札幌記念の展望です。
凱旋門賞に挑戦予定のゴールドシップとハープスターに注目が集まっていますが、
果たしてこの2頭が同時に好走するということはあるのでしょうか。
2強とは言いつつも、1頭しか好走がないということは、競馬ではよくあることだと思いますので、
本日は、いつも通り、全体的な傾向、穴馬傾向を探っていきたいと思います。
凱旋門賞に挑戦予定のゴールドシップとハープスターに注目が集まっていますが、
果たしてこの2頭が同時に好走するということはあるのでしょうか。
2強とは言いつつも、1頭しか好走がないということは、競馬ではよくあることだと思いますので、
本日は、いつも通り、全体的な傾向、穴馬傾向を探っていきたいと思います。
<過去10年(2013年~2004年)、好走馬の当日人気 ※昨年、2013年は函館開催>
G1馬やG1馬好走馬などが、秋に向けてのたたき台として、
よく使われるレースだけあって、1番人気の好走が目立ちますね。
2番人気はここ3年連続で好走があるものの、
2、3番人気は、1番人気に比べると信頼度が落ちますね。
堅い決着の時もあれば、それに反して、二桁人気馬の好走もあり、両極端な傾向という印象です。
2007年や2005年は1、2番人気が飛び、
下位人気馬が好走するという荒れた結果となりましたが、
この時の1番人気の単勝オッズは、
2007年が4.2倍、2005年が3.4倍と圧倒的な数字では無い上、
続く2番人気が、2007年が4.5倍、2005年が5.1倍と
1番人気と差がない単勝オッズとなっていました。
昨年も、1番人気ロゴタイプが2.6倍とある程度支持を集めるも、
2番人気は3.4倍と、そこまで差がないオッズとなり、
レースとしては、荒れた結果となりました。
そうでない年もあるので、一概には言えませんが、
1番人気の単勝オッズが3倍台やそれ以上の時や、
1、2番人気オッズ(3番人気も含め)の開きがそこまでない時というのは、
荒れる可能性があると見て、大振りをしてみるのも一つかもしれないですね。
今年、ゴールドシップとハープスターがどれくらいの単勝オッズになるのか、
どれくらいの開きになるのか、注目したいところですね。
では続いて、昨年は函館開催となりましたが、
過去10年、6番人気以下で好走した9頭の傾向を挙げていきます。
傾向としては、
・札幌巧者(函館開催時は函館成績を参考)
・芝2000mの重賞勝利馬、またはG1、G2レース連帯経験がある
・前走3着以内の好走
・前走芝1800m~2000m
・4~6歳馬
・4枠より内側の枠
好走馬全馬がという訳ではありませんが、
多くの馬が今回挙げた項目の内、3つもしくは4つをクリアしている傾向となります。
傾向からずれていた感じたのは、以下、2頭。
2007年2着馬:アグネスアーク
2005年3着馬:コイントス
コイントスは、当時7歳馬、6枠10番発送、また前走ダイヤモンドS11着と敗れていました。
これらの点が傾向からはずれた部分となります。
ただ、過去に、札幌記念で3着の好走歴があり、
この1戦のみとなりますが、札幌では着外がありませんでした。
また年齢的にピークは過ぎていましたが、
過去に、阪神大賞典、日経新春杯で2着や、
有馬記念で3着と、G1、G2での好走歴がある実績馬でした。
続いて、アグネスアーク。
重賞経験は、読売マイラーズCのみで、8番人気10着。
前走は漁火S(函館競馬場)の3着。
特にこれといった実績がある馬ではなかったですが、
デビューから4戦連続勝利をした経験がありました。
キャリアは7戦と浅く、その内に4勝という部分で、
後に天皇賞・秋2着になるように、素質馬であったこと考えられます。
ただ、傾向的には、この1頭が例外的な存在という印象。
以上が、過去10年、6番人気以下から好走した馬たちの傾向となります。
今年に限っては、札幌競馬場の改装工事が挟まれたので、
