新潟2歳S、登録馬からの展望です。

本日8月26日、現在のnetkeibaさんの予想オッズです。
■2014年8月31日(日)
 登録馬と予想オッズ 新潟2歳S
人気 馬名 予想オッズ
1 アヴニールマルシェ 2.0
2 ナヴィオン 4.0
3 ミュゼスルタン 7.6
4 ワキノヒビキ 8.0
5 コスモピーコック 10.9
6 ヒルノマレット 15.7
7 ブリクスト 20.1
8 カシノハリウッド 34.3
9 テイケイラピッド 39.0
10 ニシノラッシュ 43.8
11 ゴッドバローズ 48.8
12 ディアコンチェルト 69.7
13 ギンパリ 75.9
14 トーホウハニー 103.6
15 ハナモモ 132.8
16 ラミーロ 137.1
17 グラスエトワール 303.5
18 コメート 326.8

以上、18頭が登録しており、フルゲート18頭となりますので、全馬出走できる形となります。

昨年は、ハープスターとイスラボニータがワンツーフィニッシュで、
ここからクラシックホースへと駆け上がっていきました。
そういった背景もあり、今年の出走予定馬の中にも、
この2頭に続けというムードとなっていますね。


予想オッズの1番人気は、出走馬予定馬中、唯一のディープインパクト産駒である
アヴニールマルシェ。前走東京コースで、1頭だけ33秒台の脚を使って勝利しました。
2番人気予想は、ナヴィオン。前走新潟マイル戦で、先行馬が上位を占める中、
大外枠ということもありましたが、後方から32.7秒という末脚を爆発させてデビュー戦を飾りました。
続くはミュゼスルタン。前を進む前走1番人気に期待されたソールインパクトを
見事に差しきり、そこからも伸びのある脚を見せつけました。
デビュー戦は不良馬場に泣かされましたが、その後は、きっちり未勝利を勝ち、
続く、ダリア賞では2着に二馬身半差つけて快勝したワキノヒビキ

以上4頭が、予想オッズの一桁台となります。
どの馬たちも前走の上がりは最速をマークしていましたし、
当日もこの4頭が分け合う形になりそうですね。

どの馬たちも勝ちっぷりがよく、
2歳にしては十分な可能性を感じられるデビュー戦であったという印象です。
しかしですね、この当日に人気を分け合う中に、データ的には少し狙いにくい馬がいます。
今回はその部分を少し見ていきたいと思います。

まずはこちらをご覧ください。
前走距離 成績 勝率 連対率 複勝率
1601m以上 0-0-1-25 0% 0% 4%
1600m 3-5-4-21 9% 24% 36%
1400m以上 7-3-4-58 10% 14% 19%
1200m以下 0-2-1-36 0% 5% 8%

上記は、過去10年の出走全馬の前走距離別成績(芝・ダート問わず)となります。

見ていただければわかるように、ほとんどの好走馬が前走1400mか1600mに集中しています。
反対に、好走馬が出てはいますが、極端に少ないのが1601m以上と1200m以下の組です。
穴馬もこういった中に潜んでいることが多いので、
狙ってはいけないということではありませんが、
やはり中心は、前走1400mか1600m組で考えるのが賢明かと。

今年の出走馬予定馬の中で、前走1400mまたは1600m組でないのは…
■前走1800m組
アヴニールマルシェ
ギンパリ
コメート
ゴッドバローズ

■前走1200m組
グラスエトワール
ニシノラッシュ
ハナモモ
以上、7頭。

ここに、先に挙げたアヴニールマルシェも該当しています。

先週の北九州記念の1枠のように、過去には全く好走馬がいなくても、
そろそろパターンとして、その年に初めて好走馬が出ることは、
データではよくあることではありますが、
上記の数字を見る限りでは、この馬をあえて狙いにいくことはできないです。

また単純に、前走1800m組で、当日人気馬がいなかったのではと思い、
前走芝1800m組で、且つ単勝オッズ一桁台だった馬たちを調べてみました。
該当馬は10頭いましたが、その全ての馬が、5着以下に敗れていました。


そろそろパターンはあると思うので、買い目には入れるとは思いますが、
こういったことから、この馬からはどうしても入ることはできないと考えています。

ということで、現時点での軸馬候補は、N1人気ブログランキングとN1人気ブログランキング
共に前走新潟に合いそうな末脚を見せ、勝利を収めました。
あとは当日どれくらいの人気になるかという部分が気になるところですね。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。