北九州記念、札幌記念の回顧です。

いや~小倉は荒れましたね。
今年の出走馬で、ここまで荒れるとは予想できませんでした。

まずは、どちらもヒモ抜けした散々な予想を振り返ります。
<北九州記念 2014 予想>
◯軸馬1:エピセアローム
◯軸馬2:ニンジャ
▲穴馬1:K人気ブログランキング(メイショウスザンナでした。)
△穴馬2:K人気ブログランキング(バーバラでした。)
☆流し:8、9、12、14、18以外

<札幌記念 2014 予想>
◎軸馬:ゴールドシップ
◯対抗馬:ラブイズブーシェ
▲穴馬1:S人気ブログランキング(エアソミュールでした。)
△穴馬2:S人気ブログランキング(トウカイパラダイスでした。)
☆流し:10、13、14以外


北九州記念は、いろいろ考えてみても、当てれる感じはないですが、
しっかりと見直していきたいと思います。

まず札幌記念から。
今回予想で、挙げたラブイズブーシェ、エアソミュール、トウカイパラダイス
そして、トウカイパラダイスの馬体がダメだった時用に、タマモベストプレイ。
きれいに4~7着を埋めてくれる結果となりましたが、
3着のホーエルキャプチャが完全に流しから消した状態で、言い訳は何もありませんね。

3着以下は団子だったので、そこまで悪い読みではなかったと思いますが、
ホーエルキャプチャが拾えた理由を挙げていきたいと思います。

まず、このホーエルキャプチャは、今回が札幌は初挑戦。
函館は昨年の札幌記念で凡走となりましたが、
重馬場だったことを考えると、その他の函館成績は、デビュー当時ですが、1-1-0-0と、
洋芝が合っていなかったということはなかったことが言えます。
これは過去の好走馬と合致する部分ではないでしょうか。

そして、実績面。
G1やG2で好走経験があったという点を挙げましたが、
牝馬限定戦とは言え、ホーエルキャプチャはG1馬。
しかも、G1、G2の好走歴は、明らかに今回推奨した馬たちよりも多くあり、
実績面では、3番手、4番手にあったと言えます。
宝塚記念で、ヴィルシーナが好走したように、
これまで牡馬混合戦ではそこまでであっても、消す必要ななかったと思いますね。

さすがG1馬というところでしょうか。結果としては、上位の3頭全馬G1馬という決着。
出走馬中では、これに加えてロゴタイプの4頭のみで、
穴馬の好走傾向で挙げた中にはG1馬が含まれていなかったですが、
どのレースであれG1馬は、なめちゃいけないということですね。
来年から無条件で買い目に足していきたいと思います。。。


そして、レースとしてですが、終わってみれば、
ゴールドシップとハープスターはわずかな差でしたが、3着だったホーエルキャプチャは5馬身差。
明らかにこの2頭だけ、最後の直線で力が違いすぎましたね。
圧巻のパフォーマンスを見せてくれました。
本番である凱旋門賞は、世界の強豪馬たちとやりあうことになりますが、共に頑張ってもらいたいですね。



続いて、大荒れとなった北九州記念。
これは、どの馬も結局推奨できなかったので、上から順に見ていきたいと思います。

まず勝利したリトルゲルダ。
この馬に関しては、そろそろパターンね、と思いました。
過去8年で、1枠の好走はまだないということで、
かなり狙いにくい枠であったことは間違いありません。
これまでの実績や小倉適正もありましたので、来てしまったという印象です。

続いて、2着を飛ばして3着だったカイシュウコロンボ。
これが一番悔しいと思いましたが、1回目の展望で、注目馬として挙げた1頭でした。
もちろん、そういう経緯もあり、流しには残しましたが、
当日、ここまで人気がしないとは思っていなかたので、さすがに推奨できなかったです。

ただ、展望で挙げたように、前走CBC賞こそ凡走となりましたが、
それまでの芝1200mは、全て掲示板内をキープ。
前走含め、近走は馬体が減り続けていたので、
これがプラス体重で出走となればと思っていましたが、
まさにその通りになってしまいました。
過去の好走馬に似たタイプがいたので、注目していましたが、
16番人気と17番人気の単勝オッズの差を見て、違うなと心が折れてしまいました。。。
オッズに惑わされているのはまだまだだな証拠だと思うので、
次回からは、フルスイングできるようにしたいと思います。


そして最後に、2着だったメイショウイザヨイ。
ここが一番の難しいと感じた1頭となります。
実際に流しからも消しているように、
メイショウはメイショウでもスザンナの方ばかり注目していました。

レパードSの回顧の時も書いたように、穴馬推奨していた馬が、
当日5番人気以内になった時に、好走した記憶がありませんし、
このメンバーの中で、5番人気になるほど、実績や好走歴がある馬ではなかったので、
そういった意味でも、スザンナは変更する必要があったと思いますね。

話はイザヨイの方に戻りますが、消す必要がなかったという部分を、
再度、見直していきたいと思います。

まずは、やはり血統面ですね。
カイシュウコロンボそうですし、穴馬に推奨したメイショウスザンナもそうでしたが、
先週から今週にかけて、小倉芝1200mの各レースで、
最低1頭は好走馬を出していた、ニジンスキー内包馬だったことが
直近の傾向に合致していました。

また過去の好走馬と合致する部分では、
前走同じ舞台で勝利している点、
小倉芝1200mは、凡走1回もありますが、
2勝という実績があった点は評価できたのではないでしょうか。

ただ、いくら言っても今回は特に選べなかった理由も同時あります。
それは、ニジンスキー内包馬も、小倉巧者も、
どちらも該当馬が多く、そこから、この馬を選ぶというのは、非常に難しかったと感じています。

また今回一番のキーとなったのは、展開です。
予想を見ていただければわかるように、差し馬が来るとばかり考えていましたが、
実際は前残りという結果。展開面でも全く反対の予想をしていました。
今回は前走爆逃げしたアンバルブライベンが、ハナを切ったことで、
警戒したのか、前にいくべき馬たちがそこまで前にいかない、
差しに徹したことで、ペースは例年とは違い、落ち着き、
後ろからの馬では届かないという、結果につながったと感じています。
やはり短距離は難しい部分があるというのを、再確認する結果となりました。

数年に1回は、こういった人気馬全馬が飛ぶ波乱になる傾向が、
この北九州記念にありますので、この傾向が続いてくれれば、
また2、3年は間隔があくとha思いますが、
どこかのタイミングで、また狙っていきたいと思います。



さて、気持ちは切り替えて、来週は、新潟2歳Sがあります。
昨年、ハープスター、イスラボニータがワンツーフィニッシュを決めたレースとなりますので、
今年もここからクラシックホースが生まれるのか、
出世レースとなるのか注目したいところですね。

今週の傾向から現時点で、軸馬として考えているのは、
N人気ブログランキングとN人気ブログランキング
マイル戦は土曜日に1戦のみだけでしたが、
芝1400m~1800mの各レースで、必ず好走馬を輩出していたある血統に注目しています。
この2頭はその血統面を持っている他にも、
新潟コースということで、どちらも前走、末脚が素晴らしく、期待している2頭となります。

新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。