ジャパンカップのデータ展望です。
まずは過去10年の結果を見ていきます。
まずは過去10年の結果を見ていきます。
<過去10年(2013年~2004年)、好走馬の当日人気>
※上位1~5番人気は色分けしてます。
1番人気は4勝2着3回3着2回とこの10年中9年で好走しており、信頼できる傾向と言えます。唯一1番人気を裏切ったのは2011年のデインドリーム、その年の凱旋門賞馬で、外国馬となっていました。ちなみに、過去20年まで遡ってみて、1番人気に支持されて好走できなかった日本馬は、1995年のナリタブライアン1頭のみ。前走天皇賞・秋で1番人気も12着と敗れていました。そう考えると前走大敗した馬ではない、日本馬の1番人気というのはかなり信頼できるということになりますね。
また昨年と2011年こそ人気馬1頭と下位人気馬2頭という組み合わせで決着しましたが、昨年はジャパンカップとしては手薄なメンバー構成でしたし、2011年は凱旋門賞馬デインドリームが1番人気の中、前走天皇賞・秋を勝利したトーセンジョーダンが6番人気だったり、前走敗れている馬が上位人気に支持されるといったオッズの穴があったように映りました。この2年を除く、その他の8年は、上位5頭の人気馬だけでの決着、もしくは上位5頭の人気馬から2頭+下位人気馬1頭という組み合わせで決まっていますので、今年はメンバーが揃ったからこそ波乱があるという考えもできないことはないですが、これまでの傾向通り、上位5頭の人気馬から2頭の好走馬が出てきてくれるのではないかと考えています。
本日は、下位人気馬を警戒して過去10年、6番人気以下から好走した8頭の注目点を見ていきます。
注目したい点は…
・G1馬
・東京芝2400mでの好走歴
・上がり馬やリピーター
まず一つ目は、G1馬。
好走馬8頭中6頭は、芝2000m以上のG1となっていました。残りの2頭は、今年も出走、昨年の2着馬デニムアンドルビー、もう1頭は2008年1着馬スクリーンヒーローです。デニムアンドルビーはオークスで3着の実績があり、ローズS、フローラSの勝利馬で、スクリーンヒーローはオークトーバーS(東京芝2400m)で2着の実績があり、前走アルゼンチン共和国杯勝利馬と、共に同じ舞台での好走歴、G2勝利馬という共通点がありました。
二つ目は、舞台実績。
好走馬8頭中7頭は、同じ舞台である東京芝2400mで3着以内の好走歴がありました。3歳馬ならダービー、オークスでの好走歴、古馬なら条件戦以上のレースで好走歴が見られました。唯一ここに該当しなかったのは、2011年時のトーセンジョーダン。東京芝2400mは初挑戦ではありませんでいたが、アルゼンチン共和国杯での勝利馬であり、東京の実績、距離での実績があったと言えます。
三つ目は、上がり馬・リピーター。
先に挙げた2008年のスクリーンヒーローや、2011年時のトーセンジョーダン、またレッドディザイアなどは、その時の有力馬の影に隠れる形で6番人気以下になっていましたが、前走、前々走と連帯を続けていた馬たちとなります。近走好走を続けている馬で、且つ先にも挙げたように、G2戦での勝利経験がある馬には注意が必要です。
また昨年のトーセンジョーダンは展開の恩恵もありましたが、このレースで2着の実績があり、7歳での好走となりました。距離適性、舞台適正という部分はあるので、過去ジャパンカップで好走歴がある馬は馬券には忍ばせておきたいところではないかと。
以上が、この10年、6番人気以下で好走した8頭の注目点となります。
現在、前々日ではありますが、6番人気以下で、条件を満たしているのは…
トーセンジョーダン
デニムアンドルビー
フェノーメノ
ワンアンドオンリー
の4頭。
トーセンジョーダンは年齢的な部分で、昨年のようなドスローの展開でも厳しいと思っていますが、その他3頭は気になりますね。
デニムアンドルビーは、昨年の2着馬で、オークス3着の実績と、この舞台ではまだ着外がありません。
フェノーメノは青葉賞勝ち、ダービー2着があり、一昨年前は5着と健闘しており、こちらも適正は高そうですね。
ワンアンドオンリーは、今年のダービー馬で、菊花賞で大敗した部分が気になるところではありますが、何か不気味な存在ですね。
この中で特に気になるのは、J2人気ブログランキング。前走は少し後ろ過ぎた印象で、本来は好位で競馬を進めてなんぼの馬だと思っていますので、巻き返しに期待したいですね。
人気馬の中では追い切りの動きがよく見えたJ2人気ブログランキングが気になりだしましたね。
新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。
年 | 1着馬 | 2着馬 | 3着馬 | 天候 | 馬場 | 出走数 |
---|---|---|---|---|---|---|
2013 | 1番人気 | 7番人気 | 11番人気 | 晴 | 良 | 17頭 |
2012 | 3番人気 | 1番人気 | 2番人気 | 晴 | 良 | 17頭 |
2011 | 2番人気 | 6番人気 | 14番人気 | 晴 | 良 | 16頭 |
