイスフォーリスでした。)。牝馬限定の重賞なら力は通用すると思いますし、これまで惜しかった重賞レースに比べれば、今回こそはチャンスが向くのではないでしょうか。人気次第ではありますが、現時点での軸馬候補と考えています。
あとはどの枠に入れるかというところですね。
新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。