データが取りづらい部分はありますが、
札幌での適正、重賞実績、距離適性と、
当たり前のデータを拾っていくことが、穴馬探しの近道なるではないでしょうか。
では、今年の出走予定馬の中で、札幌経験があるのは、
アドマイヤフライト
ゴールドシップ
スーパームーン
ムーンリットレイク
ラブイズブーシェ
ルルーシュ
以上、6頭。
改装工事があったので、全馬1~2回しか出走経験がありませんが、
全馬、札幌芝1800m~2000mで勝利経験があります。
またアドマイヤフライトとルルーシュ以外は、まだ着外はありません。
ただ、この2頭も着外は1回ずつで、共に4着と、掲示板内は100%となりますので、
全馬、札幌巧者と考えて良いのではないでしょうか。
ゴールドシップとラブイズブーシェは当日5番人気以内に支持されそうなので、
その他の馬たちで注目したいのは、S2人気ブログランキングとS2人気ブログランキング。
前者は、すでに一度名前を挙げた1頭となりますが、
この札幌で好走馬を多く輩出している血統面に魅力を感じています。
また前走レースで、内から外に回すという、かなりロスのある競馬をしていましたので、
巻き返しに期待できる内容だったのではないでしょうか。
後者は、力的に足りない印象もありますが、
これまで大きく敗れたのはたったの4回のみで、
その他のレースでは、全て0.3秒以内と、かなり堅実。
そこそこ強い相手とも戦ってきていますので、
どんな相手でも僅差に持ち込んでくれる馬ではないかと密かに注目しています。
前走から上積みが見込めれば、より好走のチャンスが生まれてくるのではないでしょうか。
2頭ともに内枠をひいてくれば嬉しいですね。
新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。
年 | 1着馬 | 2着馬 | 3着馬 | 天候 | 馬場 | 出走数 |
---|---|---|---|---|---|---|
2013 | 2番人気 | 8番人気 | 14番人気 | 雨 | 重 | 16頭 |
2012 | 4番人気 | 1番人気 | 2番人気 | 晴 | 良 | 14頭 |
2011 | 1番人気 | 5番人気 | 2番人気 | 晴 | 良 | 13頭 |
2010 | 1番人気 | 5番人気 | 7番人気 | 晴 | 良 | 16頭 |
2009 | 7番人気 | 1番人気 | 4番人気 | 曇 | 良 | 16頭 |
2008 | 5番人気 | 1番人気 | 3番人気 | 曇 | 良 | 11頭 |
2007 | 5番人気 | 12番人気 | 3番人気 | 晴 | 良 | 16頭 |
2006 | 1番人気 | 9番人気 | 2番人気 | 晴 | 良 | 15頭 |
2005 | 9番人気 | 12番人気 | 13番人気 | 雨 | 良 | 14頭 |
2004 | 1番人気 | 2番人気 | 3番人気 | 晴 | 良 | 11頭 |
G1馬やG1馬好走馬などが、秋に向けてのたたき台として、
よく使われるレースだけあって、1番人気の好走が目立ちますね。
2番人気はここ3年連続で好走があるものの、
2、3番人気は、1番人気に比べると信頼度が落ちますね。
堅い決着の時もあれば、それに反して、二桁人気馬の好走もあり、両極端な傾向という印象です。
2007年や2005年は1、2番人気が飛び、
下位人気馬が好走するという荒れた結果となりましたが、
この時の1番人気の単勝オッズは、
2007年が4.2倍、2005年が3.4倍と圧倒的な数字では無い上、
続く2番人気が、2007年が4.5倍、2005年が5.1倍と
1番人気と差がない単勝オッズとなっていました。
昨年も、1番人気ロゴタイプが2.6倍とある程度支持を集めるも、
2番人気は3.4倍と、そこまで差がないオッズとなり、
レースとしては、荒れた結果となりました。