2010 | 4番人気 | 1番人気 | 8番人気 | 晴 | 良 | 18頭 |
2009 | 1番人気 | 2番人気 | 6番人気 | 曇 | 良 | 18頭 |
2008 | 9番人気 | 1番人気 | 2番人気 | 晴 | 良 | 17頭 |
2007 | 5番人気 | 4番人気 | 1番人気 | 晴 | 良 | 18頭 |
2006 | 1番人気 | 5番人気 | 3番人気 | 小雨 | 良 | 11頭 |
2005 | 3番人気 | 2番人気 | 1番人気 | 晴 | 良 | 18頭 |
2004 | 1番人気 | 2番人気 | 7番人気 | 晴 | 良 | 16頭 |
1番人気は4勝2着3回3着2回とこの10年中9年で好走しており、信頼できる傾向と言えます。唯一1番人気を裏切ったのは2011年のデインドリーム、その年の凱旋門賞馬で、外国馬となっていました。ちなみに、過去20年まで遡ってみて、1番人気に支持されて好走できなかった日本馬は、1995年のナリタブライアン1頭のみ。前走天皇賞・秋で1番人気も12着と敗れていました。そう考えると前走大敗した馬ではない、日本馬の1番人気というのはかなり信頼できるということになりますね。
また昨年と2011年こそ人気馬1頭と下位人気馬2頭という組み合わせで決着しましたが、昨年はジャパンカップとしては手薄なメンバー構成でしたし、2011年は凱旋門賞馬デインドリームが1番人気の中、前走天皇賞・秋を勝利したトーセンジョーダンが6番人気だったり、前走敗れている馬が上位人気に支持されるといったオッズの穴があったように映りました。この2年を除く、その他の8年は、上位5頭の人気馬だけでの決着、もしくは上位5頭の人気馬から2頭+下位人気馬1頭という組み合わせで決まっていますので、今年はメンバーが揃ったからこそ波乱があるという考えもできないことはないですが、これまでの傾向通り、上位5頭の人気馬から2頭の好走馬が出てきてくれるのではないかと考えています。
本日は、下位人気馬を警戒して過去10年、6番人気以下から好走した8頭の注目点を見ていきます。
注目したい点は…
・G1馬
・東京芝2400mでの好走歴
・上がり馬やリピーター
まず一つ目は、G1馬。
好走馬8頭中6頭は、芝2000m以上のG1となっていました。残りの2頭は、今年も出走、昨年の2着馬デニムアンドルビー、もう1頭は2008年1着馬スクリーンヒーローです。デニムアンドルビーはオークスで3着の実績があり、ローズS、フローラSの勝利馬で、スクリーンヒーローはオークトーバーS(東京芝2400m)で2着の実績があり、前走アルゼンチン共和国杯勝利馬と、共に同じ舞台での好走歴、G2勝利馬という共通点がありました。
二つ目は、舞台実績。
好走馬8頭中7頭は、同じ舞台である東京芝2400mで3着以内の好走歴がありました。3歳馬ならダービー、オークスでの好走歴、古馬なら条件戦以上のレースで好走歴が見られました。唯一ここに該当しなかったのは、2011年時のトーセンジョーダン。東京芝2400mは初挑戦ではありませんでいたが、アルゼンチン共和国杯での勝利馬であり、東京の実績、距離での実績があったと言えます。
三つ目は、上がり馬・リピーター。
先に挙げた2008年のスクリーンヒーローや、2011年時のトーセンジョーダン、またレッドディザイアなどは、その時の有力馬の影に隠れる形で6番人気以下になっていましたが、前走、前々走と連帯を続けていた馬たちとなります。近走好走を続けている馬で、且つ先にも挙げたように、G2戦での勝利経験がある馬には注意が必要です。
また昨年のトーセンジョーダンは展開の恩恵もありましたが、このレースで2着の実績があり、7歳での好走となりました。距離適性、舞台適正という部分はあるので、過去ジャパンカップで好走歴がある馬は馬券には忍ばせておきたいところではないかと。
以上が、この10年、6番人気以下で好走した8頭の注目点となります。
現在、前々日ではありますが、6番人気以下で、条件を満たしているのは…
トーセンジョーダン
デニムアンドルビー
フェノーメノ
ワンアンドオンリー
の4頭。
トーセンジョーダンは年齢的な部分で、昨年のようなドスローの展開でも厳しいと思っていますが、その他3頭は気になりますね。
デニムアンドルビーは、昨年の2着馬で、オークス3着の実績と、この舞台ではまだ着外がありません。
フェノーメノは青葉賞勝ち、ダービー2着があり、一昨年前は5着と健闘しており、こちらも適正は高そうですね。
ワンアンドオンリーは、今年のダービー馬で、菊花賞で大敗した部分が気になるところではありますが、何か不気味な存在ですね。
この中で特に気になるのは、J2人気ブログランキング。前走は少し後ろ過ぎた印象で、本来は好位で競馬を進めてなんぼの馬だと思っていますので、巻き返しに期待したいですね。
人気馬の中では追い切りの動きがよく見えたJ2人気ブログランキングが気になりだしましたね。
新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。