スプリンターズステークスのデータ展望です。

本日は、複勝率66.7%の好走データを取り上げたいと思います。昨年は、好走データの該当馬がいながらも好走馬は出てこなかったので、流れを考えれば今年はありそうかなと、単純ながらも注目しています。

まずは好走データの該当馬たちから挙げていきます。データは過去で10年(2014年新潟開催を除く)です。


スプリンターズステークス 2016 複勝率66.7%の好走データ

■2015年
13着(2番人気):ベルカント [前走:北九州記念 1着(2番人気)]

■2013年
2着2番人気):ハクサンムーン [前走:セントウルS 1着(2番人気)]

■2012年
1着2番人気):ロードカナロア [前走:セントウルS 2着(1番人気)]

■2011年
1着3番人気):カレンチャン [前走:キーンランドC 1着(1番人気)]
2着(9番人気):パドトロワ [前走:キーンランドC 3着(4番人気)]
3着(7番人気):エーシンヴァーゴウ [前走:セントウルS 1着(2番人気)]
11着(2番人気):ダッシャーゴーゴー [前走:セントウルS 3着(1番人気)]

■2010年
3着(7番人気):サンカルロ [前走:京成杯オータムH 5着(3番人気)]
5着(2番人気):ワンカラット [前走:キーンランドC 1着(2番人気)]

■2008年
1着1番人気):スリープレスナイト [前走:北九州記念 1着(1番人気)]
3着(6番人気):ビービーガルダン [前走:キーンランドC 2着(2番人気)]
7着(5番人気):カノヤザクラ [前走:セントウルS 1着(3番人気)]

※着順(当日人気):馬名 [前走レース 着順(人気)]の順で記載しています。

以上、12頭。


この12頭に共通した点は…
・4歳
・前走4番人気以内
・前走5着以内

の3点。

この3点を満たした該当馬は→3-2-3-4(連対率41.7%、複勝率66.7%)となります。


この好走データで注目したのは、4歳馬です。
過去10年(2014年新潟開催を除く)、4歳馬の全体成績は、3-2-3-11(連対率26.3%、複勝率42.1%)で、もともとからして数字は良いんですが、中でも、前走人気し、上位争いに加われていた馬からしか好走馬が出てきていない、そんな傾向となっています。

このデータの該当馬12頭中7頭は当日3番人気以内となりますので、比較的人気馬寄りのデータとなるんですが、実際の好走馬8頭中4頭は、当日6番人気以下から出てきています。今年の該当馬はおそらく人気にはならないでしょうから、妙味というところでは面白いのではないかと考えています。



登録馬の中で、4歳馬なのは…
アクティブミノル [前走:キーンランドC 10着(10番人気)]
レッツゴードンキ [前走:キーンランドC 3着(3番人気)]
の2頭。

前走人気し、前走上位に加われているというところでは、レッツゴードンキが該当馬となります。データの数字を考えれば、もう1頭くらい該当馬がいてくれれば心強かったのですが、こればっかりは致し方ないですね(●´ω`●)。


レッツゴードンキはここ2走、キーンランドカップで3着、函館スプリンターズステークスで3着と、安定した走りを見せています。どちらのレースも先行馬たちが上位を占める中、控える競馬から好走。先着馬はどちらも3歳馬たちで、斤量差があったことを考えれば、内容としては悪くなかったように思います。

今回は、より相手が強力になりますし、逃げることもある馬なので、ここ2走のように控える競馬にならないかもしれないですが、近走内容、そして今回取り上げた好走データを加味すれば、穴馬候補として期待したいところがありますね。

以上が、過去10年、複勝率66.7%の好走データとなります。



最後に、レッツゴードンキ同様、当日人気にならない中で、気になっている1頭を挙げたいと思います。
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(※ソルヴェイグでした)
です。

中山舞台は未知となりますが、これまでの走りからは坂があるコースは合いそうかなと考えています。
本日取り上げたような好走データを持っている訳ではないので、そこまで強気にはなれないですが、仮に好走となれば、1着か4着という自分勝手なイメージもありますので、軸馬候補の1頭として注目しています。

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