天皇賞 秋の予想です。

今年はもともとから狙いをつけていたある共通点から、良い傾向にいる2頭を中心に勝負したいと思います。

※データは過去10年分です。

注目したいのは前走人気別の傾向。前走1番人気馬です。

前走1番人気
5-5-5-23】(連対率26.3%、複勝率39.5%)

この天皇賞秋だけでなく、大舞台では良くある傾向なんですが、前走人気を集めた馬がその次のレースでも好走するという傾向となります。

全体成績としては、好走馬の約半数が該当。率としては決して高いものではありませんが、この10年連続、毎年好走馬がでてきてる流れとなります。


□該当馬
出走馬の中で、前走1番人気なのは…
ヤマカツエース(前走札幌記念)
キタサンブラック(前走宝塚記念)
ソウルスターリング(前走毎日王冠)
ステファノス(前走オールカマー)
の4頭。
※順番は枠順通り
※()内は前走レースを記載

これまでの傾向が続けば、ここから最低1頭は好走馬が出てきてくれるというところで、この4頭から中心となる馬を選んでいきました。


ここからさらに掘り下げたいのが、()内で記載した各前走レース別の傾向です。各レースの1番人気馬がどうだったのかを見ていくと、以下のデータとなります。
・前走札幌記念1番人気
2-0-1-1】(連対率50.0%、複勝率75.0%)

・前走宝塚記念1番人気
1-1-0-1】(連対率、複勝率ともに66.7%)

・前走毎日王冠1番人気
1-2-1-4】(連対率35.7%、複勝率50.0%)

・前走オールカマー1番人気
0-0-0-5

と、前走オールカマー組以外はどの組もまずまず良い傾向なんですが、中でも特に期待をしているのが…
札幌記念組宝塚記念組
です。

両組ともに1頭ずつ着外の馬が出てきているんですが、どちらも4着と、データとしては該当馬全馬が4着以内という非常に良い傾向となっていましたので、ここを信じて勝負したいと思います。


天皇賞 2017 秋 予想

ということで、軸馬と対抗馬1頭目は合わせて。キタサンブラックヤマカツエースです。
上記で挙げた通り…
キタサンブラックは、前走宝塚記念1番人気1-1-0-1】(着外は4着)
ヤマカツエースは、前走札幌記念1番人気2-0-1-1】(着外は4着)
という傾向。

該当馬が少ないのでいずれは崩れる可能性もあるでしょうが、2頭いればどちらかは4着以上の着順を期待できるのではないかとみています。


キタサンブラックは、前走宝塚記念では人気を裏切る結果となりましたが、昨年も勝てなかったレースですし、G1が連続で続いていた疲労もあったと思います。しっかりと休みを取った今回はプラスになるとみています。

能力は最上位ですし、どれだけ自分の走りができるか次第。逃げたい馬もそこまでいませんし、枠も良いところに入れたと思いますので、スタートさえしっかりとこなすことができれば、好位にはすっと取りつけるでしょうから、これまでの通りの強い走りを見せてくれると期待しています。


ヤマカツエースは、昨年この天皇賞秋で15着と大敗していますが、悪い成績が続いていた低迷時のものでしたので度外視。その後金鯱賞で久しぶりの勝利を上げてからは4着→1着→3着→3着と、確実に不調を抜け出しました。

実績は他の馬たちには劣るものの、近走はG1でも上位争いに加われていますし、充実した現在の状態であれば、ここでも力は通用するとみています。




この2頭と合わせていきたいのが、サトノアラジンG人気ブログランキング(※マカヒキでした)。
こちらは毎年のように馬券に絡んできている前走毎日王冠組から選んでいきました。該当馬も多いのでここが一番悩みましたが、枠順や前走内容からこの2頭に注目しました。


サトノアラジンは、不調な6歳馬・距離適正というところで不安もありますが、国内の2000m戦では【2-0-1-0】で着外なし。また、7枠・8枠の外に入った時は【6-2-0-1】(着外の1回は菊花賞)で、この枠は大きくプラスに働きそう。

位置取りがあまり後ろ過ぎると厳しそうですが、末脚は素晴らしいものをもっていますので、スムーズな競馬ができれば、ここも1頭違う末脚で伸びてきてくれると期待しています。


G人気ブログランキング(※マカヒキでした)は、前走内容から注目した1頭。
前走は休み明けの影響もありますが、位置取りとして中途半端、外を回した3頭が上位を占める中、内をつく競馬と、様々噛み合わない形となりました。

また最後の直線では、ここと決めたところで前に行く馬が同じ方向に移動し塞がれる形。その後も良い末脚を使っていましたが、残り200m時点で再度進路を変更する形となり、ここから加速していくというところで、全然スムーズな競馬ができなかったように映りました。

スムーズに競馬ができなかったのは、鞍上の問題もあるとは思うので、同じ騎手というのは少し不安が残りますが、様々噛み合わない中でも、勝ち馬からはそこまで差のない競馬ができていましたので、今回一叩きされ良化が見込めるでしょうし、よりスムーズに競馬ができる可能性がある枠というところで、巻き返しを期待したい1頭とみています。


<天皇賞 秋 2017 予想>
◎軸馬:キタサンブラック
◯対抗馬1:ヤマカツエース
▲対抗馬2:サトノアラジン
△穴馬:G人気ブログランキング(※マカヒキでした)
☆流し:1、3、6、8、11、16、17、18番以外

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