七夕賞のデータ展望です。

前回はこのレースで多くの好走馬を出しているニジンスキー系内包馬について見ていきました。本日も引き続き、血統面です。

今回取り上げたい血統は…ロベルト系です。

ニジンスキー系に次いで注目したい血統は、本当はダンジグ系内包馬なんですが、今年該当馬がグランデスバルの1頭しかいませんので、その次ということで、今回はロベルト系に注目しています。

過去9年(中山開催を除く)の好走馬は…
2014年10番人気2着:ニューダイナスティ
2013年14番人気3着:タガノエルシコ
2012年7番人気3着:ミキノバンジョー
2009年2番人気3着:ホッコーパドゥシャ
計4頭。

ニューダイナスティ以外の3頭はニジンスキー系内包馬でもありますし、わずかな数しか好走馬は出ていませんが、ここ3年連続で穴馬の好走が見られる血統となります。

また、前回、近年ニジンスキー系内包馬が、該当馬が多い割にはあまり好走馬が出ていない印象があるという話をしましたが、過去9年の中で、ニジンスキー系内包馬とロベルト系内包馬の全体の複勝率を比較すると、そこまで差はありませんでした。

加えて、先週同じ舞台で行われたレースが2レースあり、その中で、ロベルト系内包馬が9番人気で5着、もう1レースでは12番人気で3着と好走馬が出ていました。今週は全国的に雨も降っていますので、先週と今週で少し傾向が変わってくる可能性もありますが、こういった流れを考えると、今年もこのロベルト系内包馬に注目してみるのもひとつではないかと考えています。



出走馬の中で、ロベルト系内包馬は…
アルフレード
グレンデスバル
ゼンノルジェロ
マデイラ
ユールシンギング

の5頭。

先に挙げたように、ニジンスキー系内包馬に次いで注目したいダンジグ系内包馬はグランデスバルの1頭しか該当馬がいませんが、ロベルト系内包馬は以上のように5頭該当馬がいます。過去3年の傾向、先週の傾向を考えれば、ニジンスキー系内包馬同様に、ここから1頭くらいは好走馬が出てきてくれるのではないかと考えています。またこの中で、当日人気になりそうなのは、重賞で連続して好走が続いているアルフレードくらいでしょうから、もしアルフレード以外の4頭から好走馬が出てきてくれれば、波乱を演出してくれるのではないかと期待しています。

この中で、脚質的面から注目している穴馬候補は、
E人気ブログランキング(※フラアンジェリコでした)。

近走は全くダメですが、前走はハイレベルな戦いで、前々走は距離が問題だったのではないかとみています。力自体が重賞に足りていない可能性もありますが、3着くらいなら…というところで、少しだけ期待したい穴馬候補と考えています。

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