スプリンターズステークスのデータ展望です。

本日は、該当馬が2頭以上出走となれば、最低1頭は好走馬が出てきている傾向について取り上げたいと思います。まずは過去の該当馬たちを挙げていきます。

※データは過去10年分(2014年新潟開催を除く)です。

スプリンターズステークス 2017 データ:2頭に1頭が好走する傾向

■2016年
2着2番人気):ミッキーアイル
9着(7番人気):レッツゴードンキ

■2015年
1着1番人気):ストレイトガール
10着(7番人気):ティーハーフ
13着(2番人気):ベルカント

■2011年

3着(7番人気):エーシンヴァーゴウ
6着(6番人気):フィフスペトル

■2010年
2着3番人気):キンシャサノキセキ
3着(7番人気):サンカルロ
13着(9番人気):ヘッドライナー

■2008年
7着(5番人気):カノヤザクラ

■2007年
1着3番人気):アストンマーチャン
3着(5番人気):アイルラヴァゲイン
4着(4番人気):キングストレイル

該当馬は以上14頭。


この14頭が共通した点は…
・前走と同斤量
・前走3番人気以内
・当日二桁人気馬(10番人気以上)を除く

の3点。

この3点を満たした該当馬は→2-2-3-7】(連対率28.6%、複勝率50.0%)の傾向。

連対馬に関しては当日人気馬からしか出てきていませんが、3着馬は当日7番人気の穴馬が好走。2008年は該当馬が1頭しかいなかったことも影響してか好走馬は出てこなかったものの、その他の年では最低1頭以上、好走馬が出てきている流れとなっています。



□該当馬
絞り込み要素の3つ目である当日人気は当日次第となりますが、その他2点を満たしている該当馬は…
ビッグアーサー
レッツゴードンキ
の2頭。

G1なので、前走と同斤量組の該当馬はそこまで多く出走しない中、今年は2頭が傾向を満たす可能性がありそう。

ビッグアーサーは海外遠征帰り+年明け初戦、レッツゴードンキは前走ヴィクトリアマイル以来と、一見すると、どちらも手が出しづらい臨戦過程となりますね。ただ、昨年の2着馬ミッキーアイルは前走高松宮記念(3月開催)から2着と好走。G1馬+取り上げたデータの該当馬というところは共通していますので、少し注意したいですね。

現時点で中心に加えるかは悩み中も、最終的にどちらか1頭にかけてみるのは面白いのではないかと注目しています。



最後に、今回名前の挙がった2頭は臨戦過程からは手が出しづらいですが、反対に、臨戦過程から気になっている穴馬候補を挙げたいと思います。
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(※ダンスディレクターでした)
です。

これまでの戦歴からは、この舞台での適性は怪しいんですが、前走の走りは良かったですし、一叩きされ良化があると想定すれば、臨戦過程は非常に良い印象を受けますので、注目したい穴馬候補の1頭とみています。


応援の方、よろしくお願い致します。