弥生賞のデータ展望です。

まずは出走予定馬を見ていきます。
馬名性齢負担
重量
騎手
アドマイヤエイカン
牡356.0
イマジンザット
牡356.0
エアスピネル
牡356.0武豊
エディクト
牡356.0大野
ケンホファヴァルト
牡356.0小崎
シャララ
牝354.0江田
タイセイサミット
牡356.0内田博
プレイヤーサムソン
牡356.0
マカヒキ
牡356.0C.ルメール
モーゼス
牡356.0蛯名
モウカッテル
牡356.0
リオンディーズ
牡356.0M.デムーロ
ヴィガーエッジ
牡356.0横山典
※騎手は予定となります。

以上、13頭が登録されています。

続いて、netkeibaさんの予想オッズです。
人気馬名予想オッズ
1リオンディーズ1.9
2エアスピネル2.9
3マカヒキ3.0
4タイセイサミット15.4
5アドマイヤエイカン31.2
6モーゼス55.3
7イマジンザット82.0
8ヴィガーエッジ122.7
9プレイヤーサムソン133.8
10モウカッテル302.7
11エディクト317.6
12ケンホファヴァルト410.0
13シャララ449.9

以上のように、今年は3強ムードという予想となっています。

無敗で2歳チャンピオンに輝いたリオンディーズ。前走リオンディーズには敗れるも、3着以下を4馬身離し2着と好走したエアスピネル。加えて、未だ底を見せていない、2戦無敗のマカヒキ。今年はこの3頭をどう考えるとかポイントになりそうですね。



本日は、当日人気を分け合うであろう3頭に関する、気になったデータを、参考程度にざっと挙げていきたいと思います。
(データは過去10年です)

弥生賞 2016 データ①:成績別傾向

まず注目したのは、成績別の傾向です。3頭共にこれまで連対率100%をキープしています。過去、そういった成績の馬たちがどうだったのか、その傾向を見ていきます。

■連対率100%馬
6-2-1-20(連対率27.6%、複勝率31.0%)

このデータには無敗馬と、そうでない馬が含まれますので、さらに分けていくと…
・無敗馬
2-1-0-10(連対率、複勝率ともに23.1%)

・連対率100%馬(無敗馬を除く)
4-1-1-10(連対率31.3%、複勝率37.5%)


連対率100%馬という大枠で見ていくと、好成績のように感じますが、無敗馬だけに絞り込むと、意外と好走馬が出てきていません。また無敗馬の中には、新馬上がりの馬も含まれますので、リオンディーズ、マカヒキのように、キャリア2戦以上の馬のみに絞り込むと…2-0-0-7(連対率、複勝率ともに22.2%)。率としてはわずかに下がりますね(´・ω・`)。

この傾向を考えれば、無敗馬であるリオンディーズとマカヒキが、2頭共に好走するということはなさそうか気がしますね。


弥生賞 2016 データ②:前走レース別傾向

続いて、私が主と見ている前走レース別の傾向です。まずは朝日杯組から。

■前走朝日杯FS組
1-2-3-6(連対率25.0%、複勝率50.0%)

今回は連対馬ということなので、連帯馬のみの成績も挙げていきます。
■前走朝日杯FS組の連帯馬
0-1-2-2(連対率20.0%、複勝率60.0%)

・前走1着馬
0-0-1-1(連対率0.0%、複勝率50.0%)
・前走2着馬
0-1-1-1(連対率33.3%、複勝率66.7%)

2014年から朝日杯FSは阪神芝1600mに舞台が変わりましたので、これからどんどん傾向が変わっていくとは思いますが、全体の率としては高めとなっていますね。
勝利馬が出てきていないところが気になるところですが、阪神に舞台が変わったことで、これからどんどん勝利馬が出てきてくれることを期待したいところがありますね。

こんなデータを出さなくともですが、傾向的にも、リオンディーズとエアスピネルが共倒れということはなさそうかと。


続いて、マカヒキに移ります。
■前走若駒ステークス組
1-1-0-3(連対率、複勝率ともに40.0%)

こちらも率としてはまずまず高め。傾向的には勝利馬、2着馬と、連対馬が出てきていますので、良い印象がありますね。


弥生賞 2016 データ③:当日人気別傾向

最後に注目したいのは、当日人気です。

■当日人気別成績
・1番人気
6-1-0-3(連対率、複勝率ともに70.0%)
・2番人気
2-1-3-4(連対率30.0%、複勝率60.0%)
・3番人気
0-1-0-9(連対率、複勝率ともに10.0%)

ここが最大の分かれ目となりそうなほど、以上のように、3番人気馬が全く振るっていません。

3番人気に支持された過去の10頭を見ていきましたが、なぜこの馬が3番人気だったのかというような、疑わしい馬は1頭もおらず。また10頭中4頭は、今回取り上げた3頭のように、キャリア2戦以上で、連対率100%の成績をキープしていましたが、この4頭は全馬4着以下に敗れています。

リオンディーズはG1馬というところで、1番人気は濃厚だと思いますが、残るエアスピネルとマカヒキは、この悪運の人気を背負うことになりそうなので、どちらが3番人気になるのか当日人気が気になるところですね。


以上が、今年人気を分け合うであろう3頭に関する、注目したいデータとなります。


後の皐月賞を考えれば、3頭が共に好走し、本番を迎えてほしいという思いがあるものの、今回見ていった傾向を考えると、やはり一筋縄ではいかないんだろうなと。3頭の内、最低でも1頭は、馬券外になることを想定した組み立て方が必要になりそうですね。



今回見ていった傾向含め、各馬のこれまでの走りなどを加味した上で、最も注目しているのは…エアスピネル
です。

リオンディーズもマカヒキも、ここ2戦上がり最速をマークしている中で、エアスピネルは3戦の内、上がり最速は1回のみ。他2回は2位の脚を使っています。中山舞台は瞬発力だけで乗りきれるコースではないと思いますので、立ち回りの上手さ、好位からも競馬ができるというところでは、この馬が最も適正があるのではないかと考えています。加えて先に挙げた無敗馬のデータがなんとも怪しいところなので、最も手堅く走ってくれそうなのは、前走敗れたこの馬なのではないかと、現時点では軸馬候補と考えています。



最後に、当日人気を分け合うであろう3頭の決着がない可能性を考えれば、あと1席をどの馬が取るかというところでは…、C人気ブログランキング(※イマジンザットでした)が気になるところですね。

馬体と臨戦過程を考えれば、少しコワいところもありますが、前走から中山舞台に変わる部分はプラスになりそう。相手なりに走れる馬に映っていますので、相手は一気に強化されますが、3着までならなんとかチャンスはありそうかと考えています。

新参者ですが、応援の方、
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