そうでない年もあるので、一概には言えませんが、
1番人気の単勝オッズが3倍台やそれ以上の時や、
1、2番人気オッズ(3番人気も含め)の開きがそこまでない時というのは、
荒れる可能性があると見て、大振りをしてみるのも一つかもしれないですね。
今年、ゴールドシップとハープスターがどれくらいの単勝オッズになるのか、
どれくらいの開きになるのか、注目したいところですね。
では続いて、昨年は函館開催となりましたが、
過去10年、6番人気以下で好走した9頭の傾向を挙げていきます。
傾向としては、
・札幌巧者(函館開催時は函館成績を参考)
・芝2000mの重賞勝利馬、またはG1、G2レース連帯経験がある
・前走3着以内の好走
・前走芝1800m~2000m
・4~6歳馬
・4枠より内側の枠
好走馬全馬がという訳ではありませんが、
多くの馬が今回挙げた項目の内、3つもしくは4つをクリアしている傾向となります。
傾向からずれていた感じたのは、以下、2頭。
2007年2着馬:アグネスアーク
2005年3着馬:コイントス
コイントスは、当時7歳馬、6枠10番発送、また前走ダイヤモンドS11着と敗れていました。
これらの点が傾向からはずれた部分となります。
ただ、過去に、札幌記念で3着の好走歴があり、
この1戦のみとなりますが、札幌では着外がありませんでした。
また年齢的にピークは過ぎていましたが、
過去に、阪神大賞典、日経新春杯で2着や、
有馬記念で3着と、G1、G2での好走歴がある実績馬でした。
続いて、アグネスアーク。
重賞経験は、読売マイラーズCのみで、8番人気10着。
前走は漁火S(函館競馬場)の3着。
特にこれといった実績がある馬ではなかったですが、
デビューから4戦連続勝利をした経験がありました。
キャリアは7戦と浅く、その内に4勝という部分で、
後に天皇賞・秋2着になるように、素質馬であったこと考えられます。
ただ、傾向的には、この1頭が例外的な存在という印象。
以上が、過去10年、6番人気以下から好走した馬たちの傾向となります。
今年に限っては、札幌競馬場の改装工事が挟まれたので、
データが取りづらい部分はありますが、
札幌での適正、重賞実績、距離適性と、
当たり前のデータを拾っていくことが、穴馬探しの近道なるではないでしょうか。
では、今年の出走予定馬の中で、札幌経験があるのは、
アドマイヤフライト
ゴールドシップ
スーパームーン
ムーンリットレイク
ラブイズブーシェ
ルルーシュ
以上、6頭。
改装工事があったので、全馬1~2回しか出走経験がありませんが、
全馬、札幌芝1800m~2000mで勝利経験があります。
またアドマイヤフライトとルルーシュ以外は、まだ着外はありません。
ただ、この2頭も着外は1回ずつで、共に4着と、掲示板内は100%となりますので、
全馬、札幌巧者と考えて良いのではないでしょうか。
ゴールドシップとラブイズブーシェは当日5番人気以内に支持されそうなので、
その他の馬たちで注目したいのは、S2人気ブログランキングとS2人気ブログランキング。
前者は、すでに一度名前を挙げた1頭となりますが、
この札幌で好走馬を多く輩出している血統面に魅力を感じています。
また前走レースで、内から外に回すという、かなりロスのある競馬をしていましたので、
巻き返しに期待できる内容だったのではないでしょうか。
後者は、力的に足りない印象もありますが、
これまで大きく敗れたのはたったの4回のみで、
その他のレースでは、全て0.3秒以内と、かなり堅実。
そこそこ強い相手とも戦ってきていますので、
どんな相手でも僅差に持ち込んでくれる馬ではないかと密かに注目しています。
前走から上積みが見込めれば、より好走のチャンスが生まれてくるのではないでしょうか。
2頭ともに内枠をひいてくれば嬉しいですね。
新参者ですが、応援の方、
よろしくお願い致します。