東スポ杯2歳Sのデータ展望です。

本日は、前走レース別の傾向から穴馬探しといきます。

まずは各前走レースを以下のように分けていき、過去10年の全体成績を記載しています。
・新馬
6-0-2-23(連対率19.4%、複勝率25.8%)

・未勝利
1-2-5-26(連対率8.8%、複勝率23.5%)

・重賞
1-1-0-17(連対率、複勝率10.5%)

・オープン
2-4-3-28(連対率16.2%、複勝率24.3%)

・上記4つを除く、その他(500万下など)
0-3-0-19(連対率、複勝率13.6%)
続いて、これら各前走レースを、当日人気別に、ざっくりと上位人気(当日5番人気以内)下位人気(当日6番人気以下)と分けてみていくと、以下のようになります。

前走レース
(全体成績)
当日5番人気以内 連対率 複勝率 当日6番人気以下 連対率 複勝率
新馬
(6-0-2-23)
4-0-1-9 28.6% 35.7% 2-0-1-14 11.8% 17.6%
未勝利
(1-2-5-26)
1-1-1-5 25.0% 35.7% 0-1-4-21 3.8% 19.2%
重賞
(1-1-0-17)
1-1-0-5 28.6% 28.6% 0-0-0-12 0.0% 0.0%
オープン
(2-4-3-28)
2-4-3-8 35.3% 52.9% 0-0-0-20 0.0% 0.0%
上記4レース以外の組
(0-3-0-19)
0-3-0-1 75.0% 75.0% 0-0-0-18 0.0% 0.0%

赤文字と黄文字で差を示していますが、こう分けていけば一目瞭然ですね。

この10年の結果からは…
穴馬(当日6番人気以下)を探すのであれば、前走新馬または未勝利組のどちらかとなっています。

また反対に言えば、前走新馬または未勝利戦以外の組は、当日5番人気以内に入れなければ、好走が難しい、そんな傾向となっています。

好走馬が全く出てきていない各組には、まずまずの該当馬がいますので、今年もこの傾向に沿って考えていけば、自ずと選ぶ馬は見つけやすいのかなと考えています。



出走予定馬の中で、前走新馬戦または未勝利戦組なのは…
前走新馬戦組
アグレアーブル
キラージョー

未勝利戦組
タイセイサミット
ダイワリアクション

上記4頭。

前回の展望で見ていったnetkeibaさんの予想オッズでは、アグレアーブルが4番人気予想となっていましたので、今回見ていった傾向が引き継がれてくれるのであれば、穴馬は他3頭の中に潜んでいるということが、ひとつ考えれますね。

中でも特に注目しているのは、キラージョー。前走は自らペースを作って、後続を寄せつけず完勝。もちろんペースの恩恵はありましたが、それでも前につけて速い脚を使えた部分は、この東京スポーツ杯2歳ステークスでも活きてくるとみています。今回は登録数自体少ないですし、同じような展開となればチャンスが出てくるのではないかと。

以上が、前走レース別の傾向から注目したい点と、穴馬探しとなります。



今回注目した傾向が続いてくれるのであれば、自ずと、どの馬を選ぶかはある程度絞れてきますが、あとは、5番人気以内の堅い決着となるのか、6番人気以下の穴馬たちに付け入る隙があるのか、その点でもう少し悩みそうですねφ(.. )。



先週、的中はできたものの展望内容としてはボロボロだったレースがいくつかありました。今回取り上げた傾向は先週ほど不安はありませんが、傾向は変わっていくものですし、万が一も考えられます。そんな傾向を崩してきそうな穴馬候補の1頭を、最後に挙げたいと思います。
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(※レインボーラインでした)
です。

前走レースがなんとも怪しいなと。この世代の優劣というのは、まだ判断しづらいところがありますが、前走レースはまずまずレベルが高かった印象。その中で上位争いができましたので、傾向に合わない可能性もありますが、好走があっても不思議ではないかと、注目しています。

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