天皇賞・秋のデータ展望です。

まずは出走予定馬を見ていきます。
馬名性齢負担
重量
騎手
アドマイヤデウス
牡458.0岩田
アンビシャス
牡356.0Mデムーロ
イスラボニータ
牡458.0蛯名
エイシンヒカリ
牡458.0武豊
カレンミロティック
セ758.0
クラレント
牡658.0田辺
サトノクラウン
牡356.0ルメール
ショウナンパンドラ
牝456.0池添
ステファノス
牡458.0戸崎圭
スピルバーグ
牡658.0北村宏
ダービーフィズ
牡558.0Cデムーロ
ダコール
牡758.0三浦
ディサイファ
牡658.0四位
トーセンスターダム
牡458.0
ペルーサ
牡858.0柴山
マイネルフロスト
牡458.0松岡
ヤマカツエース
牡356.0
ラストインパクト
牡558.0菱田
ラブリーデイ
牡558.0浜中
ワンアンドオンリー
牡458.0内田博
ヴァンセンヌ
牡658.0福永
※騎手は予定となります。

以上、21頭が登録されています。

除外対象は、ヤマカツエース(先週の富士ステークスに出走したので登録だけで回避でしょうね)、トーセンスターダムマイネルフロストの3頭となります。


出走予定馬を見渡してみて、気になった点は前走宝塚記念組が不在というところでしょうか。
この10年、前走宝塚記念組からは、2頭の勝利馬、4頭の2着馬、1頭の3着馬が出てきています。最大のステップレースである毎日王冠組に次いで、好相性の組という印象があります。その一つが今年は該当馬がいないということになりますので、毎日王冠組を除く、他路線組をどう見極めていくかが、この天皇賞 秋の予想のカギとなるかなと。1週間じっくり悩んでいきたいと思います。



本日は、先にも挙げた通り、この天皇賞 秋で、最大のステップレースである前走毎日王冠組について見ていきたいと思います。データは過去10年です。
■前走毎日王冠組
6-3-2-49(連対率15.0%、複勝率18.3%)

全体としての数字は低いですが、最も該当馬が多く、その分好走馬を最も出している組となります。


ではここからいくつかバラしていきます。まずは好走馬11頭が全馬が共通していた点から。
・前走6番人気以内
6-3-2-24(連対率25.7%、複勝率31.4%)

・前走7番人気以下
0-0-0-25(好走馬ナシ)

前走人気、前走6番人気以内というのが、この10年のひとつの線引ラインとなっています。



続いて、前走着順別に見ていきます。
・前走連対馬
4-2-2-8(連対率37.5%、複勝率50.0%)

・前走3着以下

2-1-0-41(連対率、複勝率共に、6.8%)

以上のように、連対馬が圧倒的に良い傾向となります。

ちなみに連対した16頭から以下を加えると…
・前走連対馬
・当日5番人気


上記2点を満たした該当馬は→4-1-2-4(連対率45.5%、複勝率63.6%)
と、わずかですが、数字が上がります。



続いて、前走3着以下だった該当馬をみていきます。
数字上は望みは薄そうですが、好走馬3頭にははっきりとしたいくつかの共通点がありました。その中でも、一気に絞り込みができるものとして、当日人気があります。以下の通りです。
・前走3着以下
・当日5番人気以内


上記2点を満たした該当馬は→2-1-0-3(連対率、複勝率共に50.0%)

複数該当馬がいれば、グッと好走を期待できる数字となりましたね。前走敗れてもなお、当日人気に支持される馬がいれば、チャンスが出てくるという傾向となっています。

その他、当日5番人気以内という共通点以外にも、
・前走5番人気以内
・前走上がり3Fタイム5位以内

といった共通点もありましたので、当日人気だけではなく、こういった点にも注意したいと考えています。

以上が、この10年、毎日王冠組の注目したい傾向となります。



ここまで見ていただけばある程度、察しがつくと思いますが、毎日王冠組は、以下の点でも大きく分けることができます。
・当日5番人気以内
6-2-2-7(連対率47.1%、複勝率共に58.8%)

・当日6番人気以下
0-1-0-42(連対率、複勝率共に2.3%)

と、当日人気するかしないかで傾向としてははっきりしたものが出ています。

唯一、当日6番人気以下から好走できたのは、2007年2着馬アグネスアーク。当日7番人気でしたが、アグネスアークは前走2着と好走していました。

この傾向が強く出れば、当日人気はとても大きな要因になりそうですね。どこを重視するのか、またじっくりと考えたいですね。



□毎日王冠組の該当馬
1着(1番人気):エイシンヒカリ
2着(4番人気):ディサイファ
3着(7番人気):イスラボニータ
5着(11番人気):トーセンスターダム
6着(2番人気):アンビシャス
7着(6番人気):ステファノス
8着(9番人気):クラレント
9着(3番人気):ヴァンセンヌ
10着(5番人気):スピルバーグ
※前走着順、人気も合わせて記載しています。

今回見ていったデータからは、連対馬であるエイシンヒカリディサイファは当日人気にもなるでしょうから、データ上は無視できない軸馬候補となりますね。ただ、正直なところでは、前走が終わった時点で、どちらも軽視していましたので、少し困ったなと(^ ^;)。。。脚質的にはディサイファなんですが、年齢的には少し不安が残りますね。その他の要素も含め、もう少し悩みたいと思います。


では最後に、その他3着以下だった該当馬たちの中で注目している穴馬候補を。
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に注目しています。

あまり着順的には良くありませんが、それでもしっかりと伸びていましたし、展開、位置取りが大きな敗因だと思いますので、巻き返しを期待したい1頭と考えています。

新参者ですが、応援の方、
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